6月の催しのおしらせ

 

 

こんばんは。

 

 

5月とは思えない暑い日が続いていますね。(汗)

 

 

 

 

 

 

 

6月の催しのお知らせです。

 

 

 

◎6月1日(土)~14日(金) 『nostalgia』展

 

自分が子どもの頃・・・

テレビで見た自分が生まれる少し前の頃・・・

歴史の本で知った太古の昔・・・

実体験の有無にかかわらず、どこか懐かしさが感じられる何か。

郷愁を覚えるような展覧会になればと企画しました。

 

 

井内素さん

 

京都で作陶されている井内素さん。

テンでは2回めの展覧会です。

縄文から須恵器までの釉薬をかけない土器が好きだという井内さん。

彼は、ロクロを挽かず手びねりで下から少しずつできあがっていくのが性にあっているとのこと。

通常の陶器が素焼きと本焼きの2回で仕上がるところを、さらに1~2回焼成します。

それにより、ボテっと厚化粧にならず表面がムラのないコーティングされた感じになりつつ土味を残す。

太古の昔の土器が現代の井内さんのフィルターを通して新に登場か!

 

ひとつの作品ができあがるまでに手数がかかるが、淡々とずっと工房で作業をする。

仕事をしながらBGMでロックを聴き、夜寝る前に小説を読み、週末にお酒を飲む。

制作を含め、1日中、好きなことをずっとしていると言う井内さんは幸せそうだ。

84歳の生涯を閉じるまでずっと好きな絵を描き続けた伊藤若冲。

井内さん、目指せ若冲!!!

 

作家在廊日:1日(土)

 

 

小野高峰さん

 

古物商を営む小野高峰さん。

テンの什器の多くは、小野さんから求めた明治~昭和中期のアジのある棚、餅板、真鍮ワゴンなど。

小野さんのモノのセレクトの決め手は、形でも色でも時代でもない。

あらゆるジャンルの古物を扱う中で、古いガラスは小野さんの最も好みのアイテムのうちの一つ。

作られた当時では最高の技術が、今ではそれらの精度の低さや不完全さとなる。

でも、その歪み、色味、質感、シワなどの不均一さにかえって味わい深さが感じられ、

量産されたものでも一つ一つ違うということが魅力だと言う。

 

美味しいものを食べに行くのが趣味の小野さん。

例えば鮨をにぎる大将の手から、モノをつくるパワーや生き様を見て、活力が出るのだそう。

そしてますます小野さんの審美眼に磨きがかかるのでしょう。

 

作家在廊日:1日(土)他

 

 

桐谷増子さん

 

テンでもお世話になっている版画家・さとうしのぶさんの版画教室に通い始めて22年という桐谷増子さん。

塗り重ねていくコテコテの油絵とは違い、ペタっとプレーンな銅版画の表面の感じがお好きだそう。

ペンや筆で絵を描くのではなく、版画だからこそ表現できるおもしろさがよいのだと。

モノトーンの作品をずっと作ってきた桐谷さん、最近ブルーが加わった。

しのぶさん曰く、

「桐谷さんのモノクロに独特の”キリヤブラック”があるように、

 桐谷さんしか出せない”キリヤブルー”があるのよねぇ。」と。

 

昔から美術館やギャラリーに出かけ、多くのアートに触れてきた桐谷さんの楽しみ方は、

有名とか超絶技巧とか関係なく、シンプルに好きか嫌いか。

桐谷さんの作品には、理屈もストーリーもない何かのカタチがある。

どこか郷愁に駆られるアナログな線や面に私は無条件に惹かれ、好きなのです。

 

作家在廊日:2日(日)・14日(金)

 

 

 

 

 

 

◎5月28日(火) 『ドレッセの会』

 

フレンチレストラン”merle(メルル)”のシェフ・山中学さんにより、

料理の盛り付けの楽しさやバリエーションを教わります。

同じ料理でも、

器の形状や色によってイメージが変わります。

ただそれだけではなく、セオリーなきセオリーあり!

