”やまなみ工房”@甲賀 & 大阪ウロウロ & ワイン会@”はなう”

 

 

こんにちは。

 

 

今日はたくさん雨が降っています。

 

 

 

22日(水)~昨日までの4日間、ブログをパス。(汗)

大阪に入っておりました。

 

 

22日の朝、自宅前の通りの街路樹のコブシの花が少しずつ咲き始めてきました。

 

 

 

空からの富士山。

何度見ても富士山はよいものです。

 

 

 

大阪の実家に帰り、

父の仏壇に手を合わせ、母と少しおしゃべりをし、

そこから昼寝3時間強。

この日、千葉の自宅で朝ごはん、

羽田で丸亀製麺のきつねうどん、

大阪の実家で昼ごはん、

昼寝後におやつ、

たて続けに何かを食べてお腹はさほど空いていないが、

母と近所の寿司屋さんに行って晩ごはん。

私が食べられなかった3貫も、母ペロっと平らげる。

「ノリコは食が細いからねぇ。」とつぶやく。

大喰らいの実家では昔から私は少食ということになっている。(苦笑)

 

 

 

 

23日(木)。

朝から車で滋賀県甲賀へ向かう。

やまなみ工房』へ。

 

 

 

施設長の山下完和さんに午前10時から午後3時まで

丁寧に施設内を案内していただきました。

広々とした敷地内にいくつかの棟があり、

それぞれの場所で所属する80名ほどの人たちが制作をしています。

許可を得て写真を撮らせていただきました。

 

 

 

ギャラリースペース

 

 

 

井上優さん

74歳というご高齢ながら、10Bの濃い鉛筆で大きな紙面を埋め尽くしていきます。

私、どこかで買ったポストカードが彼の作品でした。

 

 

 

お名前がわかりません。

ペンで下書きもなく、緻密にドローイング。

 

 

 

大原菜穂子さん

なんとも楽しそうにどんどん粘土を丸めて作られていきます。

”なおこ地蔵”と呼ばれるこれらはホンワカとする優しい顔。

余命宣告されたある方が大量に注文し、

ご自分の葬儀に参列した方たちにこの作品を贈られたことがあるそうだ。

 

 

 

鎌江一美さん

想いを寄せる男性を来る日も来る日も作り続ける。

本体の表面に小さい米粒状の粘土を貼り付けていく。

 

 

 

大路裕也さん

ファッション雑誌のモデルを色鉛筆で描いていく。

独特の色彩感覚と造形が魅力。

この方のポストカードも偶然持っていて、ギャラテンのトイレの壁に貼ってあります。

 

 

 

岩瀬俊一さん

ペンの繊細な線で描かれる動物や生き物は温かで優しい。

 

 

 

宮下幸士さん

ひたすら活字を書き(描き)続け紙面を埋め尽くしていく。

 

 

 

田村拓也さん

下書きをせずペンで輪郭を描いていく。

その中を鮮やかなサインペンで升目状に塗っていく。

シンプルな輪郭の中の色遣い、一度観たら引き込まれる。

 

 

 

 

岡元俊裕さん

一人個室の床に横たわり、気が向いたら

割りばしに墨汁を含ませ一気に描き始める。

下の画像の作品は、

自分の前を通り過ぎたトラックの後部側面前面が展開図となって描かれている。

 

 

 

森田郷士さん

鉛筆でラフに描かれた輪郭線の中をペンで点と線で埋め尽くしていく。

一枚の紙の中の人物の構図・余白、

私にとって最も魅力を感じる作品。

 

 

 

 

お名前がわかりません。

目の前の紙に、気が向いた時だけ線を殴り描く。

これだけの線を描くのには相当の時間がかかっていると思われる。

とても惹かれる。

 

 

 

鵜飼結一朗さん

図鑑などの絵を忠実に色鮮やかに描かれているが、

個体の集合体はアニメのようにも見える。

 

 

 

併設のカフェでランチをいただく。

 

 

 

午後、引き続き、他の棟へ。

 

 

 

神山美智子さん

5ミリ角くらいの人で塗り固められた絵。

細かいがひとつひとつ丁寧に描かれている。

 

 

 

 

清水千秋さん

今話題の芸能人などをチェーンステッチで一目一目埋めていく。

色遣いがパキっと鮮やかなこと、モチーフそのもののユニークな線でできている。

胸をわしづかみにされるような衝撃。

「肩懲りませんか?」と尋ねたが全く問題ないそうだ。

 

この刺繍は壇蜜さんがモデル。

 

 

田中乃理子さん

数十年の間、延々と縦に縦に色糸を縫っていく。

気が遠くなるような作業だが、美しい。

 

 

 

竹中克佳さん

ペンの細かい直線が迷いなくどんどん描きこまれていき、

塔のようなものが着々とできあがっていく。

全体的に緻密な線だが、感覚的に粗い線、細かい線がバランスよく配されている。

彼とは一番よく話をしたが、常に手は動き口も動く。

見ている私もかなり楽しませていただきました。

 

 

 

 

熊田史康さん

ダンボールでいろいろなトイレの模型を作る。

サイズ感や配置など実物に忠実に作られていると思われる。

 

 

 

お名前がわかりません。

刺繍や細かいパッチワークによってつくられている。

スタッフの方が丁寧に解説してくださる。

 

 

 

