こんばんは。
今日は快晴で暖かい一日でした。
この画像は、今朝、大網の店から西禮子さんのアトリエに向かう道中。
雲ひとつない青空に、街路樹の紅葉がまぶしい気持ちの良いドライブ。
昨日、無事に今回の西禮子・薄井ゆかり・萩原千春 3人展が終了いたしました。
多くのみなさんにご来店いただき、ありがとうございました。
西さん、千春さんが在廊され、にぎやかな最終日でした。
閉店後、お二人の作品の搬出作業。
千春さんの梱包は、まるで引っ越し屋さんのように手早く美しい。
一段落してからギャラテンの階下の居酒屋で3人で食事。
仕事のこと、家族のこと、最近の世の中のことなどいろいろ話をする。
お二人ともとても温かい人。
すばらしい作品の背景には、作者の人となりが見え隠れする。
私は自分の好きな作品をみなさんに提案しているのですが、
その好きな作品を作り出す”ヒト”もみなさんにご紹介したいと思っています。
今後も作家さんの在廊日などには、より多くの方に触れあっていただきたいです。
・・・で、昨日3人で話している時、
ブログで千春さんの息子さんのことを書こうと思っていて忘れていたことがあったのを思い出しました。
千春さんと朋子さんの一粒種のシンくん。
彼が3歳くらいの時に一度会ったきりですが、今では小学5年生。
書道教室に通うシンくんは、やきものの作家の両親を想って、
『土』とか『焼』の字を書いて持って帰るのだそう。
また、千春さんの大きな作品の焼きがうまくいかなかった日、
学校から帰ったシンくんがアトリエに来てさりげなく筆や道具を洗ってくれたりしたそうです。
そして布団に入ってシンくんが千春さんの背中をトントンしながら「大丈夫大丈夫」と励ましてくれたとか。
そんな優しい子供は、たくさんの愛情によって育まれてきたことの鏡だ。
そして今日。
西さんの230センチの大きな作品、
搬入時は私の車にギチギチに積み込んでバックミラーと左のサイドミラーが見えない状態だったのですが、
友人Hさんが大きなハイエースの車を出してくれ、
友人Cさんとともに積み込みから運搬を手伝ってくれました。
大網に戻ってきて、ギャラテン階下の居酒屋のランチを食べる。
昼食後、店に戻り、
薄井ゆかりさんの返品作業、
来月お世話になる吉田直嗣さん・薫さんの作品の梱包を解く作業。
その間、HさんCさんが、バックヤードを占領している不要なダンボールや梱包材を整理。
これらを畳んで車に積み込み廃品回収所まで持っていってくれました。
なんともありがたい・・・。
・・・こうして、今日は朝からガッツリ働いて疲れ果てました。（汗）
さて、昨日の月イチ『おばんざいランチ』報告です。
昨日は定員オーバーでバタバタのランチタイムでした。（汗）
喜屋武小夜子さんと小川洋子さんの息の合ったコンビによる
丁寧に作られたお料理をどんどん盛り付けていきます。
器が違うと同じ料理も見え方が変わりおもしろいです。
今回のメニュー
・まるごと大根のじゃこサラダ
・里芋のごま和え
・かぶのゆず葛あんかけ
・たかきびと豚と野菜のハンバーグ きのこソース
・人参とゴボウのソテー
・さつまいもごはん
・キャベツのすり流し
・白菜の塩漬け
待望のまかないタイム♪
いつもご夫婦で来てくださるHさん。
昨日はご主人はお仕事で来られませんでしたが、
先月、このおばんざいランチについてうれしいメッセージをいただきました。
彼のご了承を得ましたので、ここでご紹介いたします。
「私の感じる”おばんざい”・・・
月並みな表現しかできなくて恐縮ですが、それは”いのちを紡ぐ、つなぐ”ものと感じます。
お二人によって、食材から丁寧に紡がれた生命の糸を”織りあげられた彩り”として
食べ手に繋いでいただいているものと感じます。
その意味で、お二人の手は、命をバトンタッチしてくれる女神さまの手であると思います。
ただ食材を料理に置き換えるだけではなく、アーティストとして丁寧に四季を織り込まれ作りあげられた
一期一会の”季節の香りを添えた折り鶴”のようなもの、それが”おばんざい”とも思います。
それにしても、いつも本当に美味しいですよね。
調和のとれた繊細な音楽を食しているようにも思いますので、
”おばんざい”は”味わう調べ”でもあると感じます。
今ここにあることの幸せを気づかせてくれるのが”おばんざい”。
今＝プレゼント と気づかせてくれるおばんざいですね。」
Hさん、ありがとうございます！
来月のおばんざいランチは、9日（金）です。
本来ならカレー期間中なのですが、来月のみ変則的にこの日となりました。
今回はご予約いただかなかった方にお断りすることもありました。
お食事ご希望の方には、お早めのご予約をおねがいいたします。
おやすみなさい。
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