その基本を押さえ、そこに自分のセンスを加味した盛り付けをすることで、

料理の見え方が格段によくなり、ひいては美味しさまでアップするかも。

ぜひご参加ください。

 

 

 

 

日時:5月28日(火) 11:00~14:00

会費:6500yen  キャンセル料:半額(2日前~前日)、全額(当日)

定員:max15名

 

講座内容:

ソースのひき方のパターン3種 × 食材の置き方パターン3種

それぞれを組み合わせながら、美しく器に盛るポイントとテクニックを

デモンストレーションと解説を交えてレッスン。

デモ後は、実際にお好きな器を選んで前菜を各々で盛り付けていただきます。

そして美味しい食事を♪

 

メニュー:
<前菜>ポッシェした温泉卵と錦爽どりのヴァプール

    ~ソースマヨネーズとオレンジのクーリー~

<メイン>コック オ ヴァン

     ハーブと新じゃが

 自家製パン

<デザート>柑橘風味のブランマンジェ

      Lemon poi "mitosaya"

コーヒー、紅茶

 

予約方法:メールにて(電話不可)以下の内容をご明記願います。

 

 ①代表者氏名

 ②代表者の携帯の電話番号

 ③予約人数

 ④来店手段 (ex. 電車、車、など)

 

ご予約受付中です。

参加ご希望の方は、お早めにご連絡くださいませ。

 

 

 

 

◎6月23日(日) 『房州うちわの会』

 

千葉が誇る”房州うちわ”。

”京うちわ”・”丸亀うちわ”に並ぶ日本三大うちわのひとつです。

 

↓ 左:京うちわ、 右:丸亀うちわ

 

 

『房州うちわ』は、房州(南房総)に自生する女竹を用い、

20以上の工程を経て作られるもの。

7年ほど前に友人からもらった房州うちわが知るきっかけでした。

一振り扇いだだけで柔らかく大きな風が来ることにスゴいなぁと感心していました。

南房総のいくつかある工房の中、唯一、国産の竹で制作している”うやま工房”。

伝統工芸士・宇山正男さんは昨年他界され、

娘さんのまゆみさんが引き継いでおられます。

 

房州うちわができあがるまでには、

気の遠くなるような多くの工程があります。

①竹選別

②皮むき

③磨き

④水つけ

⑤割竹(さきだけ)

⑥もみ

⑦穴あけ

⑧編竹

⑨柄詰

⑩弓削(すげ)

⑪下窓

⑫窓作り

⑬目拾い

⑭穂刈り

⑮焼き

⑯貼り

⑰断裁

⑱へり付

⑲下塗り

⑳上塗り

㉑仕上げ

 

今回、まゆみさんのご指導による、オリジナルの房州うちわのワークショップを行います。

上記の⑯からの工程です。

 

 

 

国産の竹はしなやかで、

中国産の竹は曲げるとポキっと折れてしまいます。

この国産の”しなり”が、扇いだときにフワっと大きな風がくる所以。

 

 

↓ 中国産の竹

 

 

日時:6月23日(日) 13:00~15:00

会費:3500円 

 複数作られる場合はその倍数の会費となります。

 ぜひご家族・ご友人とご参加くださいね。
受付〆切:6月14日(金)

ご注意:

 予め貼り地を工房にてカットします。

 ご希望の貼り地の布や紙がある方は14日までにご持参ください。

 布や紙の状態によっては使用できない場合もあります。

 テンで販売している手ぬぐいなどをお求めご使用いただいても結構です。

 貼り地の必要サイズは、手ぬぐいの4分の1の大きさです。

※今イベントに関連して、6月の『大人の書の会』の中で、和紙に書いた貼り地を作ります。

 ぜひトライしてみてくださいね。

 

 

 

 

 

