4月の催しのおしらせ

 

 

こんばんは。

 

 

今日は少々暑いくらいの陽気でした。

 

 

ウチのユスラウメの可憐な花、満開。

 

 

 

 

 

 

 

4月の催しのおしらせです。

 

 

 

◎4月1日(木)~23日(月) 『cheers!』展

 

今展のタイトル”cheers!”は、「乾杯!」という意味の他に、

「おぉ!」「おぅ!」「おっす!」「ちぃーす!」と言ったカジュアルな挨拶に使われます。

小高善和さんの靴、doucattyの手染めの布。

作品⇔使い手の信頼(=モノの確かさ)に基づく親しみをテーマにしました。

 

 

小高善和さん

私の周りでは、小高さんが作る靴を愛用している人がどんどん増殖中。

なにより、私自身が1年のうち300日くらいは小高さんの靴を履いています。

ある日のテンの玄関に脱がれた靴のほとんどが小高靴ということもよくあるほどです。

外出時に知らない人から「それ、小高さんの靴ですよね。」と声を掛けられたという話もたまに耳にします。

どんなにヘビロテで使おうが、ソールばかりかアッパーの革部分のメンテナンスがなされ、

より愛着がわき、長く履き続けていくことができます。

小高さんの企画展はテンではおなじみとなり、毎年買い足されていく方も少なくありません。

そのことは、実直かつストイックによりよい靴づくりに邁進する小高さんが日々重ねてきた仕事の賜物なのでしょう。

 

小高さんのコメント

「実は靴をつくる途中で手が止まることが多いです。

 履く人のことを考えてのことと、より良いものをつくりたいという気持ちから

 常に何か良いアイデアを思いつかないか、もっとよくならないかと、

 寝ても覚めても頭のどこかでシステムが起動している感じです。

 gallery tenの企画展に参加するようになって変わったことは、

 靴をつくる量がそれ以前に比べ圧倒的に増えたことです。

 バックオーダーのプレッシャーが劇的に増えて変わったことで、

 以前は手が止まり考えていたものが、今はつくりながら考えるようになりました。

 同じ工程を繰り返すことで一つ一つの作業スピードは上がり、安定感もでますが、

 もう一歩深いところの問題にたどり着き、それを解決し、さらに進む、というサイクルを繰り返し今があります。

 また、つくりながら考えることで靴以外にも暮らしの中でもっとこうした方がよくなるのでは、と閃くこともあります。

 『手が導いてくれる』という師匠の言葉を実感する日々です。

 

 工房で靴づくりのワークショップをやりつつ、自分の作品づくりをする。

 また、育児や地域の活動などの役割を果たしながら、少しでも長い時間を仕事に打ち込みたいと葛藤しつつ作品づくりをする。

 これらのことは展覧会前後の忙しい時も同じスタンスで行っています。

 時には相反する関係を受け止め、咀嚼し、生み出されたものが、今自分がつくっている靴です。」

 

今会期中、4日と5日以外は在廊し、みなさまの靴づくりや足の悩みなどに対応いたします。

小高さんが、いつも気さくに誠実に接してくださるので、お気軽に声をおかけくださいね。

また、過去にお買いいただいた小高靴の修理やメンテナンスも承ります。

 

 

doucatty

田原幸浩さんと琴子さん

沖縄県南城市で”捺染(なせん)”という技法でひとつひとつ手で布を染めています。

いつも朗らかなお二人が生み出す作品は、おおらかで躍動的で明るくて楽しくて鮮烈でポップで素朴でモダンで・・・

いろんな要素が沖縄の海のように溶け合い輝いています。

手仕事にはいろいろありますが、作者の息遣いまで感じられるような作品を、

私たちが常に肌に触れて使えるということ。

それはたまらなく愛着を覚える体験で、味気ないのっぺりとした工業製品を使うのとは大きく違う感覚だと思います。

手ぬぐいやストールの斬新な絵柄やカラーが、使う人の気分を和ませたりテンションアップさせたりしてくれます。

 

田原夫妻のコメント

「自分たちの手で作ること。

 楽しく作れること。

 作りながら考えること。

 考えた時にドキドキすること。

 自分たちのスタイルで作ること。

 手に取ってくれた人に伝わること。

 作ったものが、誰かの生活とともにあること。

 自分がほしいものを作ること。

 

 doucattyを立ち上げてから、11年間そう作ってきました。

 これからもずっと作っていく人生であるはず。

 気持ちいい素材にカラフルな色をしみこませて、今日も作っています。」

 

