こんにちは。
雲ひとつない青空が広がっています。
一番良い季節ですね。
ウチのモミジの葉はまだまだ青々としています。
これらが赤く染まる頃は寒くなっているのでしょうね。
今月の企画・『赤』展、会期終盤。
艶やかな赤、気品あふれる赤、温かみのある赤、鋭い赤、麗しい赤、
淡い赤、奥深い赤、優しい赤、ハッとする赤、冷酷な赤、元気になる赤、・・・
赤地径さん
著名な陶芸家であるお父様の健さんの創作の姿を見、その器で食事をして育ってきた赤地径さん。
金沢は文化の街。ことに工芸・やきものの街です。
子どもの頃からそんな環境にいた赤地さん、さほどやきものには関心もなく、大学文系に進学するも2年で中退。
その後、ブラブラしていたが、なんとなく九谷研修所で絵付けを主に学ぶ。
お父様と親交のあった大御所・伊藤慶二さんの勧めもあり、多治見市陶磁器意匠研究所に入所。
やきものの奥深さを知り新鮮な気持ちになるも、そこには絵付けをする人がおらず、かえって絵付けの面白さに気づく。
金沢に帰って父を改めて尊敬し自分もその道に進むことを決意。
人の役に立つもの→器→特に飯碗を作る人になろう! と、意欲的に現在に至ります。
赤地さんの作品には、九谷の赤絵に大きな魅力があります。
赤地さんは、視覚として元気になる華やかな赤という色を大切にしていると言います。
前田家の家紋の梅は加賀の象徴で、シンプルで美しく品のあるモチーフ。
赤地さんの作品には、そんな伝統の梅もモダンに描かれ、私たちの心を癒してくれます。
私の自宅では15年以上、赤地さんの飯碗を愛用し食洗器でガンガン洗うも欠けも割れもしない頑丈さ。
清潔感のあるツルツルの磁器の肌、手にスッとなじむサイズ感・重量感、飽きのこない絵柄、まさに秀逸な”用の器”。
今回、飯碗、鉢、皿、カップなど、バリエーション豊かに300点以上の作品を展開いたします。お楽しみに!
在廊日:3日(日)
フクイリハルさん
常に笑顔でアグレッシブなフクイリハルさん。
リハルさん主宰の”アトリエ・イド”の、ニット、かご、リネンなどのワークショップから派生したウェアや雑貨が続々と。
テンでも好評で何度か展開しているリネンウェアは、こだわりのリネンが特別に質の良い生地。
テクスチャがほどよくバルキーなため、見た目も寒々とせず真冬でも心地よく着られるのです。
従来のたっぷりキュロットやパンツに加え、ストンとそのままかぶって着るゆったりローブ、ベストもお目見え!
また、今回テンでの秋の企画で初登場のニットフェルトとニット作品。
編地を縮絨(フェルト化)させるという工程を経るニットフェルトは、その特質”張り”と”保温性”が特徴。
それを最も発揮できるティーコゼを発表したところ、かぶろうとする人が続出したことから、帽子が誕生したそう。
そして、ニットフェルトで出た端糸を利用して作られた『しましまニット』。
手回しのドイツの輪編み器を使って編み上げたえりまきは二つと同じものはありません。
首に一巻きすることで形がキマるデザイン。
リハル作品は、着心地、素材感、ボリュームやシルエットにいろいろな工夫がなされています。
素材はリネン、ニット、ニットフェルトといろいろですが、今展のテーマの赤に注目してみてください。
鮮やかな赤も、素材や糸によってニュアンスが違い、コーディネートのアクセントに。
なぜか秋になると赤が気になります。ぜひご自身のアレンジをお楽しみくださいね。
在廊日:1日(金)・6日(水)・8日(金)・13日(水)
今日は、赤地さんの舟形皿をご紹介します。
スッキリ長細い舟形の皿は、料理を盛り付けるとちょっと格が上がる気がしませんか。
色鮮やかな上絵が一層華やかにしてくれます。
丸い皿や碗などの中に舟形の器があるとコーディネートにアクセントが出てよいですね。
6600yen
昨日、ラファエルナバスさんの来年のカレンダーが届きました!
2年に一度のお楽しみです!
数字は書かれているけれど、ほとんどカレンダーの機能性なし。(苦笑)
でも、ラファワールドをリーズナブルに楽しめるアイテム。
ポスターとして額装して壁に掛ければ立派なアートです♪
印刷面に、ラファさんがパパっとラフに描き込んでいるので、それぞれ一点モノです。
限定10部。ご希望の方はお早めにどうぞ!
3800yen
今月の月替わり期間限定カレーランチ は『ワタリガニとズッキーニのカレー』
”ホキ美術館”併設のイタリアンレストラン”はなう”のシェフ・小島祥さんによるスペシャルカレー。
トマトベースのソースに14種類のスパイスとハーブ。
カニだけではなく魚介のダシも追加されています。
素揚げしたズッキーニを加えて香ばしさもアップ。
付け合わせは『スペルト小麦と野菜のサラダ』
スペルト小麦は、ヨーロッパで9000年も前から栽培されていた古代小麦の一種。
栄養価も高く美味。
独特の食感もお楽しみください。
ラストオーダー:4時 (ただし、品切れ次第終了します)
1000円
今回のカレーは10日までの予定でしたが、
たくさん作って納品していただいたので、本日のみ延長で提供いたします。
ワタリガニのカレー、最終チャンス。
ぜひお召し上がりくださいね。
そして、明日は、月イチカルチャー『薬膳料理教室の会』の日。
薬膳は、中医学に基づき、生薬を使ったものだけではなく、
選んだ穀物・野菜・肉・魚・乳製品等を材料として料理。
心身ともに健康、病気の予防、回復、保健を目的とした食事。
ひいてはアンチエイジングにつながります。
薬膳のエキスパート・田村直美さんによる料理のデモンストレーションと講義の後、
台湾茶とともに試食します。
今回のテーマは”動脈硬化を防いで脳梗塞・心筋梗塞を予防する薬膳”。
動脈硬化の危険因子となる肥満、高脂血症などの
予防、改善に役立つ生活習慣や薬膳を取り入れましょう。
毎回、充実と満足の内容の薬膳料理教室、
ためになる情報がたくさんで、しかも美味しい。
ぜひご参加くださいね。
講師:田村直美さん
会費:4000円
今回のテーマは、関心をお持ちの方が少なくないのでは?
