『cheers!』展 5日め & doucattyの手ぬぐい & 本日 小高さん在廊! & “オステリア・ティモーネ”の『恋する豚と豆類のトマトカレー』 & 明日『楽々日本史の会』

 

 

こんにちは。

 

 

今日は昨日の気温からマイナス10℃という肌寒さ。

世間の多くの人は寒いと思われるかもしれませんが、

私にとってはこのくらいの気温が最も快適。

・・・という訳で、ここ数日の暑さでゲンナリしていたのですが、

今日はやる気満々で出勤してきました。

 

 

庭のシロヤマブキの花が咲きました。

この花も大好きな植物のうちのひとつです。

凛としている姿にうっとり♡

 

 

 

 

 

今月の新企画『cheers!』展、5日め。

 

 

今展のタイトル”cheers!”は、「乾杯!」という意味の他に、

「おぉ!」「おぅ!」「おっす!」「ちぃーす!」と言ったカジュアルな挨拶に使われます。

小高善和さんの靴、doucattyの手染めの布。

作品⇔使い手の信頼(=モノの確かさ)に基づく親しみをテーマにしました。

 

 

小高善和さん

私の周りでは、小高さんが作る靴を愛用している人がどんどん増殖中。

なにより、私自身が1年のうち300日くらいは小高さんの靴を履いています。

ある日のテンの玄関に脱がれた靴のほとんどが小高靴ということもよくあるほどです。

外出時に知らない人から「それ、小高さんの靴ですよね。」と声を掛けられたという話もたまに耳にします。

どんなにヘビロテで使おうが、ソールばかりかアッパーの革部分のメンテナンスがなされ、

より愛着がわき、長く履き続けていくことができます。

小高さんの企画展はテンではおなじみとなり、毎年買い足されていく方も少なくありません。

そのことは、実直かつストイックによりよい靴づくりに邁進する小高さんが日々重ねてきた仕事の賜物なのでしょう。

 

小高さんのコメント

「実は靴をつくる途中で手が止まることが多いです。

 履く人のことを考えてのことと、より良いものをつくりたいという気持ちから

 常に何か良いアイデアを思いつかないか、もっとよくならないかと、

 寝ても覚めても頭のどこかでシステムが起動している感じです。

 gallery tenの企画展に参加するようになって変わったことは、

 靴をつくる量がそれ以前に比べ圧倒的に増えたことです。

 バックオーダーのプレッシャーが劇的に増えて変わったことで、

 以前は手が止まり考えていたものが、今はつくりながら考えるようになりました。

 同じ工程を繰り返すことで一つ一つの作業スピードは上がり、安定感もでますが、

 もう一歩深いところの問題にたどり着き、それを解決し、さらに進む、というサイクルを繰り返し今があります。

 また、つくりながら考えることで靴以外にも暮らしの中でもっとこうした方がよくなるのでは、と閃くこともあります。

 『手が導いてくれる』という師匠の言葉を実感する日々です。

 

 工房で靴づくりのワークショップをやりつつ、自分の作品づくりをする。

 また、育児や地域の活動などの役割を果たしながら、少しでも長い時間を仕事に打ち込みたいと葛藤しつつ作品づくりをする。

 これらのことは展覧会前後の忙しい時も同じスタンスで行っています。

 時には相反する関係を受け止め、咀嚼し、生み出されたものが、今自分がつくっている靴です。」

 

今会期中、4日と5日以外は在廊し、みなさまの靴づくりや足の悩みなどに対応いたします。

小高さんが、いつも気さくに誠実に接してくださるので、お気軽に声をおかけくださいね。

また、過去にお買いいただいた小高靴の修理やメンテナンスも承ります。

 