 

 

 

 

◎4月1日(日)~8日(日)

月替わり期間限定カレーランチ 『恋する豚と豆類のトマトカレー』

 

イタリアンレストラン”オステリア・ティモーネ”のシェフ・黒水洋さんによるオリジナルカレー。

香取市の在田農場で飼育されている”恋する豚”。

その肩肉と豆類をじっくりと煮込んだラグーをベースにしたイタリアン風のカレー。

 

付け合わせは自家製の野菜のピクルス。

 

ラストオーダー:4時 (ただし、品切れ次第終了します)
1000円

 

ぜひお召し上がりくださいませ。

 

↓前回提供した黒水さんのカレー

 

 

 

◎4月13日(金) 

『おむすびランチ・おむすびテイクアウト』

 

大好評”おむすび茶屋 さつき”さんがまたまた登場!

ほぼレギュラーランチになりつつあります♪

 

宮下治子さんは、千葉県香取郡神崎にある酒蔵”寺田本家”に勤めながら地域の生産者さんたちと知り合っていきました。

2年前に独立し”さつき”を立ち上げました。

食をとおしての人生体験や様々な人々との出会いを通じて、

そして、田畑(大地)に触れ、料理は命そのものであり、

食べることの喜びと、食の産み出す無限の力を表現・追求していきたい。

そんな治子さんは、小さなキッチンカーでおむすびの出張販売、

旬の料理教室を営むようになりました。

 

治子さんのおむすびは、

太陽・大地・海の恵みが、お米一粒一粒で結ばれ、まさに命のご馳走。

生産者さんたちが丹精込めて作った魚やおかかや手作りの具、

白米や玄米、お好みに応じてホッコリ結びます。

 

米:藤崎農場の無農薬玄米、こうざき自然塾の減農薬白米。

塩:自然海塩

海苔:有明産

味噌:こうざき自然塾の熟成発芽玄米麹味噌

酒粕:寺田本家の熟成酒粕

椎茸:西伊豆産の干し椎茸

昆布:こんぶ土居の真昆布

鰹節:タイコウの一本釣り鰹節

他具材:全て国内産、添加物を使わず手間ひまかけて作っています。

 

 

13日(金)、

治子さんのおむすびをランチ@カフェで、

テイクアウトで ご提供いたします。

なお、いずれもご予約をいただいた方に優先して提供。

(当日の飛び込みだと食材不足でお断りすることもありますので、ご予約を!)

 

カフェでのランチは、

お好みのおむすび、漬物、吸物のセットで、おむすび代金+300yen

12:00~、13:30~で、定員が各10~15名でご案内。

 

テイクアウトは、

お好みのおむすびをパックします。

テイクアウトのお受け取りは当日16:30まで。

 

予約方法は、以下の(白米 or 玄米)×具材の組み合わせ、

各々の個数をお選びください。

 

A:白米

B:玄米(プラス50yen)

 

a:鯖香熟漬→350yen(玄米+50yen)

      越田商店の40年熟成漬汁に漬けた鯖は臭みがなく豊かな風味。さつき一番人気。

b:おかか→300yen(玄米+50yen)カマンベールチーズトッピング+50yen

  一本釣りの鰹ならではの香りと旨みをお楽しみください。

c:凛→300yen(玄米+50yen)

  ピリリっ!青唐辛子と真昆布の佃煮をアクセントに、ふんわり真昆布とろろ昆布で包みます。

d:梅ごま塩→300yen(玄米+50yen)

  樽の中でゆっくり熟成された昔ながらの梅干しをごまの香りで包みます。

 

ちなみに、ランチセットでは・・・

●汁物:味噌汁

  

●漬物:天日干し沢庵、糠漬け

  お日様の下で干し、糠と塩でじんわり漬け込んでいます。

  糠漬けは、100年の糠床はフルーティな味わい。

 

 

予約例

カフェで食事(12:00~)→ B×a×1個、B×d×1個

テイクアウト→ A×a×2個、B×c×1個、B×d×3個、・・・。受取予定時間も。

 

メールにてご連絡ください。

なお、必ず確認のメールを返信します。

返信がない場合は、再度メールかお電話をいただけますようお願いいたします。

 

 

 

