こんばんは。
今日は暑かったですね。
これから約3か月、こんな日が続くかと思うと気が遠くなりそうです。
昨日のカフェスタッフMさんが、
恒例の私のランチをつくってきてくれました。
今回は私のリクエスト“エッグベネディクト”を。

イングリッシュマフィンの上に、
ソテーしたホウレンソウ、
カリカリベーコン、
ポーチドエッグが乗っかっています。
その上から、オランデーズソース。
このソース、マヨネーズの原料と同じような素材からできていますが、
バターの量がハンパない!
Mさん曰く、タルトなんかのパイ地の1ホール分以上のバターが入るらしい。
カロリーのことを考えて、
今回はバターを少し減らしてオリーブオイルの代替で作ってくれたとのこと。
せっかくなので、
今展開中のウスタニミホさんのランチョンマットと亜希さんのグラスで。
美味しいもの食べている時って、シアワセ~♪
今日も少し、作品のご紹介を。
ウスタニミホさん。
スクリーンです。
藍の色のグラデーションがキレイ。
ウスタニさんのアトリエの庭には、
大きな大きな藍の入った甕がありました。

このスクリーン、実はすごく手がこんでいます。
染める前に、ミシンでダーっと縫う。
それを染めた後に、ミシンの縫い糸を抜く。
縫い跡や重なり部分が染まらず白く残る。
・・・という感じです。

亜希さん。
今回、こんなものを作ってくださいとリクエストした作品です。
フラットに何層かになっている各々の板ガラスの白い丸が重なる。
板皿にも使えるし、壁にも掛けられるよう、裏側に細工してあります。
他の花器や食器のような加工がない分、リーズナブルなのもうれしい。
A5サイズくらいの大きさで存在感大です。

実は、二日前から、陶芸家・安田裕康さんの窯焚きが始まっています。
sonoriteの有子さんを誘って、
安田さんの窯のある長柄町へ。
その前に、ちょっと腹ごしらえ。
みたけの冷やし中華をチャチャっと食べて向かう。

長さ9メートルに及ぶ登り窯。

上の画像で、
火を焚いているのが下口。
その上に見える四角い開閉する鉄の扉が上口。
徐々に温度を上げていくため、
3日めの今日は、下口からのみ薪で焚く。
現在300度を少し上回ったところ。
明日から、上口からの薪の投入を始めるらしい。
9~10日めくらいに、約1000度に達する。
13~14日めには、最高温度1150度になります。

窯の頂上付近から裾方向に撮った画像。
この長い登り窯は、4つの部屋に分かれています。
内部には、今回1300点ほどの作品が置かれています。
部屋によって焼き上がりの作品の景色が違ってきます。
たとえば、
焚き口に一番近い部屋は、最も温度も火力も高く、濃い褐色に焼きあがる。
一番遠い部屋は、逆の条件でいぶされるため、白っぽい肌に緋色の線が入る。
備前から9トンもの赤松の薪材を取り寄せ、
1回の窯焚きで使い切る。
驚くべきは、24時間2週間以上にわたり焚き続けるのです。
安田さんのご友人たちが窯焚きの手伝いをします。
もちろん誰でもよいわけではなく、
信頼をしてある一時を彼らに委ねる勇気と責任を自分に課す。
おおげさではなく命がけで窯焚きをする安田さんの
仕事の一端を担う彼らの勇気と責任も尊い。
安田さんはこの2週間の間は、平均睡眠時間が2時間。
そして終盤は、火にあたりつづけるため、
食事も固形のものが喉を通らなくなり、流動食のようなものになる。
安田さんは、このころになると、
カラダの疲労はピークに達するが、
それと反比例して頭の神経が過敏になりテンションが上がってくると。
数年前、私が初めてこの窯焚きを見せてもらった時、
火のもつ神聖な空気で心洗われるような気持ちになり、
ただただ「すごい!」と無責任にその場をひとり楽しんでいました。
何度も伺ううちに、
安田さんの精魂込めた窯焚きへの姿勢に、ハッと我に返りました。
はしゃいでいることが恥ずかしくなりました。
この場を体感することで、
胸のずっと奥に響くものをおぼえました。
安田さんのご厚意で、
この真剣勝負の窯焚きを見学させていただくことができます。
ご興味のある方は、ぜひお出かけください。
私自身の反省からも、心がけていることがあります。
くれぐれも安田さんの誠心誠意の気持ちを汲み、
お仕事の手を止めさせたり、集中力を散漫にさせたりすることのないよう。
こちらの配慮が必要だし、マナーでもあると思います。
そっと安田さんと火の仕事を眺めさせていただくというスタンスで。
行き方は比較的わかりづらいのですが、
極力、電話をして問い合わせたりなさることを避け、
カーナビや地図等でなるべく自力でいらっしゃるようお願いいたします。
そのことをふまえ、住所と電話番号をお知らせします。
千葉県長生郡長柄町六地蔵579-1
tel:0475-35-0501
そのコーナーを西南に入って、しばらく行くと、二差路。
左方向は、“少年自然の家”。
右方向、左右にポールが立っている道へ行く。
左側に“少年自然の家”の敷地を見ながら道なりにしばらく行くと“六地蔵窯”到着。
2週間の間に、私も何度かお邪魔しようと思っています。
では。
おやすみなさい。


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