『ケ・ハレのうつわ 2』展 会期後半 & 山岸厚夫さんの塗りの丼椀 & 昨日の『kiredo kitchen』

 

 

こんにちは。

 

 

寒いですね・・・。

 

 

 

モミジの葉が散って枝だけになりました。

これも一興。

 

 

 

 

 

ケ・ハレのうつわ 2』展、会期後半。

 

 

早くも今年最後の月。

年末年始を控え、慌ただしい日々が待っています。

と同時に、お正月のごちそうを盛る器にも意識が高まる時期ですね。

今回ご紹介するお二人の漆器・陶器は、

日常の”ケ”、年中行事など非日常の”ハレ”のどちらにも大活躍する器です。

ぜひご高覧くださいませ。

 

 

山岸厚夫さん。

福井県鯖江市で長年漆器の制作をされています。

”ジーンズ感覚の漆器”と称し、

繊細で扱いに気を遣うと敬遠されがちな漆器ですが、

山岸さん独自の表面仕上げによりキズが目立ちにくく使いやすい作品。

ふだん使いでどんどん食卓に登場させてください。

 

 

高木浩二さん。

千葉県千葉市で作陶されています。

大理石のような味わいのあるテクスチャー。

高木さんの器は、和洋問わず料理を引き立て高級感を増します。

多くのレストランや料亭で使用される訳が納得できる器の力を実感してください。

 

 

 

今日は山岸厚夫さんの塗りの丼椀をご紹介します。

麺類や丼などをいただく時に、やきものの器もよいですが、

塗りの器でいただくと、何か特別な気分がします。

添える手の漆への感触、器の中から立ち上る湯気、全てとろけそうな優しさに満ち溢れます。

また、不思議と背筋を伸ばして行儀よく食べようという気持ちにもなります。

 

 

今回の山岸さんの丼椀は、

以前からご紹介している”木合”という木の粉と樹脂で型出ししたものに漆を塗ったもの。

よって、このサイズでリーズナブルなのがうれしいです。

7560yen

 

 

 

 

左:Φ16cm、右:Φ18.5cm

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして昨日は、月イチランチ『kiredo kitchen』でした。

 

世界各国の珍しい野菜を年間に約150種類を育てる農家kiredoのランチです。
栗田貴士さん自ら、自作の野菜を一番おいしく調理します。

 

 

今回の野菜

 

 

 

タアサイ

今回の主役!

小松菜の仲間で、最初は立ち上がって生えているが、

土の温度が外気より温かいため、葉っぱが広がり地面に沿うのだそう。

 

中国野菜のタアサイは霜にあたればあたるほど美味しくなっていく野菜。

このタアサイを贅沢にパスタソースに仕立てます。

 

 

ターサイの裏側

 

 

 

カラフルな大根もとても甘くなってきました。

生食が美味しいこの大根をサラダに。

キレドならではの冬大根の味をお伝えしました。

 

紅芯大根

 

 

 

薄紫大根

 

 

薄紫大根の皮をむいたら、内側がビューティホー!

 

 

赤丸カブ

煮込むととても美味しいカブです。

今日はスープにします。

 

 

 

 

今回のランチセット

 

現在企画展で展開中の山岸さんの漆器と高木さんの陶器をたくさん使いました。

改めて料理を映えさせるよい器だと実感しました。

 

アミューズ:

 いろいろな冬大根のカラフルサラダ

 

 

 

 

 

 

スープ:

 赤丸カブと鶏肉のスープ

 

 

 

 

パスタ: 

 タアサイのグリーンソース

 

 

 

 

 

 

 

今年最後のキレドのランチ。

そして来月は畑の移転のため、ランチは一回お休みします。

次回は2月です。お楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

明日から21日(木)は定休日です。

 

次の営業は22日(金)。

この日は、月イチカルチャー『薬膳料理教室の会』。

 

薬膳は、中医学に基づき、生薬を使ったものだけではなく、
選んだ穀物・野菜・肉・魚・乳製品等を材料として料理。
心身ともに健康、病気の予防、回復、保健を目的とした食事。
ひいてはアンチエイジングにつながります。
薬膳のエキスパート・田村直美さんによる料理のデモンストレーションと講義の後、
台湾茶とともに試食します。
今回のテーマは“健康で福を迎える薬膳”。