食習慣やちょっとした知識で、予防ができるのはうれしいことです。
参加ご希望の方は、本日17時までにご連絡くださいね。
さて、昨日の『おばんざいランチ』の報告です。
喜屋武小夜子さんと小川洋子さんのユニット”teamBB”によるお料理。
現在80歳以上の人たちが昔当たり前のように作っていた日本の伝統食を
小夜子さんと洋子さんが丁寧に正直に作ったものを食べていただくことで伝承していこうというランチです。
献立のベースは”まごはやさしい”。
ま→豆
ご→ゴマ
は→わかめなど海藻
や→野菜
さ→魚、海老など
し→椎茸などキノコ
い→芋
一本釣りのカツオの漁獲量は今では全体の1%に満たないそうですが、
そのカツオの鰹節でとる出汁は一味も二味も違います。
また、旬の有機野菜や旬の確かな食材、
手作りや昔からの製法にこだわった発酵食品や発酵調味料を使います。
素材が良さを活かしたシンプルな創作おばんざい料理です。
8か月ぶりのおばんざいランチ、美味しかったです。
長いブランクがあるとは思えない、
いつもの和やかな雰囲気の楽しいランチでした。
『こんにゃくの落花生白和え』
『ひじき蓮根』
『柿と蕪の酢のもの』
『車麩の照り焼き』
『小松菜のしょうゆ糀和え』
『さつまいもとじゃがいもの粉ふきいも』
『黒豆のまぜごはん』
『いろいろなきのこみそ汁』
『ラディッシュのぬか漬』
お弁当
さて、明後日・14日(木)は、
『おむすびランチ・おむすびテイクアウト』の日です。
大好評”おむすび茶屋 さつき”さんの美味しい美味しいおむすびです。
宮下治子さんは、千葉県香取郡神崎にある酒蔵”寺田本家”に勤めながら地域の生産者さんたちと知り合っていきました。
2年前に独立し”さつき”を立ち上げました。
食をとおしての人生体験や様々な人々との出会いを通じて、
そして、田畑(大地)に触れ、料理は命そのものであり、
食べることの喜びと、食の産み出す無限の力を表現・追求していきたい。
そんな治子さんは、小さなキッチンカーでおむすびの出張販売、
旬の料理教室を営むようになりました。
治子さんのおむすびは、
太陽・大地・海の恵みが、お米一粒一粒で結ばれ、まさに命のご馳走。
生産者さんたちが丹精込めて作った魚やおかかや手作りの具、
白米や玄米、お好みに応じてホッコリ結びます。
塩:自然海塩
海苔:有明産
味噌:こうざき自然塾の熟成発芽玄米麹味噌
酒粕:寺田本家の熟成酒粕
椎茸:西伊豆産の干し椎茸
昆布:こんぶ土居の真昆布
鰹節:タイコウの一本釣り鰹節
他具材:全て国内産、添加物を使わず手間ひまかけて作っています。
治子さんのおむすびをランチ@カフェで、
テイクアウトで ご提供いたします。
なお、いずれもご予約をいただいた方に優先して提供。
(当日の飛び込みだと食材不足でお断りすることもありますので、ご予約を!)
カフェでのランチは、
お好みのおむすび、漬物、吸物のセットで、おむすび代金+350yen
12:00〜、13:30〜で、定員が各10〜15名でご案内。
テイクアウトは、
お好みのおむすびをパックします。
テイクアウトのお受け取りは当日16:30まで。
予約方法は、以下の(白米 or 玄米)×具材の組み合わせ、
各々の個数をお選びください。
A:白米
B:玄米(プラス50yen)
a:鯖香熟漬→350yen(玄米+50yen)
越田商店の40年熟成漬汁に漬けた鯖は臭みがなく豊かな風味。さつき一番人気。
b:落花生の炊き込みごはん→350yen(白米のみ)
無農薬の千葉の落花生を皮のまま使って、昆布の出汁と塩だけでふっくらおこわ風に炊き上げます。
c:梅と紫蘇の実→300yen(玄米+50yen)
昔ながらの酸っぱさ、しょっぱさ。樽の中で3年熟成した梅干。
カフェでのお召し上がりの味噌汁と漬物のセットがおむすび+350円となります。
また、テイクアウトの6個入りの箱をご希望の方は50円いただきます。
予約例
カフェで食事(12:00〜)→ B×a×1個、B×d×1個
テイクアウト→ A×a×2個、B×c×1個、B×d×3個、・・・。受取予定時間も。
メールにてご連絡ください。
なお、必ず確認のメールを返信します。
返信がない場合は、再度メールかお電話をいただけますようお願いいたします。
今朝、足元にカマキリ発見。
触れないけど生きものは愛おしいです。
秋晴れの今日、ぜひお出かけくださいね。
ではでは。