『型』展 増田良平さんの丼鉢 & ”シタール”の『バターチキンカレー』  & 明日『楽々日本史の会』 

 

 

こんにちは。

 

 

 

雨降りの多い3月ですね。

 

 

 

 

まずは、今、テンの店内にあるチューリップをご紹介します。

私は、可憐で楚々とした野の花が好きなのですが、

洋花ではチューリップが最も好きなもののひとつ。

自分の結婚式の時のブーケやテーブルの装花もチューリップにしました。

 

今回、”フルリール”さんから、3種類のチューリップが。

 

 

カウンターの上には『ラリベラ』。

作り物のようなツルんとした肌の朱赤の花びらが美しい。

 

 

 

 

ギャラリーには『ブラックヒーロー』

コロンとした八重、茄子紺の花がクールです。

 

 

 

 

和室には『ディズニーランドパリ』

花びらが乾いてきてヒュルっとなってきましたが、

なんともこの感じが好きです。

 

 

 

 

 

 

 

新企画『』展、7日め。

 

今回のテーマは”型”。

増田良平さんの型 × kata kataさんの型

呼応し合う二つの型をお楽しみください。

 

 

増田良平さん

 

豊かな原生林や海が広がる沖縄本島の北部”やんばる”という地域に

那覇近くから2年前に引っ越した増田良平さん。

そこには絶滅危惧種の希少で珍しい生き物がたくさんいて、のどかというよりは、ワイルドなイメージ。

その集落では行事や地域の役割など、都会では考えられないような密な繋がりと付き合いがある。

こうして、自分の作陶以外のやらなければならないことが激増して忙しくなり、

仕事の時間が限られてきたと言います。

また、お勤めする奥様やお子さんのために、毎日、掃除や食事づくりなど家事もこなす。

良平さんはもともとバリバリ仕事をしたいというタイプではなく、

かえって絶対的な”母性”を手に入れたような喜びを感じるのだそう。

今や、冷蔵庫の中の食材をうまく使いきってしまうとうれしいというほど料理がおもしろいのだとか。

そういう意味でも、食器を作るということに新たな魅力を感じて、

なんだかとても楽しそうなのです。

 

良平さんの絵付けは、細かく切り絵にした新聞紙に色土を塗り成形した土に転写し

周囲に色土を塗るという手のこんだもの。

筆で描いた方がずっと早いけれど、切紙の型の線や面が独特の絵柄を生む。

また、良平さんの絵の世界観がとてもユニーク。

描かれるモチーフは、やんばるに移ってきてから、

自然界の動植物が増えたのかと思いきや、ヒトが多くなったとのこと。

ここでは大海に出て大きな魚を捕ってくる人が一番偉い。

高齢の男性は、日焼けで顔はシワシワだけど、身体は筋骨隆々で元気で勇ましい。

作陶している良平さんのことを地元の人たちは、

嫁に働かせていつも粘土で遊んでいると思われているとか。

今までの既成概念を覆されるようなこの土地の住民たちに

驚きと畏敬の念を覚えずにはいられず、彼らへの関心が高いのでしょう。

”生きる”ことへのたくましさや価値観と向き合いながら、

良平さんの創作活動がこれからどんなふうに変化していくのか興味津々。

今回、良平ワールドのいろんなアイテムが勢ぞろいします。

お楽しみに!

 

 

kata kata さん

 

東京造形大学のテキスタイルデザイン科で同級生だった

松永武さんと高井知絵さんの夫婦ユニット”kata kata”。

二人は大学2年生の時にすでに”kata kata”を結成、

学祭でオリジナルの手ぬぐいを作って販売したところ、売れに売れた!

このことをきっかけに、型染めを仕事として生計を立てていくことを意識し始め、

卒業後独立して14年が経過、今に至ります。

 

染めのモチーフは、日々の暮らしの中でピンときたものを作ってみる。

そのもののカタチを長い時間をかけてどんなふうにしようか考えながら頭の中で遊ぶ。

絵にウソがないよう図鑑などで生態を調べつつ生っぽくならないよう、

自分たちの線になるようあれこれ発想してみる。

そこにストーリーがあるようにモチーフを組み立てる。

そのできた独創的な図案がなんともユニークで愛着がわくような温かみに満たされています。

思わず「カワイイ!」と口をついて出てしまいます。

 

今回、型染めだけではなくプリントの作品も展開。

後者は何でも描けるという自由度があり表現の幅も増えますが、

前者は型紙の図案がひとつながりになっていなければならない

(切れてバラバラにならないよう)という制約があります。

でも、そんなルールの中で頭を使って作るのが楽しいと言います。

型染めながら”型にはまらない”とでも言うのでしょうか。

お二人の染めの世界はパラダイスです!

 

昨年誕生したお子さん”虎丸”くん。

なんでも、それ以降、武さんは虎ばかり作っていると知絵さんが苦笑い。

そんな愛がまた新しい生き生きとしたモチーフを作り出すのでしょう。

 

 

 

 

今日は、増田良平さんの丼鉢をご紹介します。

ポッテリと厚みのある鉢。

料理を盛ったら、一見、地味な器ですが、

食べ進めていくうちに、少しずつ現れる絵柄が食事の楽しさを倍増させますね。

5940yen

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月1日(金)~10日(日) →9日(土)までの予定でしたが10日(日)まで延長します!  

月替わり期間限定カレーランチ 『バターチキンカレー』

 

今回は、カレーの名店・”シタール”さんの一番人気カレーです。

 

バターチキンカレーを出すカレー店は多いですが、

シタールさんのコレは特別美味しい!

 

香ばしく焼いたタンドリーチキンをトマトクリームベースのまろやかで濃厚なルーで煮込んであります。

辛さも控えめなので、お子様やお年寄りにも召し上がっていただけます。

 

しばしばテレビでも紹介されているシタールさん、

いつも行列必至。

オーナーシェフ・増田泰観さんとのご縁で、

テンで提供いたします。

そして、ただいま、お店を改装中で、仮店舗で営業されていますが、

晴れて3月7日にオープン!

さらにたくさんのお客様に美味しいカレーを提供していかれます。

 

付け合わせはアチャール。

インドの漬物、ピクルスです。

増田さん直伝のレシピに基づきオモダが心をこめてお作りしています。

 

ラストオーダー:4時 (ただし、品切れ次第終了します)
1000円

 

ぜひお召し上がりくださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、明日は、月イチカルチャー『楽々日本史(近・現代史)の会』の日です。

 

大人の教養として、もう一度日本史を学んでみませんか。
今と未来を意識した日本史の講義。
今回のテーマは、

”朝鮮との関係、新政への反動”

日本軍艦の朝鮮挑発、国内では士族の反乱。
講師:齋藤永良さん
会費:1500円 
 

参加ご希望の方は、本日17時までにご連絡くださいね。

 

 

 

 

 

 

 

今日もみなさまのご来店をお待ちしております。

 

 

ではでは。

 

 

 

 

 

 

 

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