ワイン頒布会 vol.43





こんにちは。


毎月恒例、ワイン頒布会のおしらせです。

ワイン専門店・”森川商店”の店主・森川雅之さんによって

産地、ワイナリー、ブドウの品種、季節のおすすめ、など

何かしらの切り口でセレクトしていただいたワインのセットを月イチで提供。

頒布会とはいえ、毎月の購入だけではなく、単発の購入もできます。

セットでなく、単品での購入も可。

もちろん、セットだと リーズナブルでお得です!


<概要>

会費:5000~20000円(1万円前後を中心に)

ワイン:月のテーマによって1~12本

頒布日:毎月5日~

入手法:予約の上、①店頭受け取り②通販③テンでの受け取り

限定数:その時の在庫次第

予約:森川商店 tel:043-291-0052





さて、第43回の今回のテーマは

『フランス・アルザス特集』

今回は、一生産者の白4本セットです。

 
白 4本セット

11,880円(超特価です)

※送料は本州600円、北海道・九州・四国は880円、クール便は別途加算




まずは生産者、 ローラン・シュミットのインフォメーションです!

お買い得価格帯のアルザスワインとしては、フランスの「ミシュラン」3つ星、2つ星をはじめとして異例ともいえる数の高級レストランが採用しているのがこのローラン・シュミットのワインです。

 ストラスブールの西、ベルグビエテン村に17世紀から続くこの生産者は、アルザス最北部のグランクリュのひとつ「アルテンベルグ・ド・ベルビテン」の盟主として知られます。

まだあまり日本に紹介されていないこの地域のワインは、アルザスの中でもとりわけ繊細で薫り高いことで知られ、ことさらに料理を引き立てます。

 地元アルザスの3つ星レストラン「オーベルジュ・ド・リル」のシェフソムリエで1989年度世界最優秀ソムリエに選ばれた大御所セルジュ・デュプスから、フランス最高の女性シェフとも言われるエレーヌ・ダローズがパリに経営する同名の2つ星レストランの女性シェフ・ソムリエ、セリーヌ・ストレンタまで、幅広い世代のトップソムリエから激賞されているのも大きくうなずけます。

 また、ミシュランと双璧を成すグルメガイド「ゴー・ミヨー」が年1回発行するワインガイド(2010年度版)は次のように評しています。

 「繊細な彼らのワインは(アルザスワインの)真実を語っている。極めてデリケートで、力強いというよりも華やか。主張を押し付けるのではなく、それとなくほのめかすようである」。

 一代で品質と名声を大きく高めたローラン・シュミット氏が1993年に亡くなってから今日まで、このドメーヌは、旦那さんに負けない情熱をワイン造りに注いでいる奥様のアンヌ・マリーさんと、誠実な2人の息子ジュリアンとブルーノによって運営されています。

彼らは、当時から環境に優しいリュット・レゾネ栽培を厳格に実践していたお父さんの意志をしっかりと受け継ぎ、2004年にはそれをさらに発展させる形で完全無農薬栽培に移行しました。

 「美しい酸とミネラルのコクをなによりも大切にし、美味しい料理をさらに美味しくするワイン造りを目指しています」(ブルーノ・シュミット)。

 なお、友人でもあるアルザスの画家ルイ・ダニシェが描いたラベルの花には7枚の花びらがありますが、これはアルザスの7つの貴品種(リースリング、ピノグリ、ゲヴュルツトラミネール、ミュスカ、ピノブラン、シルヴァネール、ピノノワール)を表しています。



(白)『ピノ・ブラン 2022』


ローラン・シュミット(仏・アルザス)以下同じ

(ピノ・ブラン)ビオロジック

味わい:ミディアムボディ フルーティ

ビオロジック

参考上代:3850円



2区画合計で1.25ha。平均樹齢25~30年。

粘土泥灰土質土壌。ステンレスタンクで醸造。

白い花や完熟した洋ナシの爽快な風味。

豊かなミネラルは少し塩辛く感じるほどで、幅広い料理に合わせていただけます。

地元アルザスの名門レストラン「ル・クロコディール」で特に愛飲されています。

辛口。



(白)『リースリング グリンツベルグ 2022』

(リースリング)ビオロジック

味わい:ミディアムボディ フルーティ

ビオロジック

参考上代:4620円



2区画合計で2.28ha。

平均樹齢35年。

泥灰土石灰質土壌で、土中深くにこの地特有の石膏層があります。

ステンレスタンクで醸造。

「グリンツベルグ」は、グラン・クリュの「アルテンベルグ・ド・ベルグビエテン」に隣接する優良区画です。

レモン・ジャムを思わせる、甘さと酸味が絶妙に調和した風味が、余韻まで続きます。

魚介類や、チキンやポークなど白身の肉料理との相性はことさらに抜群で、最高級レストランが長年に渡ってオンリストしているのも大きくうなずけます。

「ぜひデキャンダージュして召し上がってください」(生産者より)。

辛口。



(白)『シルヴァネール グラン ア 2022』

(シルヴァネール)ビオロジック

味わい:ミディアムボディ フルーティ

ビオロジック

参考上代:4180円



この生産者の「ゲヴュルツトラミネール グラン・クリュ アルテンベルグ・ド・ベルビテン」のすぐ隣にある畑から。

シルヴァネールは現在のアルザス・グランクリュの定義には含まれないため、キュヴェ名を「GrandA」としています。

真南向き斜面の1区画で0.30ha。

植樹は1976年。

泥灰土石灰質土壌で、土中深くにこの地特有の石膏層があります。

ステンレスタンクで醸造。

爽快なミネラル感たっぷりの極辛口で、魚介類との相性は抜群。

ちなみにシュミット家では、生ハムやサラミと合わせてこのシルヴァネールが大量に自家消費されているそうです(笑)。

1989年度の世界ソムリエコンクールで優勝したソムリエ界の巨匠セルジュ・デュブスは、今世紀の初め頃、「ローラン・シュミットの「グラン・ア」は、世界最高のシルヴァネールである」と発言し、実際、彼が在籍するアルザスの3つ星レストラン「オーベルジュ・ド・リル」にも長年に渡ってオンリストしています。


(白)『エデルツヴィッカー 2022』(1リットルボトル)

(シルヴァネール・グラン・ア、ミュスカ・グリンツベルグ、リースリング、ピノ・グリ+ピノ・ブラン)ビオロジック

味わい:ミディアムボディ フルーティ

ビオロジック

参考上代:3,520円



「シルヴァネール・グラン・ア」が3分の1、「ミュスカ・グリンツベルグ」が3分の1、リースリング+ピノ・グリ+ピノ・ブランが3分の1のブレンド。

各品種ごとのアルコール発酵が完了した時点でブレンドされます。

ステンレスタンクで醸造。

残糖4.1g/lの辛口。

アルザスでは食卓にエデルツヴィッカーの1リットルボトルを置いて、いろいろなお料理と気軽に楽しむという伝統があり、日本へも1リットルボトルでご案内いたします。






次回は、

『和食に合いそうな特集』です。

どうぞお楽しみに。


お受け取りは、通販や大網のテンでも可能ですが、

なるべく千葉市誉田の森川商店さんに出向かれ、

森川さんに直接いろんなワインのお話で交流されるのがよいかと思います。

とても気さくに丁寧にアドバイスしてくださるので、ぜひ。



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