こんにちは。
カラっと快晴。
気持ちの良い一日になりそうですね。
ヒメウツギの花が散り始めてきました。
白くて小さくて清楚な姿、
また来春楽しみにしているよ。
風薫る5月。
爽やかできもちのよい季節ですね。
毎年5月恒例のカップ企画を展開いたします。
暮らしの器の中で使う頻度の高いカップ、
いろんな作家さんのいろんなカップをお楽しみくださいませ。
5月1日(月)~14日(日)
12:00~16:00
大川和宏さん (千葉)
自由なカタチ、自由な線、自由な素材感の楽しいカップ
北尾正治・マキさん (石川)
小さくてカワイイ動物や人が九谷カラーで描かれた癒しのカップ
木村容二郎さん (沖縄)
おおらかな抽象画を観るようなモダン×レトロなカップ
久世礼さん (千葉)
礼ワールドなキッチュな絵柄のカップ
坂井千尋さん (東京)
モノクロの動物たちに愛おしさを感じられるカップ
寺社下景子さん (愛知)
丸や三角などのモチーフとグレージュ地が素朴でモダンなカップ
苫米地正樹さん (三重)
墨色の貫入の肌に滴るようなカラフルなラインが魅力のカップ
今日は、
今あるものの中で
今回出展の各作家さん方の作品の
私の独断におけるベストカップをご紹介します。
◎大川和宏さん
陶の本体と磁の高台のミスマッチ感がよい。
いびつな造形、
たらりと垂れた織部の厚い釉薬、
赤インクで描いたような線、
高台のシャープな雰囲気。
◎北尾正治さん・マキさん
繊細で可憐な野の花の絵柄から、北尾夫妻の心優しさが伝わってきます。
九谷カラーの柔らかいイメージの植物を
呉須の藍色と格子でビシっと引き締しめ、
品のあるカップです。
◎木村容二郎さん
最新作の”シ(四)カップ”と名付けられたカップ。
この色彩とマスキングで描かれた単純な四角や丸のコンビネーション。
インテリアのモダンデザイン、あるいは木版画を見ている気分になる。
内側は透明釉が掛かってツルっとしているが、
外側はマットな肌。
ひとつの作品としてのヨウジロウさんのバランス感覚にアッパレ!
◎久世礼さん
カップの周りに女の子の顔がたくさん。
その中の一人の子だけ頭にリボンがついていない。
カップの底に、立体リボン。
こんな小技の効いたレイワールドに心奪われてしまうのです。
他の作品も観て謎解きを!
◎坂井千尋さん
モノクロで描かれたオオカミと森。
なんとも優しくなんとも温かい
千尋さん独自の世界観。
今までの長いお付き合いの中でこそ実感できる
千尋さんの動物愛の深さ。
それが表現されているのです。
◎寺社下景子さん
染めの図案のような素朴でシンプルな絵柄。
ずっしりと重い素地にしっくりとくる意匠だ。
◎苫米地正樹さん
テンでは久しぶりの登場のベッチー作品。
磁土の白い艶肌に入った貫入。
墨の入った貫入の自然なヒビの線と、
黒く垂れた釉薬の線。
モダンアートな器。
この会期でも、3日めより通販を承ります。
お問い合わせの要領等、会期中のブログでお伝えしますので、
チェックなさってくださいね。
昨夜は大川さんと”おゝ葉”さんで食事。
大場さんが昼休みにテンに駆け付け、ゲットしてくれた大川カップ、
最初に大川さんと私で蕎麦茶をいただきました。
ラファエルナバスさんの器で だし巻き卵
大川さんの器で 春の色どり蕎麦
また、お昼には
いつもの”cafe Ryhthm”の伊藤さんのランチボックスをいただきました。
我が家のギャング、
ちょっと仲良くしているなと思ったら、
交替にテーブルの角を噛み合いしていた(苦笑)。
今日も佳き一日でありますように・・・。
ではでは。
コメント