 

12月は、陰が極まり再び陽にかえる冬至を迎えます。

”一陽来復”冬至を境に運が向いてくるとされています。

身体の中も大掃除をして、五臓六腑の腎を補養し、健康で福を迎える料理をご紹介します。

毎回、充実と満足の内容の薬膳料理教室、
ためになる情報がたくさんで、しかも美味しい。

参加希望の方は、メールにてご連絡願います。
講師:田村直美さん
会費:4000円

 

 

 

 

 

また、23日(土・祝)は 

『おむすびランチ・おむすびテイクアウト』の日。

 

ご好評いただいた”おむすび茶屋 さつき”さんがまたまた登場!

 

宮下治子さんは、千葉県香取郡神崎にある酒蔵”寺田本家”に勤めながら地域の生産者さんたちと知り合っていきました。

2年前に独立し”さつき”を立ち上げました。

食をとおしての人生体験や様々な人々との出会いを通じて、

そして、田畑(大地)に触れ、料理は命そのものであり、

食べることの喜びと、食の産み出す無限の力を表現・追求していきたい。

そんな治子さんは、小さなキッチンカーでおむすびの出張販売、

旬の料理教室を営むようになりました。

 

治子さんのおむすびは、

太陽・大地・海の恵みが、お米一粒一粒で結ばれ、まさに命のご馳走。

生産者さんたちが丹精込めて作った魚やおかかや手作りの具、

白米や玄米、お好みに応じてホッコリ結びます。

 

米:藤崎農場の無農薬玄米、こうざき自然塾の減農薬白米。

塩:自然海塩

海苔:有明産

味噌:こうざき自然塾の熟成発芽玄米麹味噌

酒粕:寺田本家の熟成酒粕

椎茸:西伊豆産の干し椎茸

昆布:こんぶ土居の真昆布

鰹節:タイコウの一本釣り鰹節

他具材:全て国内産、添加物を使わず手間ひまかけて作っています。

 

 

今回のラインナップは以下のとおりです。

 

治子さんのおむすびをランチ@カフェで、

テイクアウトで ご提供いたします。

なお、いずれもご予約をいただいた方に優先して提供。

22日15時まで、ご予約を承ります。

 

カフェでのランチは、

お好みのおむすび、漬物、吸物のセットで、おむすび代金+300yen

12:00~、13:30~で、定員が各10~15名でご案内。

 

テイクアウトは、

お好みのおむすびをパックします。

テイクアウトのお受け取りは当日16:30まで。

 

予約方法は、以下の(白米 or 玄米)×具材の組み合わせ、

各々の個数をお選びください。

 

A:白米

B:玄米(プラス50yen)

 

a:鯖香熟漬→350yen(玄米+50yen)

      越田商店の40年熟成漬汁に漬けた鯖は臭みがなく豊かな風味。さつき一番人気。

b:天然紅鮭→350yen(玄米+50yen)

  魚屋さんもおススメ、鮭のふっくらした香りの定番。

c:豆腐味噌→400yen(玄米+50yen)

  熟成発芽玄米麹味噌と熟成酒粕を合わせた漬床に豆腐をつけて熟成した味わいはクリームチーズのようです。

  豆腐味噌は少量しか作れないので、今回のみの提供。まるで年に一度のクリスマスと同じ。 先着20個限定!

d:梅とごま塩→300yen(玄米+50yen)

  お日様を一杯浴びた後、樽の中でゆっくりと熟成された昔ながらの梅干しです。

 

 

ちなみに、ランチセットでは・・・

●汁物:根菜けんちん汁

  根菜たっぷりの体を温める味噌汁です。

●漬物:糠漬け

  100年以上続く元気な優しい味わいの我が家の糠床をお楽しみください。

 

 

予約例

カフェで食事(12:00~)→ B×a×1個、B×d×1個

テイクアウト→ A×a×2個、B×c×1個、B×d×3個、・・・。受取予定時間も。

 

メールにてご連絡ください。

なお、必ず確認のメールを返信します。

返信がない場合は、再度メールかお電話をいただけますようお願いいたします。

 

 

 

 

 

風邪が流行っています。

うがい・手洗い・栄養・睡眠とスマイル。

これらでウィルスを撃退しましょう。

 

 

 

 

ではでは。

 

 

 

 

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