 

doucatty

田原幸浩さんと琴子さん

沖縄県南城市で”捺染(なせん)”という技法でひとつひとつ手で布を染めています。

いつも朗らかなお二人が生み出す作品は、おおらかで躍動的で明るくて楽しくて鮮烈でポップで素朴でモダンで・・・

いろんな要素が沖縄の海のように溶け合い輝いています。

手仕事にはいろいろありますが、作者の息遣いまで感じられるような作品を、

私たちが常に肌に触れて使えるということ。

それはたまらなく愛着を覚える体験で、味気ないのっぺりとした工業製品を使うのとは大きく違う感覚だと思います。

手ぬぐいやストールの斬新な絵柄やカラーが、使う人の気分を和ませたりテンションアップさせたりしてくれます。

 

田原夫妻のコメント

「自分たちの手で作ること。

 楽しく作れること。

 作りながら考えること。

 考えた時にドキドキすること。

 自分たちのスタイルで作ること。

 手に取ってくれた人に伝わること。

 作ったものが、誰かの生活とともにあること。

 自分がほしいものを作ること。

 

 doucattyを立ち上げてから、11年間そう作ってきました。

 これからもずっと作っていく人生であるはず。

 気持ちいい素材にカラフルな色をしみこませて、今日も作っています。」

 

 

 

小高さん、本日は在廊できない予定でしたが、急きょ来られることになりました。

今日以降の会期営業日は全日在廊予定です。

靴や足のお悩み相談など、また、小高さんの人となりに触れに、ぜひおいでくださいね。

 

 

 

今日は、doucattyの手ぬぐいをご紹介します。

ひとつひとつ手染めのdoucattyの手ぬぐい。

色遣いはもちろんのこと、絵のモチーフや構図がおもしろいです。

手ぬぐいは、ハンカチ代わりに、風呂敷代わりに、スカーフに、・・・と

大変重宝する使えるアート。

切りっぱなしのサラシ地は、洗って干してもすぐに乾くのもうれしいです。

 

 

 

今回、豊富なバリエーションで展開しており、

いろいろご紹介したいのですが、たくさんあるので、

私の独断でベスト5を発表します!

みなさんもお気に入りを見つけにいらしてくださいね。

 

第一位 『サメ』

 

第二位 『六角色マンチャ―』

 

第三位 『イラブチャー』

 

第四位 『タコ』

 

第五位 『草の実』

 

 

先日ご来店のTさん、

今展初日にお買いになった手ぬぐいに、ステッチ。

ステッチの両端を手ぬぐいの幅よりも少し出してフリンジに。

 

 

ステッチも全面にするのではなく、半分だけというのもナイス!

 

ステキなスカーフに変身!

これから汗をかく季節、手ぬぐいスカーフを首に巻いて、

テニスや庭仕事に重宝しそうですね。

 

 

 

 

 

 

 

4月1日(日)~8日(日)

月替わり期間限定カレーランチ 『恋する豚と豆類のトマトカレー』

 

イタリアンレストラン”オステリア・ティモーネ”のシェフ・黒水洋さんによるオリジナルカレー。

香取市の在田農場で飼育されている”恋する豚”。

その肩肉と豆類をじっくりと煮込んだラグーをベースにしたイタリアン風のカレー。

 

付け合わせは自家製の野菜のピクルス。

 

ラストオーダー:4時 (ただし、品切れ次第終了します)
1000円

 

ぜひお召し上がりくださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

さて、明日は、月イチカルチャー『楽々日本史(近・現代史)の会』の日。

 

大人の教養として、もう一度日本史を学んでみませんか。
今と未来を意識した日本史の講義。
今回のテーマは、

”慶応から明治へ”

五榜の掲示、そして廃仏毀釈運動へ。
参加ご希望の方は本日17時までにご連絡くださいね。
講師:齋藤永良さん
会費:1500円 

 

 

 

 

 

 

おしらせおしらせ!

明後日の土曜の朝、日テレ『ぶらり途中下車の旅』でkiredoが登場します!

録画しなければ・・・。(汗)

 

 

 

 

 

 

寒暖の差が激しいです。

体調を崩しがちですので、どうぞお気を付けください。

 

 

本日もみなさまのご来店をお待ちしております!

 

 

 

ではでは。

 

 

 

 

 

 

 

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