『nostalgia』展 小野高峰さんのリキュールグラス & ”merle”山中学シェフの『ビーフシチューランチ』 & 明日『楽々日本史の会

 

 

こんにちは。

 

 

今日は暑い一日になりそうです。(汗)

出勤と同時にエアコンオン。

 

 

 

ナンテンの白い花のツボミが膨らんできました♪

 

 

 

 

 

新企画『nostalgia』展、6日め。

 

自分が子どもの頃・・・

テレビで見た自分が生まれる少し前の頃・・・

歴史の本で知った太古の昔・・・

実体験の有無にかかわらず、どこか懐かしさが感じられる何か。

郷愁を覚えるような展覧会になればと企画しました。

 

 

井内素さん

 

京都で作陶されている井内素

テンでは2回めの展覧会です。

縄文から須恵器までの釉薬をかけない土器が好きだという井内さん。

彼は、ロクロを挽かず手びねりで下から少しずつできあがっていくのが性にあっているとのこと。

通常の陶器が素焼きと本焼きの2回で仕上がるところを、さらに1~2回焼成します。

それにより、ボテっと厚化粧にならず表面がムラのないコーティングされた感じになりつつ土味を残す。

太古の昔の土器が現代の井内さんのフィルターを通して新に登場か!

 

ひとつの作品ができあがるまでに手数がかかるが、淡々とずっと工房で作業をする。

仕事をしながらBGMでロックを聴き、夜寝る前に小説を読み、週末にお酒を飲む。

制作を含め、1日中、好きなことをずっとしていると言う井内さんは幸せそうだ。

84歳の生涯を閉じるまでずっと好きな絵を描き続けた伊藤若冲。

井内さん、目指せ若冲!!!

 

作家在廊日:1日(土)

 

 

小野高峰さん

 

古物商を営む小野高峰さん。

テンの什器の多くは、小野さんから求めた明治~昭和中期のアジのある棚、餅板、真鍮ワゴンなど。

小野さんのモノのセレクトの決め手は、形でも色でも時代でもない。

あらゆるジャンルの古物を扱う中で、古いガラスは小野さんの最も好みのアイテムのうちの一つ。

作られた当時では最高の技術が、今ではそれらの精度の低さや不完全さとなる。

でも、その歪み、色味、質感、シワなどの不均一さにかえって味わい深さが感じられ、

量産されたものでも一つ一つ違うということが魅力だと言う。

 

美味しいものを食べに行くのが趣味の小野さん。

例えば鮨をにぎる大将の手から、モノをつくるパワーや生き様を見て、活力が出るのだそう。

そしてますます小野さんの審美眼に磨きがかかるのでしょう。

 

作家在廊日:1日(土)他

 

 

桐谷増子さん

 

テンでもお世話になっている版画家・さとうしのぶさんの版画教室に通い始めて22年という桐谷増子さん。

塗り重ねていくコテコテの油絵とは違い、ペタっとプレーンな銅版画の表面の感じがお好きだそう。

ペンや筆で絵を描くのではなく、版画だからこそ表現できるおもしろさがよいのだと。

モノトーンの作品をずっと作ってきた桐谷さん、最近ブルーが加わった。

しのぶさん曰く、

「桐谷さんのモノクロに独特の”キリヤブラック”があるように、

 桐谷さんしか出せない”キリヤブルー”があるのよねぇ。」と。

 

昔から美術館やギャラリーに出かけ、多くのアートに触れてきた桐谷さんの楽しみ方は、

有名とか超絶技巧とか関係なく、シンプルに好きか嫌いか。

桐谷さんの作品には、理屈もストーリーもない何かのカタチがある。

どこか郷愁に駆られるアナログな線や面に私は無条件に惹かれ、好きなのです。

 

作家在廊日:2日(日)・14日(金)

 

 

 

今日は、小野さん出展のリキュールグラスをご紹介します。

今回は、日本モノばかり展開。

大正~昭和初期に使われていたものです。

この小さい中に、美が凝縮しています。

もちろん、リキュールやテキーラなどを飲むのでもよいのですが、

珍味を盛ったり、野の花一輪生けたり、

または、いくつか集合体で置くとオブジェとしてもステキですね。

 

 

 

 

ステムが輪花、屈折が美しい。

8000yen

 

 

 

 

 

型で出したグラス

2500yen

 

 

 

グラビュール(彫り)の美しい線。

左:4000yen、右:2500yen

 

 

 

 

 

 

グラビュールの幾何模様の線がモダン。

4500yen

 

 

 

 

 

 

 

そして、

6月は、スペシャルなランチを提供しています!

 

6月1日~14日 (10日(月)・12日(水)・13日(木)は除く

『merle・山中学シェフのスペシャルランチ』

 

フレンチレストラン”merle(メルル)”のシェフ・山中学さんのスペシャルランチを提供。

上記の3日以外は、贅沢にも学さんが毎日テンのキッチンに立ちます♪

merle特製『つぎたしデミグラスの大きなお肉のビーフシチュー』登場!

 

前菜:グリーンピースとあさりのブランマンジェ

   -トマトのジュレとー

 

メイン:つぎたし自家製デミグラス

   大きなお肉のビーフシチュー

 

デザート:蜂蜜のアイスクリーム

   -生姜のコンフィー

 

パン、コーヒー

 

2500yen

 

12:00~、13:30~。各時間帯 10名

 

メールにてご予約ください。

 

後半の時間帯のご予約が多い場合は、前半の方に13:30でお席を譲っていただく場合があります。

また、ご予約のお客様を優先し、ご案内できない場合があります。

どうぞご了承くださいませ。

 

 

本日、後半の時間帯にお席が少しありますので、

ランチご希望の方は、今すぐお電話くださいね。

tel:0475-78-3068

 

ただいま、学さん、仕込み中!

 

 

現時点でのご予約状況は以下のとおりです。

お早めにご連絡くださいね。

日によっては、13:00~など変則時間も承ります。

お問い合わせくださいませ。

 

〇:空席あり

△:数席あり

×:満席

 

12:00~ 13:30~
6日(木) ×
7日(金) ×
8日(土) ×
9日(日)
10日(月) キレド キレド
11日(火)
12日(水) ランチなし ランチなし
13日(木) おむすび おむすび
14日(金) ×

 

 

 

 

 

 

そして、明日は月イチカルチャー『楽々日本史(近・現代史)の会』の日です。

 

大人の教養として、もう一度日本史を学んでみませんか。
今と未来を意識した日本史の講義。
今回のテーマは、

”西南戦争と殖産興業”

西郷死して国栄える?
講師:齋藤永良さん
会費:1500円 
 

参加ご希望の方は、本日17時までにご連絡くださいね。

 

 

 

 

 

店内、涼しくしてみなさまのご来店をお待ちしております。

 

ぜひお運びくださいませ。

 

 

 

 

ではでは。

 

 

 

 

 

コメント

  1. Ricca OKANO より:

    すみません!ブログ拝見するの今になってしまいました。北軽井沢まで行ってしまったのですね、、お疲れ様でした。これに懲りずに、また来てくださいね!今度は空いてる時期に。次回はちゃんとご案内します。温泉も!うちにも泊まって行ってくださいね~~

  2. ten より:

    ( ̄∇ ̄;)ハハハ
    どこに行っても迷うので実はあまり懲りてません。
    今度は軽井沢を堪能したいです!
    今月、来月、よろしくおねがいします!