こんばんは。
外からヒグラシの声(音?)がきこえます。
9月の催しのお知らせです。
◎5月1日(水)〜14日(火) 『passione』展
掛井五郎さんの熱 × 小泊良さんの熱
ぶつかり合い、同調し合い、
熱い熱い熱が発せられる展覧会になればと思います。
掛井五郎さん
来年90歳になられる掛井五郎さんの作品からほとばしるパワーには驚きの連続。
静岡で生まれた掛井さんは、絵の上手だったお兄様の影響もあり、
東京藝術大学にて彫刻を学ばれました。
以降、70年近くずっとずっと精力的に創作を続けておられます。
錚々たる芸術家とともに日本のアート界を牽引してこられた大御所ともいえる方ですが、
謙虚でにこやかで自然体。
掛井さんのアトリエやご自宅には所せましと壁にも床にも多くのアートにあふれています。
ブロンズの彫刻や油彩画もさることながら、
菓子箱やトイレットペーパーの芯がユニークに変身した作品に目を奪われる。
壁にかかっている絵も、カレンダーの裏に描かれていたり、
暮らしの中にある身近なものが画材となるのです。
なんと以前私が手土産にお持ちしたものの外箱と包装紙がアートに化けてプレゼントされ、大感激!
掛井さんの手から生み出された全ての作品に、
大人たちがとっくの昔に失ってしまったピュアで生き生きとした情熱が息づく。
どの作品も今にも動き出してきそうな躍動感と迫力が感じられます。
そう、それらは”生”。
生きている、ナマである、内から何かが生まれ出る、
・・・そんな感覚をダイレクトに覚えます。
掛井さんは食欲旺盛なのだそう。
きっとそれもご自身の”生(元気)”の源となっているのでしょう。
今回、彫刻、版画、ドローイング、ブローチ、作品集など、
掛井五郎さんのあらゆる作品の一端を展開いたします。
2年前、五郎さんのご長男・隆夫さんが財団を立ち上げられ、
膨大な作品の管理や展示手配を。
初日は隆夫さんが在廊され、お父様のことなどのお話を伺えますので、ぜひおいでくださいませ。
在廊日:1日(日)
小泊良さん
静岡出身、沖縄在住の小泊良さん。
年々活躍の場を広げ、いまや国内外でひっぱりだこの小泊さん。
その人気の理由を私なりに分析すると・・・・・。
絶妙な絵のテンポとバランスと間、造形美、潔いシンプルな線、
コッテリしているけど後味よし、器としての安定感、色彩、
・・・・・と、作為のない作為が、私たちのカラダに心地よくスッと入ってくるのだと考えます。
小泊さんはいつ会ってもテンションが平らだ。
でも内に秘めたる熱いものが感じられる。
発表の場がものすごい勢いで増えてきているのに比例して、
それぞれの展覧会で必ず出される新作も増えます。
絶えず新しいものを作りたいという小泊さんから常にフツフツと湧き上がってくる何か。
アイデアなのか経験なのか元々持ち合わせた能力なのか・・・・・。
もちろんそれらもあるのでしょうが、そもそも器に絵を描き始めたきっかけは、お子さんの絵本だそう。
子ども向けの明解で単純な絵が、小泊さんの手にかかるとたちまちクールな魅力に昇華する。
アトリエに行った際、出されたお茶とお菓子。
カップは小泊さん作、小皿は息子さん作。
息子さんの皿は何の違和感もなく、そこに描かれた絵は確かに小泊イズムでした。
二人の絵は、独自の空気を放っていて互いに溶け合っていることを目の当たりにし興味深く見入ったのでした。
テンでは3回めの小泊展。
今回はどんなおもしろいものが見られるのか楽しみでしかたがありません。
在廊日:1日(日)
◎9月3日(火) 10:00〜12:00
9月7日(土) 10:00〜12:00 『大人の書の会』vol.55
小筆で書く日常の書を習う講座。
きれいなだけではない、人柄を感じさせる、品のよさを感じさせる、
そんな“大人の字”を学びましょう。
講師:西尾修一さん
会費:2500円
要予約
◎9月6日(金)10:00〜12:00 『楽々日本史(近・現代史)の会』vol.37
大人の教養として、もう一度日本史を学んでみませんか。
今と未来を意識した日本史の講義。
今回のテーマは、
”文明開化から自由民権運動へ”
知の広がり、生活の西洋化、そして民権意識の高まりへ。
講師:齋藤永良さん
会費:1500円
要予約
◎9月11日(水) 9:30〜11:45 『薬膳料理教室の会』vol.54
薬膳は、中医学に基づき、生薬を使ったものだけではなく、
選んだ穀物・野菜・肉・魚・乳製品等を材料として料理。
心身ともに健康、病気の予防、回復、保健を目的とした食事。
ひいてはアンチエイジングにつながります。
薬膳のエキスパート・田村直美さんによる料理のデモンストレーションと講義の後、
台湾茶とともに試食します。
今回のテーマは”夏に消耗した体力、気力を補う薬膳”。
厳しい残暑が続きます。
猛暑で消耗した体力、気力が戻らないでいると、
胃腸機能の低下、身体のだるさが取れない、すぐに風邪をひく、
など秋に影響を及ぼします。
来る秋を健やかに迎えるべく、身体を整えるお料理をご紹介いたします。
毎回、充実と満足の内容の薬膳料理教室、
ためになる情報がたくさんで、しかも美味しい。
ぜひご参加くださいね。
講師:田村直美さん
会費:4000円
要予約
◎9月4日(水) 9:00〜10:20(中級クラス)
10:30〜11:50(初級クラス) 『からだで覚える英語の会』vol.38
”いざという時に堂々と話せる英語を楽しくカラダで覚えましょう”がコンセプト。
好奇心旺盛・チャレンジ精神旺盛な小川洋子さんの
長い海外生活での豊富なおもしろエピソードを題材に、
”読む・書く”英語から”聴く・話す”英語を体感しましょう。
ネイティブスピーカーならではの表現や使い方も教わります。
洋子さん専門のアロマ・呼吸法を取り入れ、リラックスしながら楽しいレッスンを!
