こんにちは。
昨夕からの強風はすごかったですね。
今朝もモワっとした生暖かい風が吹いています。
庭のリュウキュウオウバイが満開。
鮮やかな黄色が映えます。
今月の新企画『cheers!』展、7日め。
今展のタイトル”cheers!”は、「乾杯!」という意味の他に、
「おぉ!」「おぅ!」「おっす!」「ちぃーす!」と言ったカジュアルな挨拶に使われます。
小高善和さんの靴、doucattyの手染めの布。
作品⇔使い手の信頼(=モノの確かさ)に基づく親しみをテーマにしました。
小高善和さん
私の周りでは、小高さんが作る靴を愛用している人がどんどん増殖中。
なにより、私自身が1年のうち300日くらいは小高さんの靴を履いています。
ある日のテンの玄関に脱がれた靴のほとんどが小高靴ということもよくあるほどです。
外出時に知らない人から「それ、小高さんの靴ですよね。」と声を掛けられたという話もたまに耳にします。
どんなにヘビロテで使おうが、ソールばかりかアッパーの革部分のメンテナンスがなされ、
より愛着がわき、長く履き続けていくことができます。
小高さんの企画展はテンではおなじみとなり、毎年買い足されていく方も少なくありません。
そのことは、実直かつストイックによりよい靴づくりに邁進する小高さんが日々重ねてきた仕事の賜物なのでしょう。
小高さんのコメント
「実は靴をつくる途中で手が止まることが多いです。
履く人のことを考えてのことと、より良いものをつくりたいという気持ちから
常に何か良いアイデアを思いつかないか、もっとよくならないかと、
寝ても覚めても頭のどこかでシステムが起動している感じです。
gallery tenの企画展に参加するようになって変わったことは、
靴をつくる量がそれ以前に比べ圧倒的に増えたことです。
バックオーダーのプレッシャーが劇的に増えて変わったことで、
以前は手が止まり考えていたものが、今はつくりながら考えるようになりました。
同じ工程を繰り返すことで一つ一つの作業スピードは上がり、安定感もでますが、
もう一歩深いところの問題にたどり着き、それを解決し、さらに進む、というサイクルを繰り返し今があります。
また、つくりながら考えることで靴以外にも暮らしの中でもっとこうした方がよくなるのでは、と閃くこともあります。
『手が導いてくれる』という師匠の言葉を実感する日々です。
工房で靴づくりのワークショップをやりつつ、自分の作品づくりをする。
また、育児や地域の活動などの役割を果たしながら、少しでも長い時間を仕事に打ち込みたいと葛藤しつつ作品づくりをする。
これらのことは展覧会前後の忙しい時も同じスタンスで行っています。
時には相反する関係を受け止め、咀嚼し、生み出されたものが、今自分がつくっている靴です。」
今会期中、4日以外は在廊し、みなさまの靴づくりや足の悩みなどに対応いたします。
小高さんが、いつも気さくに誠実に接してくださるので、お気軽に声をおかけくださいね。
また、過去にお買いいただいた小高靴の修理やメンテナンスも承ります。
田原幸浩さんと琴子さん
沖縄県南城市で”捺染(なせん)”という技法でひとつひとつ手で布を染めています。
いつも朗らかなお二人が生み出す作品は、おおらかで躍動的で明るくて楽しくて鮮烈でポップで素朴でモダンで・・・
いろんな要素が沖縄の海のように溶け合い輝いています。
手仕事にはいろいろありますが、作者の息遣いまで感じられるような作品を、
私たちが常に肌に触れて使えるということ。
それはたまらなく愛着を覚える体験で、味気ないのっぺりとした工業製品を使うのとは大きく違う感覚だと思います。
手ぬぐいやストールの斬新な絵柄やカラーが、使う人の気分を和ませたりテンションアップさせたりしてくれます。
田原夫妻のコメント
「自分たちの手で作ること。
楽しく作れること。
作りながら考えること。
考えた時にドキドキすること。
自分たちのスタイルで作ること。
手に取ってくれた人に伝わること。
作ったものが、誰かの生活とともにあること。
自分がほしいものを作ること。
doucattyを立ち上げてから、11年間そう作ってきました。
これからもずっと作っていく人生であるはず。
気持ちいい素材にカラフルな色をしみこませて、今日も作っています。」
小高さん、会期営業日は全日在廊予定です。
靴や足のお悩み相談など、また、小高さんの人となりに触れに、ぜひおいでくださいね。
今日はdoucattyの手ぬぐいをご紹介します。
doucattyの絶大な魅力の染めの手ぬぐいです!
