こんばんは。
比較的暖かい1月でしたね。
あっという間に2025年の最初の一か月が過ぎました。
明日から新企画展にて営業再開します。
2月1日(日)~14日(土)
12:00~16:00
一年で最も寒いこの時季、
ホッコリ心温まる二人展をご紹介します。
金井ニー奈
テンですっかりおなじみになったニー奈さんの企画。
ニー奈さんの作り出す愛おしい動物たち。
リアルだからこそ親近感がわき見入ってしまう。
一度だっこしてみたら、もう虜になってしまうほどズッシリと重く肉感がある。
この存在だけで癒されてしまう不思議な力をもった作品が勢ぞろいします。
在廊日:1日(日)
テンでは初登場の保坂優子さんの版画作品。
愛らしい動物たちが食事したり踊ったりおしゃべりしたり、
見ているだけで笑みがこぼれてしまいます。
優子さんの銅版画は、いろいろな技法を用いて世界観が表現されています。
各作品にはタイトルに添えて、その絵のストーリーの導入部分としての抒情詩が。
その先の展開を想像するのも楽しいです。
在廊日:1日(日)

この会期の初日の明日は、予約制ではありませんが、
お待ちの方が多い場合は整理券を配布し順番にご案内します。
また3日め以降は通販をお受けいたします。
休日のいろいろの記録です。
長―くなるので、ご興味のある方はお読みくださいね。
16日(木)
朝8時半頃、車に乗り込み出発。
いざ、静岡へ。
美食家・細川さんが、一杯のラーメンを食べるためだけに静岡に行かれると聞いていて、
今回静岡に行くにあたり、このお店では絶対に食べようと、静岡入りの第一歩は、
”ル デッサン”さん。
店主の増田さんは、都内でフレンチのシェフをされた後、故郷の静岡でラーメン店をオープン。
朝7時から営業されていて麺やスープがなくなってはと心配するも
新東名がスイスイで11時には到着。
なんとも美しく美味しいホロホロ鶏の醤油ラーメンでした。

陶芸家・村上祐仁さんのアトリエへ向かう。
お茶所・静岡、山道をどんどん進んでいく斜面に茶畑が広がる。

アトリエや展示室は、製茶工場をリノベしたのだそう。
村上さんと奥さまと、ポカポカ陽気の縁側に座ってお茶しながらいろいろ話をする。
今年6月の会期で、栗城三起子さんとの2人展でお世話になります。
どうぞお楽しみに!


明るいうちにホテルへ向かう。
標高600メートルの田貫湖の真ん前に建つ”休暇村 富士”。
目の前には大きな富士山。
この美しさの感動で外にいても寒さを感じない。
部屋の窓からもこの景色が見え、
飽きずにずっと見入る。
外が真っ暗になって見えなくなったので、ホテルの食事に。


晩ごはんの後、温泉に行ってお湯に浸かっていたら、
窓ガラスに浴室のライトが反射しているのかと思った光はお月さんだった!
部屋に戻って、カーテンを開けたら、さっきは真っ暗で何も見えなかった富士山の稜線が
頂上の月明りでキレイでした。
もう10分早ければ、ダイヤモンド富士のように見えたはず。

17日(金)
朝6時半、日の出前のホテルの前の湖畔の遊歩道。
湖面は薄氷が張っている。

10分ほど歩いて行くと、前に遮るものがなにもない富士山のふもとから日が昇り始めた。
はー、言葉に表せないほどの喜びで、心の中が浄化されていくのがわかる。
深呼吸を何度もしてこの光景を脳裏に焼き付ける。
この時ふと思ったのですが、
何かの病気にかかっている人はこの場所に来たら治ってしまうのではないかと。
富士山ってきっと不思議な力を持っていると思う。

少し前にクマが現れたらしい。
今は真冬なので冬眠中。
安心安心。

朝食後、チェックアウトし、
ここから車で10分足らずの”白糸の滝”に立ち寄る。
ザーっという音、朝の眩しい光、澄んだ空気が心地よい。
ここでも心が洗われた。

ブロンズや鉄の彫刻、絵画、版画、紙やワイヤーのオブジェ、ブローチなどなど、
掛井さんのピュアで情熱的な内面がカタチになった作品にグイグイと惹きつけられる。
巨大なものも極小のものも、大きなパワーが宿っている。



前日、村上さんと話をしていく中で、
彼の器を使ったステキなレストランがあると知り、
すぐに予約を取り付けてもらい、
この日のランチに訪問。
”KAWASAKI”さん。
店のドアを一歩入ってギョッとする。
大きなガラスの冷蔵ショーケースに色鮮やかな羽のついたキジが見えた。
凝視できず通りすぎて、案内されたカウンターの席につく。
隣には、都内で映像の会社をされているという男性4人。
シェフの河崎さんは寡黙に次々とお料理を供す。
すぐに1ショット撮って、すぐに口に運び味わう。










出された料理の説明以外、ほとんど何も話さない河崎さん、
デザートが出る瞬間からにこやかになり、
隣席の人たちと興味津々に質問攻めをしたら、狩猟の話をいろいろしてくださる。
おもしろすぎ。
鉛の弾丸は手作り。
少年のような純粋な精神の河崎さんを見る。

