こんばんは。
お暑うございます。(汗)
早朝の羽田行きリムジンバスに乗り羽田~小松へ。
小松空港にお車で迎えに来てくださった
漆作家の山岸厚夫さんと奥さま。
山岸さんの漆の作品は、
私が初めて買った漆の器です。
今日は、福井の鯖江で制作されているアトリエに伺うアポを取っていたのです。
空港で初めてお会いしてから1分後には
親戚のおじさんに会ったかのように
とても気さくで親しみ深い優しいお人柄の山岸さんだとわかりました。
鯖江ICを出て一般道の表示看板に
“永平寺”とありました。
そう言えば、
荒井恵子さんがちょっと前に曹洞宗の禅寺の襖絵を発表したところで、
しきりに荒井さんが「永平寺にお礼参りに行きたい!」
と言っていたことを思い出した。
山岸さんに「“永平寺”ってあの有名な“永平寺”ですか?」と
アホな質問をしたら、なんとご厚意で連れて行ってくださった。
正直、小学生~高校生の頃、
歴史・地理に全く興味がなく大嫌いで、
知識は小学生レベルだ。
そのまま勉強もしないで、共通一次試験を受けたのだから無謀極まりない。
ちょうど一か月前は、三十三間堂に行き、
今回は無性に永平寺に行きたくなった。
とても感動しました。
心が洗われました。
私の中の邪心の15%くらいが吹っ飛びました。(たった15%かいっ!)
禅寺ということもあり、
何か静かに胸にせまってくるものがありました。
堂内は撮影可だったので、
たくさん写真を撮りました。
その一部をどうぞ。
多くの修行僧の人たちが
凛としてキビキビと動いておられました。
建物から佇まいから風景から僧の動きから
本当によいものを体感したと思いました。
一番最後に、宝物殿があり、
そこで企画展として芹沢銈介さんの僧の作品の展示も圧巻。
一番奥に、達磨大師の木彫にいたく心を打たれました。
影響されやすい私は
感動のあまり、永平寺の売店で1万円ほど使ってしまった。(苦笑)
このDVD、早く観たい!
永平寺の近くにある店で
蕎麦をご馳走になりました。
越前と言えばカニ、いやいや蕎麦ですね。
2種類いただきました。美味しかった。
そこから車で30分ほどで
山岸さんのアトリエに到着。
山岸さんには今年の10月に展覧会でお世話になるため、
打ち合わせに行ったのですが、
山岸さんのところで撮った写真、これだけ。(苦笑)
山岸さんって、とても温かい方です。
今までは作品しか知りませんでしたが、
今日お会いし約6時間ほどご一緒させていただく間に
大好きになりました。
会期の初日には在廊してくださる予定なので、
彼の人となりに触れていただきたいと思います。
鯖江駅から金沢行きの特急列車出発2分前に
改札を入る。
これまた山岸さんに急いで送っていただく。
6時5分前に金沢に到着し、
そこからタクシーに乗って
6時に予約していた“一献”へ。
こちらは、月イチランチでお世話になっている
kiredoの栗田さんに教えてもらったお店です。
栗田さんは、独立する前に、
金沢の中野さんという女性の畑で弟子になり、
その後、千葉・八街の浅野さんの弟子になった経緯がありますが、
コチラのお店では中野さんの野菜もいただけました。
カウンター8席だけの小さいお店ですが、
お料理もサービスもすばらしかったです。
実は、出張は明日から行く予定だったのですが、
明日の夜は、満席で予約がとれなかったので、
一日前倒しにしたのです。(食ありきです!)
撮影許可が出たので
撮らせていただきました。
美味しかった。
酔っ払った。
このお店から最も近いホテルをとったので、
歩いて2分。
チェックインして、15分仮眠して、
屋上大浴場で風呂に入って、
今書いています。
あっ、日付が変わってしまう。
おやすみなさい。
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