こんにちは。
またまた暑さがぶり返してきました(汗)。
ヤブランが弱々しく咲いていました。
暑いのは植物も辛いでしょう。
まだまだ残暑厳しいこの時季、
陶器×ガラス器×版画の3人展にて、モダンで清々しい作品をご紹介します。
9月1日(日)~14日(土) 12:00~16:00
木村容二郎
大阪出身、沖縄在住の木村容二郎さん。
沖縄県立芸術大学で工芸を専攻、大学院修了。
幾何学模様に切り取った紙でマスキングし、ポップな意匠の絵柄が魅力。
最近では、薪窯で焼成することにより、渋さが加わり”深ポップ”に。
また、粉引き等の無地の作品の制作を再開。
ますます眼が離せない容二郎さんの器をお楽しみください。
作家在廊日:1日(日)
山口未来
東京出身、東京在住の山口未来さん。
文学を学ぶために仏・ブルゴーニュに留学するもシックリこず、
そこで出会ったガラスに興味が湧き、ガラス産地のアルザスの学校に入る。
バカラやラリックの職人を養成するこの学校で技術を深め、
卒業後3年間、ガラス器制作の仕事をしていたが、突如、江戸切子に惹かれ帰国。
小林英夫氏に師事、5年後独立。
ミキさんの作品は、シンプルなモチーフが刻まれたシンプルなフォルムでモダン。
使い勝手がよく、耐熱のシリーズもあり、食卓に上がることも多くなりそうです。
作家在廊日:1日(日)
川名晶子
東京出身、東京在住の川名晶子さん。
武蔵野美術短大、桑沢デザイン研究所でグラフィックデザインを専攻。
テンでは、昨年の鍋展で鍋つかみを出展していただいたのが最初。
染めの図案のような単純明快なモチーフが施されていましたが、
今回の版画やドローイングなどの作品にも いかんなく発揮。
抽象化されているからこその奥深さ、佇まいに心惹かれます。
作家在廊日:5日(木)
昨日の午前中に行った”石けんづくり”のワークショップのご報告です。
7月の”リップクリーム・ボディクリームづくりのWS”の時にもお世話になった平瀬真由さんによる石けんづくり。
前回のWSに参加された方のほとんどが今回も石けんづくりを楽しまれました。
石けんの主な原料は、ココナッツオイルやパームオイル、動物性の油脂、苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)などのアルカリと水分。
アルカリと油脂が混ざり合うと脂肪酸ナトリウムとグリセリンに変化して、
鹸化という反応が進み固まり、固形石けんとなります。
鹸化法には加熱しながら作る方法もありますが、今回は”コールドプロセス製法”で行いました。
加熱せずに反応熱だけで鹸化するこの方法は、
低温で作るため素材の天然成分が壊れにくく石けん内に残せるのが特長。
作りたてはアルカリ濃度が高く、肌への刺激が強く、
ここから一か月以上アルカリ度を低下させるべく熟成させます。
固形石けんは、アルカリ性で酸性の皮脂や汚れと混ざり中和され洗い流されるので、
洗浄成分が残らず肌に負担がかかりにくい。
よって、皮膚科医が敏感肌の方に石けんで洗うことを進める一番の理由になっているそうです。
ウイルスなどの除菌効果も、合成界面活性剤を使っている洗顔フォームより石けんの方が100~1000倍大きいという研究結果も。
また、原料が天然油脂で作られているので、下水や川に流れても自然界のミネラルと結びつき、やがて1日で水と二酸化炭素に分解されます。
水中のミネラルと結びついてできる脂肪酸マグネシウムや脂肪酸カルシウム(石けんかす)は微生物の栄養源になり生態系に循環していく。
肌にも自然環境にも優しい石けんを!
今回は”寺田本家”さんの酒粕を”五人娘”のお酒でゆるめたものを使って石けんに!
発酵食品の酒粕には
シミの元となるメラニンの生成を抑えるコウジ酸やアルブチン、
保湿効果のあるアミノ酸、
肌を若く保つビタミンB群など多様な成分が含まれています。
石けんづくりでは、酒粕の成分のモチモチの泡を作る働きで滑らかな洗いあがりに。
さあ、つくりましょう!