 

◎4月3日(火) 10:00~12:00
 4月7日(火) 10:00~12:00 『大人の書の会』vol.39
小筆で書く日常の書を習う講座。
きれいなだけではない、人柄を感じさせる、品のよさを感じさせる、
そんな“大人の字”を学びましょう。
講師:西尾修一さん
会費:2500円
要予約

 

 

 

 

 

◎4月6日(金)10:00~12:00 『楽々日本史(近・現代史)の会』vol.21

 

大人の教養として、もう一度日本史を学んでみませんか。
今と未来を意識した日本史の講義。
今回のテーマは、

”慶応から明治へ”

五榜の掲示、そして廃仏毀釈運動へ。
参加ご希望の方はご連絡くださいね。
講師:齋藤永良さん
会費:1500円 
要予約

 

 

 

◎4月20日(金) 9:30~11:45 『薬膳料理教室の会』vol.39
薬膳は、中医学に基づき、生薬を使ったものだけではなく、
選んだ穀物・野菜・肉・魚・乳製品等を材料として料理。
心身ともに健康、病気の予防、回復、保健を目的とした食事。
ひいてはアンチエイジングにつながります。
薬膳のエキスパート・田村直美さんによる料理のデモンストレーションと講義の後、
台湾茶とともに試食します。
今回のテーマは“身体の毒を出し肝を補う薬膳”。

 

春は陽気が活発になり、細胞生成、成長に向けて動き出す季節。

そして風邪(ふうじゃ)の影響で感情の起伏も激しくなります。

これらは肝の働きと関係しています。

身体に溜まった毒を出し、肝を補い、風邪を入れないお料理をご紹介します。

毎回、充実と満足の内容の薬膳料理教室、
ためになる情報がたくさんで、しかも美味しい。

ぜひご参加くださいね。
講師:田村直美さん
会費:4000円
要予約

 

 

 

 

◎4月13日(金)    9:00~10:20(中級クラス)
          10:30~11:50(初級クラス) 『からだで覚える英語の会』vol.22
”いざという時に堂々と話せる英語を楽しくカラダで覚えましょう”がコンセプト。
好奇心旺盛・チャレンジ精神旺盛な小川洋子さんの
長い海外生活での豊富なおもしろエピソードを題材に、
”読む・書く”英語から”聴く・話す”英語を体感しましょう。
ネイティブスピーカーならではの表現や使い方も教わります。
洋子さん専門のアロマ・呼吸法を取り入れ、リラックスしながら楽しいレッスンを!
毎回、一回完結の内容です。
単発でも連続でもご参加いただけます。
英語が全く苦手という方対象の初級クラス、
英語で日常会話をもっと流暢にという方対象の中級クラスの2クラス編成です。
講師:小川洋子さん
会費:2500円
定員:各会max6名
要予約→各会先着6名まで

 

ちなみに、今回、小高さんも飛び入り参加します!

 

 

 

 

◎4月21日(土) 12:00~14:00 『おばんざいランチ』 

 

喜屋武小夜子さんと小川洋子さんのユニット”teamBB”によるお料理。

 

現在80歳以上の人たちが昔当たり前のように作っていた日本の伝統食を

小夜子さんと洋子さんが丁寧に正直に作ったものを食べていただくことで伝承していこうというランチです。

 

献立のベースは”まごはやさしい”。

ま→豆

ご→ゴマ

は→わかめなど海藻

や→野菜

さ→魚、海老など

し→椎茸などキノコ

い→芋

 

一本釣りのカツオの漁獲量は今では全体の1%に満たないそうですが、

そのカツオの鰹節でとる出汁は一味も二味も違います。

また、旬の有機野菜や旬の確かな食材、

手作りや昔からの製法にこだわった発酵食品や発酵調味料を使います。

素材が良さを活かしたシンプルな創作おばんざい料理です。

1800円 15食限定につき、ご予約の方を優先いたします。

 

 

 

 

◎ kiredo kitchen →お休み
 世界各国の珍しい野菜を年間に約150種類を育てる農家kiredoのランチです。
 栗田貴士さん自ら、自作の野菜を一番おいしく調理します。
 

 今回は、kiredoの畑の移転に伴い、植え付け作業等でランチはお休みです。

 

 

 

 

 

 

ご興味のある催しにぜひおいでくださいませ。

 

 

ではでは。

 

 

 

 

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