◎6月4日(火) 10:00~12:00
 6月8日(土) 10:00~12:00 『大人の書の会』vol.52
小筆で書く日常の書を習う講座。
きれいなだけではない、人柄を感じさせる、品のよさを感じさせる、
そんな“大人の字”を学びましょう。

 

今回は、23日のイベント『房州うちわの会』に連動して、

うちわの貼り地として和紙に書くレッスンも加わります。

レギュラーメンバーの方も、単発でご参加の方もぜひお楽しみください。
講師:西尾修一さん
会費:2500円
要予約

 

 

 

 

 

◎6月7日(金)10:00~12:00 『楽々日本史(近・現代史)の会』vol.34

 

大人の教養として、もう一度日本史を学んでみませんか。
今と未来を意識した日本史の講義。
今回のテーマは、

”西南戦争と殖産興業”

西郷死して国栄える?
講師:齋藤永良さん
会費:1500円 
要予約

 

 

 

 

◎6月12日(水) 9:30~11:45 『薬膳料理教室の会』vol.52
薬膳は、中医学に基づき、生薬を使ったものだけではなく、
選んだ穀物・野菜・肉・魚・乳製品等を材料として料理。
心身ともに健康、病気の予防、回復、保健を目的とした食事。
ひいてはアンチエイジングにつながります。
薬膳のエキスパート・田村直美さんによる料理のデモンストレーションと講義の後、
台湾茶とともに試食します。
今回のテーマは“胃腸を整え身体の余分な水分を出して夏にバテない身体を作る薬膳”。

 

6月は梅雨の季節。

梅雨は、農作物を生み出し収穫する。

いわば万物の母でもあります。

五臓では”脾”という消化器系の総称と深く関係があり、

胃腸障害、むくみなどの症状が出やすい時期です。

 

胃腸を整え身体の余分な水分を出して夏にバテないお料理をご紹介いたします。

 

毎回、充実と満足の内容の薬膳料理教室、
ためになる情報がたくさんで、しかも美味しい。

ぜひご参加くださいね。
講師:田村直美さん
会費:4000円
要予約

 

 

 

 

 

◎6月14日(金)     9:00~10:20(中級クラス)
           10:30~11:50(初級クラス) 『からだで覚える英語の会』vol.35
”いざという時に堂々と話せる英語を楽しくカラダで覚えましょう”がコンセプト。
好奇心旺盛・チャレンジ精神旺盛な小川洋子さんの
長い海外生活での豊富なおもしろエピソードを題材に、
”読む・書く”英語から”聴く・話す”英語を体感しましょう。
ネイティブスピーカーならではの表現や使い方も教わります。
洋子さん専門のアロマ・呼吸法を取り入れ、リラックスしながら楽しいレッスンを!
毎回、一回完結の内容です。
単発でも連続でもご参加いただけます。
英語が全く苦手という方対象の初級クラス、
英語で日常会話をもっと流暢にという方対象の中級クラスの2クラス編成です。
講師:小川洋子さん
会費:2500円
定員:各会max6名
要予約→各会先着6名まで

 

 

 

 

 

◎6月1日~14日 (10日(月)・12日(水)・13日(木)は除く

『merle・山中学シェフのスペシャルランチ』

 

フレンチレストラン”merle(メルル)”のシェフ・山中学さんのスペシャルランチを提供。

上記の3日以外は、贅沢にも学さんが毎日テンのキッチンに立ちます♪

merle特製『つぎたしデミグラスの大きなお肉のビーフシチュー』登場!