<材料>
●ココナッツオイル
ヤシ科の植物油に含まれる中鎖脂肪酸は、酸化しにくく、洗浄力が高く硬く溶け崩れにくい。
●パームオイル
飽和脂肪酸が酸化しにくく熱に強い。きめ細かい泡立ちと保湿効果あり。
●ひまわりオイル
保湿・抗炎症作用、アンチエイジング効果あり。
●ひまし油(カスターオイル)
肌の新陳代謝の促進、浸透力の高さによる傷の回復や傷跡をきれいにする効果あり。
●酒粕
上記のとおり
●苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)
強いアルカリ性の劇薬。購入や取り扱い、要注意。
ココナッツオイル・パームオイルなどのハードオイルを湯煎で温め溶かし、ソフトオイルと合わせる。
酒粕を日本酒か水で溶いたペースト。オイルと混ぜる。
ここからブレンダーヘッドを使って手動で混ぜたり、ブレンダーをかけたり。
その塩梅が重要!
予め準備しておいた苛性ソーダ水を静かに注ぎながら、攪拌。
苛性ソーダは劇薬なので、取り扱いに要注意!
ちょうどよい粘度(ゆるいカスタードクリーム状)が出たタイミングで素早く型に流す。
匙などでカタチを作ったり整えたりし、蓋を閉める。
保温袋に。
このまま1~2日間、放置し固まるのを待つ。
寒い時季なら毛布を巻いたりして保温。
こちらは数日前に作られたサンプル。
固まった石けんを型から出す。
この状態では、まだアルカリ性pHが高く、素手で触ると手荒れするので注意。
カットし、風通しのよい涼しい場所に置いて、
pHを弱酸性に下げるため、1.5~2か月の乾燥と熟成期間を設ける。
熟成期間終了後、ラップなどに一つずつ包み保管。
今回はパウンドケーキのような型を使用したが、
いろいろな型や精油で香りづけをして楽しむことができます。
フレブルの型で作った石けんをいただきました♡
マユさんのご主人・Tさん、この日はお仕事の休暇を取り、WSの進行のお手伝いに。
いつもお宅で石けんづくりを観察し工程を熟知。
テキパキ・テキカクな名アシストぶりを発揮!
WS後は、いつもの”Cafe Rhythm”の伊藤さんのランチボックスをみなさんといただきました。
ただいま、通販をお受けしております。
お三人の通販ページは以下のとおりです。
木村容二郎さん→vol.1、vol.2
山口未来さん→☆
川名晶子さん→☆
通販をご利用いただく方へのお願い
◎基本的には、メールにてのお問い合わせでお願いいたします。
詳細についてのお問い合わせ等、お電話をいただいても対応いたします。
0475-78-3068
◎仮に同じ作品のお問い合わせがあった場合は、ご購入決定の旨をご連絡いただいたメールの先着順とします。
お問い合わせの時点ではキープしておりませんのでご了承願います。
◎メールの返信は、できれば即、遅くとも12時間以内にいたします。
たまに受信設定で届かないことがありますので、設定の変更、あるいは未着の旨のお電話をいただければ助かります。
◎メールでのお問い合わせは以下の内容をご記入ねがいます。
①ご氏名
②発送先の都道府県名
③携帯電話番号
④お問い合わせ内容
◎通販決定の際は、お支払い方法は、指定の銀行振り込みのみです。
ご入金確認次第、発送いたします。
なお、お取り置き後の店頭でのお支払いはクレジットカード(1万円以上)、paypay(1万円以上)等のご利用が可能です。
◎不良品でない限り基本的に返品を承りかねます。
じっくりご検討の上、お買い上げ願います。
いろいろなお問い合わせについては、
InstagramのDMではなく、
メール(omodan@kfa.biglobe.ne.jp)にてご連絡ねがいます。
そして、昨夜は友人たちと”イヤサカ”さんで楽しい食事。
今展のお二人の器を持ち込み、
数種のお蕎麦を含めアラカルトでいろんなお料理をたくさんいただき、
お腹パンパンになって帰宅。
昨夜使ってもらった器の一部を持ち帰り忘れ、
さきほど出勤時に立ち寄る。
なんと! できたてのだし巻玉子をいただく♪
店に来て、早速、切って盛りつけてみました。
昨年の企画展でお世話になった ヨ―ジローさんの奥さん・東恩納美架さんの器にも盛ってみました♪
昨夜、帰宅した時、玄関灯のところでヤモっちゃんとカナブンがおしゃべりしていた♪
楽しい週末をお過ごしくださいませ。
ではでは。
コメント