やまなみ工房ではじっくりみなさんの作品や創作風景を堪能。

今、青山で『MAZEKOZE ART2』展開催中。

明日、やまなみ工房の山下さんのトークショーが予定されています。

 

 

 

甲賀に行ったので、そこから20分ほど車を走らせ、

伊賀の”yamahon”さんへ。

展示をひととおり見て、隣のカフェでお茶。

レアチーズケーキが絶品だった♪

 

 

 

 

24日(金)。

この日は一日中、母と出かけました。

 

 

まずは映画『人生フルーツ

建築家・津端修一さん90歳、奥様・英子さん87歳の

自然と寄り添い丁寧に紡がれる暮らしのドキュメンタリー。

樹木希林さんのナレーションにより何度も繰り返される言葉が心に沁みました。

「風が吹けば、枯葉が落ちる。

 枯葉が落ちれば、土が肥える。

 土が肥えれば、果実が実る。

 こつこつ、ゆっくり。

 人生、フルーツ。」

 

 

 

劇場から徒歩30秒の”やまもと”でネギ焼を食べる。

相変わらず大人気で、20人ほどが座れる鉄板カウンターで食べるお客さんの

外周に順番を待つお客が取り囲み、それでも入れない人は外で並ぶ。

私が子供のころ、若いお姉さんだったオーナーの娘さん方、

今では貫禄十分で手際よく次々と焼いていきます。

いったい一日何枚焼いているんだろう。

 

 

 

阪急・十三駅前の”喜八洲”のみたらし団子。

コレも子供のころからの馴染みの味。

 

 

 

この日の一大目的は、”天神橋筋商店街”。

日本一長い商店街だそう。

母がテレビでいろんな芸人さんが、いろいろ食べ歩いているのを見て、

食べ歩きをしたいとリクエスト。

大阪で生まれ育ったが、人生初の天神橋筋。

ちょっとワクワク♪

 

 

 

この日は行儀悪くも立ち食い食べ歩きの予定。

が、その前に、アーケード入口にあった昭和な喫茶店に入り、

コーヒーを一杯飲みながら休憩。

 

 

アイスもなか。

 

行列に並ぶ。

ダウンタウンの浜ちゃんおすすめのコロッケ。

 

 

意外に食べ歩きできるモノが売っていない・・・。(汗)

天神さんでお参りをして御朱印をいただく。

 

 

 

「ハルカス行った?」と大阪人に度々訊かれる”あべのハルカス”に行く。

何年か前にできた地上300メートルのビル。

最上階からの大阪や京都など360度パノラマの風景が広がる。

ずっと見ていても飽きないし、特に用もないので、

時々お茶しながら2時間以上いました。

 

 

 

 

通天閣が見えた

 

お腹が空いたので、ハルカスのレストラン街で晩ごはん。

ガッツリ韓国ごはん。

 

 

豊中駅で母と解散し、

私は高校の同級生の店”コンテンタ”へ。

お腹いっぱいだけど、ワインを2杯。

 

 

 

 

昨日、正午発の飛行機で帰る。

羽田からのリムジンバスの中から見えた東京湾の水平線。

 

 

 

 

昨日の夜は毎月恒例の”はなう”さんでのワイン会。

 

 

今回はイタリア北部・フリウリ(ヴェネツィア・ジュリア州)特集。

昨日は、ドイツ人・中国人のご夫婦が加わり、

ベルギーに長く住んでいたレギュラーメンバーのHさんご夫婦との

英語、ドイツ語が飛び交い、インターナショナルな会でした。

はー、こんな時、ペラペラっと英語を話せたらなぁ・・・と、

英語熱再燃↑

 

 

 

今回のワインのラインナップ

今回は作り手・KANTE(カンテ)のワインが5種ともう一つ。

この地域は痩せた土地でぶどうの生産量も少ないのだそう。

 (泡)『ブリュット カッパ・カッパ』
カンテ
(シャルドネ 50%、マルヴァジア 50%)

 (白)『ソーヴィニヨン・セレツィオーネ 2009』(右)

カンテ
(ソーヴィニヨン 100%)

(白)『ヴィトヴィスカ・セレツィオーネ 2005』(左)

カンテ
(ヴィトヴィスカ 100%)

これらのボトルのラベルは、現オーナーのエディ・カンテさんが描かれた絵だそう。

 

ボトルの口径が違う。

理由を聞いたが忘れた。(汗)

 

 (白)『エクストロ』

カンテ
( ? )

このワインのぶどう品種や醸造法はマル秘だそう。

溜まったオリをよく振ってから

濁っています。

 

 (赤)『オペラ・ヴィーヴァ』
カンテ
(カベルネソーヴィニヨン 25%、メルロー 25%、ピノネロ 25%、テラーノ 25%)

 

(赤)『アジィエンダ・アグリコーラ・マウルス 2011』

ヴィエ・ディ・ロマンス
(メルロー 100%)

 

 

お料理

 

『天然真鯛のクルード バーニャフレイダ』

 

『ハマグリのソテー じゃがいものスープ』

 

『ラヴィオローネ』

 

『グーラッシュ トリエステ』

 

『パンナコッタ マンゴー』

 

『ティラミス』

 

『テーゴレ』

 

 

 

 

そして、今日。

朝寝坊して一日家でゴロゴロしています。

 

 

 

 

はー、ブログためると書くのが大変だ・・・。(汗)

 

 

 

 

 

ではでは。

 

 

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