 

ランチセット(前菜、メイン、パン、デザート、コーヒー):2500yen

 

12:00~、13:30~。各時間帯 10名

 

メールにてご予約ください。

 

後半の時間帯のご予約が多い場合は、前半の方に13:30でお席を譲っていただく場合があります。

また、ご予約のお客様を優先し、ご案内できない場合があります。

どうぞご了承くださいませ。

 

 

 

 

 

◎6月10日(月)

『kiredo kitchen』 

世界各国の珍しい野菜を年間に約150種類を育てる農家kiredoのランチです。

栗田貴士さん自ら、自作の野菜を一番おいしく調理します。

12:00~、13:30~ 各時間帯10~15名
ご予約をいただいた方優先でお席を確保できますので、お決まりの方はご連絡をくださいね。

 

ランチセット(前菜・スープ・パスタ・コーヒー):1,500円

 

 

 

 

 

◎6月13日(木) 

『おむすびランチ・おむすびテイクアウト』

 

大好評”おむすび茶屋 さつき”さんの美味しい美味しいおむすびです。

 

宮下治子さんは、千葉県香取郡神崎にある酒蔵”寺田本家”に勤めながら地域の生産者さんたちと知り合っていきました。

2年前に独立し”さつき”を立ち上げました。

食をとおしての人生体験や様々な人々との出会いを通じて、

そして、田畑(大地)に触れ、料理は命そのものであり、

食べることの喜びと、食の産み出す無限の力を表現・追求していきたい。

そんな治子さんは、小さなキッチンカーでおむすびの出張販売、

旬の料理教室を営むようになりました。

 

治子さんのおむすびは、

太陽・大地・海の恵みが、お米一粒一粒で結ばれ、まさに命のご馳走。

生産者さんたちが丹精込めて作った魚やおかかや手作りの具、

白米や玄米、お好みに応じてホッコリ結びます。

 

米:藤崎農場の無農薬玄米、こうざき自然塾の減農薬白米。

塩:自然海塩

海苔:有明産

味噌:こうざき自然塾の熟成発芽玄米麹味噌

酒粕:寺田本家の熟成酒粕

椎茸:西伊豆産の干し椎茸

昆布:こんぶ土居の真昆布

鰹節:タイコウの一本釣り鰹節

他具材:全て国内産、添加物を使わず手間ひまかけて作っています。

 

 

治子さんのおむすびをランチ@カフェで、

テイクアウトで ご提供いたします。

なお、いずれもご予約をいただいた方に優先して提供。

(当日の飛び込みだと食材不足でお断りすることもありますので、ご予約を!)

 

カフェでのランチは、

お好みのおむすび、漬物、吸物のセットで、おむすび代金+350yen

12:00~、13:30~で、定員が各10~15名でご案内。

 

テイクアウトは、

お好みのおむすびをパックします。

テイクアウトのお受け取りは当日16:30まで。

 

予約方法は、以下の(白米 or 玄米)×具材の組み合わせ、

各々の個数をお選びください。

 

A:白米

B:玄米(プラス50yen)

 

a:鯖香熟漬→350yen(玄米+50yen)

      越田商店の40年熟成漬汁に漬けた鯖は臭みがなく豊かな風味。さつき一番人気。

b:肉味噌→350yen(玄米+50yen)

  熟成発が玄米麹味噌を使い、コクあり。

c:梅干し粕漬けとゆかり→300yen(玄米+50yen)

  昔ながらの酸っぱさ、しょっぱさ。樽の中で3年熟成した梅干。

  梅干をゆかりの香りで包みます。

 

カフェでのお召し上がりの味噌汁と漬物のセットがおむすび+350円となります。

また、テイクアウトの6個入りの箱をご希望の方は50円いただきます。

 

 

予約例

カフェで食事(12:00~)→ B×a×1個、B×d×1個

テイクアウト→ A×a×2個、B×c×1個、B×d×3個、・・・。受取予定時間も。

 

メールにてご連絡ください。

なお、必ず確認のメールを返信します。

返信がない場合は、再度メールかお電話をいただけますようお願いいたします。

 

 

 

 

◎『カレーランチ』『おばんざいランチ』 

 今回はお休みいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

ご興味のある催しにぜひおいでくださいませ。

 

 

ではでは。

 

 

 

 

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