カウンターの背後から、イノシシやシカなどの頭蓋骨に迫られる。

そしてこの3月、河崎さんのドキュメンタリー映画『KAWASAKI 一期一会の饗宴』が公開予定。
なんと、前日伺ったル デッサンの増田さんは、都内フレンチレストラン時代の河崎さんの兄弟子さんとのこと。
なんだかいろいろ繋がっていて縁の妙がおもしろい。

そこから車で10分強。
登呂遺跡。
子供の頃、歴史で習った覚えのあるトロイセキはココだったのだ。

前からずっと行ってみたかった”芹沢圭介美術館”。
白井晟一さんの重厚かつ修道院のような建築の空間では、
展示物も壁も天井もキョロキョロしてしまう。
私の自宅とテンの設計は高橋修一さんで、白井さんに師事されたこともあり、
館内のところどころに共感と親近感を覚える。



車で15分ほど。
三保の松原に初めて行く。
アールの海岸線の先、松林の向こうに富士山を望む。
雲が多く、てっぺんだけ見えた。

そろそろ千葉に帰ろう。
ガソリン補給しようと思ったが、
静岡のガソリン高いっ。
静岡に行く前日に千葉でハイオク170円で満タンにした。
200円って・・・(汗)。

18日(土)
アニ☆オトをドッグランでちょっと走らせ、シャンプーに預ける。


19日(日)
千葉県立美術館の浅井忠展、この日が最終日と知り、
そそくさと出かけ、まずは”シタール”さんで腹ごしらえ。
大好きなシタールのバターチキン、
好きすぎてコロナ前までテンのカフェで提供させていただき、しこたま食べていました。


20年前、千葉に引越してきて最初に行ったココで、
浅井忠さんの作品を初めて観た。
なにかムズムズとするような心地のよい温かい絵で一気に好きになった。
今回はかなりたくさんの作品が観られて、行ってよかった!




21日(火)
目黒までおばんざいと器の料理教室に行く。
先生の所作がキレイで、見ているだけで自分でも簡単に作れるような気がする。
ムダのない優しい味わいの9品。
そしてできあがったら、各々が盛りたい器を選んでセッティングする。
この作業が本当におもしろい。
レッスンに来られた他の方たちの組み合わせや配置を見るのも楽し♬



夕方、横浜で荒井恵子さんと待ち合わせ。
ステージかぶりつき(!)の席で迫力満点。



晩ごはんは中華。
行きたかったお店は休みで、その近くで適当に入った”楊家将”さん、
美味しかった♪





23日(木)
通販の発送作業に店に行き、
サクっと終わったので”のっぽ”さんに遅めのランチに行く。


食べ終わってのっぽさんと話をしていたら、
”SUMICA”のご夫婦が来られたので、
同じテーブルでまたおしゃべり。
のっぽさんがしこんだピザ生地があると、
餡バターとほうれん草の胡麻和え・チーズのピザをみんなでいただく。


昨年11月展の西山康三郎さんの木の家のオブジェをいくつも店内に飾ってくださっています。
のっぽさんの空間にピッタリだ。

24日(金)
午前中、鎌取に用があり外出したので、
久しぶりに”caripco”さんのカレーとプリンを食べに行く。


来月のワイン頒布会のワインを受け取りに
”森川商店”さんに行く。
ちょっとだけ世間話をして、買い物して帰宅。

27日(月)
通販の発送作業に店に行き、
”coesphermit”さんでランチ。
置いてある本を読んだり、店主・松浦さんと話をしたり、
まったり過ごす。


28日(火)
2月展の納品があり、スタッフMと作業。
Mさん、テンに積みあがった本が気になっていたらしく、
きれいに片づけてくれた。
・・・そして、またあっという間に散らかる。
ごめんね。
31日(金)
明日から始まる企画展のディスプレイなど整えるために店に行く。
なかなかエンジンがかからず、ボーっとしていたら、
大家さんと娘さん・Aさんが来られ、ちょっとだけおしゃbり。
Aさん、東京に住んでおられるが、この度、会社を継ぐことになり、
しばしば大網に帰ってこられる。
地元大網を盛り上げていこうと走り回っている。
大網の”浜田屋酒店”さん、店主がプロレスの覆面をつけた写真を前にみてずっと気になっていた。
Aさん、昨夜、ここのバーでクラフト酒の飲み比べをしたというので、
一緒に行きましょうということになり行ってみた。
クラフト酒を扱う店としては大注目で都内から買いにくる方も少なくないらしい。
プロレス話も。
新日本プロレスのBUSHIさんのマスクを作っている人に特注したマスクも持っていると♪
私の蝶野正洋さんのリングシューズを自慢したい!

米とハチミツで醸し、バーボン樽で二次発酵したという”Skey Skey Honey!”を買って、
さきほど早速いただきました。
すっきりした甘みでゴンゴン飲める危険なお酒でした。

”おゝ葉”さんで一緒にお蕎麦をいただきました。

”耕木杜”の阿保さんの展覧会がロサンゼルスの”JAPAN HOUSE”で開催されていて(終了した)、
LAに住んでいるMちゃんが写真を送ってくれた。
この後、3月にロンドン、10月にサンパウロで巡回するそうです。


はー、書いた(汗)。
明日、みなさんのご来店をお待ちしております。
おやすみなさい。
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