2013.12.11 Wednesday
横道佑器さんと打ち合わせ@豊中
こんばんは。
今朝起きたら、母が炊き込みご飯と茶碗蒸しを作ってくれていました。
子どもの頃は、ユリ根とギンナンが大嫌いでしたが、
いつの間にか好きになっていました。
ってか、この歳になって、
上げ膳据え膳してもらってるのはいかがなものか・・・。(苦笑)
今回の帰阪の第一目的。
来月の企画展でお世話になる横道佑器さんのお宅に伺いました。
訪ねるのは2回め。
私の自宅からタクシーで3メーターくらいで到着。
佑器さん、佑器さんのお母さま、私は、
同じ高校の同窓生なのです。
そもそもは私の同級生のIちゃんから
「先輩の息子さんがおもしろいのを作っているよ。」
と教えてもらったことが、ご縁の始まり。
初めて見た、斬新で独創的な編みぐるみパペット。
一目で気に入ってしまいました。
そして、彼の秘められた才能を感じました。
これは同窓生だからとかのシガラミのお世辞では全くない、
本当にスゴいと思ったのです。
佑器さんが作家として活動し始めてまだ1年。
それまでに紆余曲折があり、
編みぐるみに出会ったことが転機。
コレ、人生初の編みぐるみ作品。
本を観ながら作ってみたのだそう。
そして、まもなく、
こんなものを作ってしまったのです。
一番右のカエルくんが、オリジナル第一作だそう。
野呂英作さんの毛糸が好きで
たくさんいろんなきれいな色の糸をストックしていました。
制作の過程を見たいと言ったら、
今つくりかけのパーツを持ってきてくれ、
編むところも見せてもらいました。
基本的な細編みで編み進めながら、
図面もなく感覚でカタチを作っていく。
パーツの造形や、配色、独特のキャラクター、
カラダのふくらみは綿を入れたりするのではなく、
編んだボールを詰めています。
これはこの人形が自分で座ったりするときに安定するため。
また、パペットなので、手を入れて手足やアタマを動かす時に、
手の甲にそのボールがあたる触感にも訴えます。
昨日、阪急に行ったのは、
“CREATORS ONLY ONE STORE”のコーナーで、
佑器さんの作品が展開されていたから。
個性の強い数名のクリエイターの作品の展開でした。
その中でも惹かれるものがいくつもありました。
幸い、そのディレクターの人とも話ができ、
もしかしたらギャラテンでも何かおもしろいことになるかも・・・♪
とにもかくにも、
みなさん、来年1月の企画展“生きとし生けるもの”、
ぜひとも観ていただきたいです!
総勢8人のオブジェやら絵やら、魅力大の作品が集まります!
さて、正午少し前に佑器さんのお宅を出て、
母と合流し、お昼ごはんに。
“そば紀行”へ。
タクシーの運転手さんもご存じだったので、
佑器さんの家の近所から3メーターで、すんなり目的地に到着。
この店情報、一昨日に引き続き
やはり料理研究家・林幸子さんネタなのです。
林さん、“江戸ソバリエ協会”の上層部メンバー。
林さんは、落語家・立川志の輔さんにも
自作の蕎麦をふるまわれることもあり。
今日、母と私で、
黒蕎麦(挽きぐるみ)、おろし白蕎麦(丸ぬき)、
そばがき、にしんの甘露煮を注文しシェアして美味しくいただきました。
豊中駅で母と別れ、
私は電車に乗って池田へ。
電車の同じ車両で、高校同級生のTくんにバッタリ会った。
「お茶行こか。」と言ってくれたけれど、
時間がなかったのでまたの機会にと別れた。
以前企画展でお世話になった“チプラスタヂオ”の千夏さんから教えてもらっていた
ギャラリー“家ie”に興味があり、行きたかったのです。
が、休業日でした。
調べていたつもりだったのに・・・。(泣)
それなら、Tくんとお茶したらよかった。
せっかく池田に来たのだから“小林一三記念館”に行こうか考えた。
結局、駅前の喫茶店でケーキセットを食べた。(なんでやねんっ。)
急いで実家に帰り、
荷造りして、空港に向かいチェックイン。
最近の伊丹空港の売店では、
吉本コーナーがどんどん縮小され寂しい。
で、“くまモン”、大阪にも出没しているのにびっくり。
手荷物検査を通って、
搭乗口の手前の靴磨きコーナー、
5分でできるとあったので、
人生初の靴磨き♪
今日、雨が降ったりやんだりで靴の汚れが気になっていた。
かなり高いところに腰かけ、
通る人通る人から見られるのがちょっとはずかしい。
「磨いてもらっているところを写真撮ってもいいですか?」と尋ねたら、
「どうぞどうぞ。でも、逆フラッシュでまぶしいですよ。」だって。(笑)
機内の席について睡魔に襲われる。
・・・が、イビキをかいてしまったら恥ずかしいので、
必死でガマンしましたが、後半ちょっと寝てしまった。
そして、羽田から土気までのリムジンバスでは爆睡。
そんなこんなで、無事帰宅いたしました。
おやすみなさい。