一昨日に引き続き、私の独断ベスト6~10を発表します。
第六位 『ダンゴクロス』
第七位 『沖縄すば』 “そば”のことを”すば”って言うのですね~。
第八位 『ダンス猫』
第九位 『クロス』
第十位 『アカジンミーバイ』 魚の名前だそうです。
4月1日(日)~8日(日)
月替わり期間限定カレーランチ 『恋する豚と豆類のトマトカレー』
イタリアンレストラン”オステリア・ティモーネ”のシェフ・黒水洋さんによるオリジナルカレー。
香取市の在田農場で飼育されている”恋する豚”。
その肩肉と豆類をじっくりと煮込んだラグーをベースにしたイタリアン風のカレー。
付け合わせは自家製の野菜のピクルス。
ラストオーダー:4時 (ただし、品切れ次第終了します)
1000円
今回のカレーの提供は明日までです!
ぜひお召し上がりくださいませ。
ただいま、月イチカルチャー『大人の書の会』のレッスン中です。
小筆で書く日常の書を習う講座。
きれいなだけではない、人柄を感じさせる、品のよさを感じさせる、
そんな“大人の字”を学びましょう。
来月の書の会は、
5月2日(水)と5日(土)を予定しております。
いつもは火曜と土曜の2クラスですが、
来月のみ火曜のクラスはなく、2日の水曜になりますのでお間違えになりませんように。
さてさて、来週13日(金)は、
『おむすびランチ・おむすびテイクアウト』の日です。
大好評”おむすび茶屋 さつき”さんがまたまた登場!
ほぼレギュラーランチになりつつあります♪
宮下治子さんは、千葉県香取郡神崎にある酒蔵”寺田本家”に勤めながら地域の生産者さんたちと知り合っていきました。
2年前に独立し”さつき”を立ち上げました。
食をとおしての人生体験や様々な人々との出会いを通じて、
そして、田畑(大地)に触れ、料理は命そのものであり、
食べることの喜びと、食の産み出す無限の力を表現・追求していきたい。
そんな治子さんは、小さなキッチンカーでおむすびの出張販売、
旬の料理教室を営むようになりました。
治子さんのおむすびは、
太陽・大地・海の恵みが、お米一粒一粒で結ばれ、まさに命のご馳走。
生産者さんたちが丹精込めて作った魚やおかかや手作りの具、
白米や玄米、お好みに応じてホッコリ結びます。
塩:自然海塩
海苔:有明産
味噌:こうざき自然塾の熟成発芽玄米麹味噌
酒粕:寺田本家の熟成酒粕
椎茸:西伊豆産の干し椎茸
昆布:こんぶ土居の真昆布
鰹節:タイコウの一本釣り鰹節
他具材:全て国内産、添加物を使わず手間ひまかけて作っています。
13日(金)、
治子さんのおむすびをランチ@カフェで、
テイクアウトで ご提供いたします。
なお、いずれもご予約をいただいた方に優先して提供。
(当日の飛び込みだと食材不足でお断りすることもありますので、ご予約を!)
カフェでのランチは、
お好みのおむすび、漬物、吸物のセットで、おむすび代金+300yen
12:00~、13:30~で、定員が各10~15名でご案内。
テイクアウトは、
お好みのおむすびをパックします。
テイクアウトのお受け取りは当日16:30まで。
予約方法は、以下の(白米 or 玄米)×具材の組み合わせ、
各々の個数をお選びください。
A:白米
B:玄米(プラス50yen)
a:鯖香熟漬→350yen(玄米+50yen)
越田商店の40年熟成漬汁に漬けた鯖は臭みがなく豊かな風味。さつき一番人気。
b:おかか→300yen(玄米+50yen)カマンベールチーズトッピング+50yen
一本釣りの鰹ならではの香りと旨みをお楽しみください。
c:凛→300yen(玄米+50yen)
ピリリっ!青唐辛子と真昆布の佃煮をアクセントに、ふんわり真昆布とろろ昆布で包みます。
d:梅ごま塩→300yen(玄米+50yen)
樽の中でゆっくり熟成された昔ながらの梅干しをごまの香りで包みます。
ランチセットでは
旬の食材の味噌汁と漬物のセットです。
予約例
カフェで食事(12:00~)→ B×a×1個、B×d×1個
テイクアウト→ A×a×2個、B×c×1個、B×d×3個、・・・。受取予定時間も。
メールにてご連絡ください。
なお、必ず確認のメールを返信します。
返信がない場合は、再度メールかお電話をいただけますようお願いいたします。
今日もみなさまのご来店をお待ちしております。
どうぞお出かけくださいませ。
楽しい週末をお過ごしください。
ではでは。
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