毎回、一回完結の内容です。
単発でも連続でもご参加いただけます。
英語が全く苦手という方対象の初級クラス、
英語で日常会話をもっと流暢にという方対象の中級クラスの2クラス編成です。
講師:小川洋子さん
会費:2500円
定員:各会max6名
要予約→各会先着6名まで
◎9月1日(日)〜7日(土)
今月の月替わり期間限定カレーランチ は『季節の彩りカレー』
大多喜町の名店”蔵精”のシェフ・ばんちゃんの渾身のカレーが登場!
トマトはロースト、
玉ねぎはステーキでシャキシャキ感を残します。
ピーマンは網焼き、
茄子は蒸して、
人参は粗おろしで熟成酒粕と炒め煮。
それぞれの旨みを引き出し一皿にまとめられています。
水をほとんど使わず小麦粉も使っていませんので、
あっさりと食べやすく、素材の味がストレートに伝わります。
冷凍せずにご提供するので、具財の風味と食感が生きています。
テン初の冷たいカレーです!
付け合わせは『自然発酵オーガニック豆乳ヨーグルト』。
そのまま食べても美味しいですが、
カレーにかけるとマイルドながらも奥行のある味わいになります。
ラストオーダー:4時 (ただし、品切れ次第終了します)
1000円
ぜひお召し上がりくださいませ。
◎9月9日(月) 『kiredo kitchen』
世界各国の珍しい野菜を年間に約150種類を育てる農家kiredoのランチです。
栗田貴士さん自ら、自作の野菜を一番おいしく調理します。
12:00〜、13:30〜 各時間帯10〜15名
ご予約をいただいた方優先でお席を確保できますので、お決まりの方はご連絡をくださいね。
ランチセット(前菜・スープ・パスタ・コーヒー):1,500yen
◎9月12日(木)
『おむすびランチ・おむすびテイクアウト』
大好評”おむすび茶屋 さつき”さんの美味しい美味しいおむすびです。
宮下治子さんは、千葉県香取郡神崎にある酒蔵”寺田本家”に勤めながら地域の生産者さんたちと知り合っていきました。
2年前に独立し”さつき”を立ち上げました。
食をとおしての人生体験や様々な人々との出会いを通じて、
そして、田畑(大地)に触れ、料理は命そのものであり、
食べることの喜びと、食の産み出す無限の力を表現・追求していきたい。
そんな治子さんは、小さなキッチンカーでおむすびの出張販売、
旬の料理教室を営むようになりました。
治子さんのおむすびは、
太陽・大地・海の恵みが、お米一粒一粒で結ばれ、まさに命のご馳走。
生産者さんたちが丹精込めて作った魚やおかかや手作りの具、
白米や玄米、お好みに応じてホッコリ結びます。
塩:自然海塩
海苔:有明産
味噌:こうざき自然塾の熟成発芽玄米麹味噌
酒粕:寺田本家の熟成酒粕
椎茸:西伊豆産の干し椎茸
昆布:こんぶ土居の真昆布
鰹節:タイコウの一本釣り鰹節
他具材:全て国内産、添加物を使わず手間ひまかけて作っています。
治子さんのおむすびをランチ@カフェで、
テイクアウトで ご提供いたします。
なお、いずれもご予約をいただいた方に優先して提供。
(当日の飛び込みだと食材不足でお断りすることもありますので、ご予約を!)
カフェでのランチは、
お好みのおむすび、漬物、吸物のセットで、おむすび代金+350yen
12:00〜、13:30〜で、定員が各10〜15名でご案内。
テイクアウトは、
お好みのおむすびをパックします。
テイクアウトのお受け取りは当日16:30まで。
予約方法は、以下の(白米 or 玄米)×具材の組み合わせ、
各々の個数をお選びください。
A:白米
B:玄米(プラス50yen)
a:鯖香熟漬→350yen(玄米+50yen)
越田商店の40年熟成漬汁に漬けた鯖は臭みがなく豊かな風味。さつき一番人気。
b:ツナマヨおくら→350yen(玄米+50yen)
自家製塩麹マヨネーズとオクラでとろ〜り、ノンオイルツナで軽やか。
c:梅しそ→300yen(玄米+50yen)
昔ながらの酸っぱさ、しょっぱさ。樽の中で3年熟成した梅干。
梅干を夏の香りのシソで包みます。
カフェでのお召し上がりの味噌汁と漬物のセットがおむすび+350円となります。
また、テイクアウトの6個入りの箱をご希望の方は50円いただきます。
予約例
カフェで食事(12:00〜)→ B×a×1個、B×d×1個
テイクアウト→ A×a×2個、B×c×1個、B×d×3個、・・・。受取予定時間も。
メールにてご連絡ください。
なお、必ず確認のメールを返信します。
返信がない場合は、再度メールかお電話をいただけますようお願いいたします。
◎『おばんざいランチ』
今回はお休みいたします。
ご興味のある催しにぜひおいでくださいませ。
ではでは。