『しっぽり』展・荒井恵子さんの水墨画 & 本日 荒井恵子さん在廊! & ”葉菜”シェフ・吉田哲平さんの『黒胡麻とゴボウのチキンカレー』 & 本日『大人の書の会』

 

 

 

こんにちは。

 

 

 

ポカポカ陽気の爽やかな2月の土曜。

昨日の雪がところどころ残っていて、

車の運転も用心用心。

 

 

 

 

 

 

 

新企画『しっぽり』展、2日め。

 

 

落ち着いた様子でありながら、

緊張感が漂うというよりは、

少し湿り気を帯びた心に染み入るような様をイメージしました。

 

 

荒井恵子さん。

 

いつもニコニコ~とまぶしい笑顔とケラケラ~と高らかな明るい声の荒井さん。

常にブルドーザーのような活力とスポンジのような吸収力を秘め、元気いっぱい。

年中あちらこちらに走り回っている体力と気力は計り知れず、

パワーは衰えるどころか年々増してきています。

 

昨年5月、越前和紙の里・福井県武生で、

”紙の神様”を祀る岡太神社大瀧神社の1300年祭がありました。

その4年前にオファーを受けた襖絵32面のプロジェクトの大仕事を成し遂げ、

また昨年末の篠田桃紅空間での個展も盛況に終わりました。

今年来年も国内外での展覧会の予定が目白押しですが、

とにかく泉が湧くようにどんどん描き続けていきます。

 

昨年は何度も何度も福井の岩野平三郎製紙所の職人さんの中に入って、

和紙を漉くという作業を自ら体験することで、

今まで見えていなかった紙のポテンシャルに気づき感動するとともに、

次の作品への展開にワクワクするという情熱が高まる。

また、3年前に荒井さんの元に来た100種類の墨は、

モノトーンの墨の世界に多様な”色”をもたらし、新しい作品を生み出してきました。
百の墨を摺るのには2か月を要します。

ひとつひとつ摺るという行為は脈拍を打つかのように延々と続いていき、

そこから教わることが多いのだそうです。

 

その時に感じたものを、呼吸するように軽やかに描く。

いくらでも描き続けていくことができ、

その時間軸の中でリズムが変化していくのが楽しいと言います。

荒井さんの身体と心から表されるものには躍動感とともにキーンと研ぎ澄まされた落ち着きも存在します。

今回、膨大な量の作品から、テンでお見せしたいものを厳選して展開いたします。

ご高覧くださいませ。

 

作家在廊日:1日(金)2日(土)3日(日)4日(月)5日(火)11日(月)14日(木)

 

 

 

三笘修さん

 

大分県日田市で生まれ育ち、大学で東京、その後、愛知、滋賀でやきものの仕事をし、

12年前に故郷に帰りました。

それまでは、躍起になって作陶をした時代がありましたが、

今では、生活の中での営みとして、家族と語らい、自然を楽しみ、仕事する。

そんな自分に楽で自然体な暮らしの延長としての作陶。

5年前に三笘さんのアトリエを訪れましたが、

低い山並みや川に囲まれた、どこか懐かしい日本の原風景が広がっていました。

体中包まれるような温かでホッとする環境。

 

三笘さんは、食材、料理が美しく見えることを意識して制作していると言います。

彼の作品には、”侘び寂び”の精神が息づいているように思います。

ムダをそぎ落とし、要るものしかない、というフォルム。

李朝の陶磁を彷彿とさせるような”洗練”も感じられる。

また、飾らないのに内側からにじみ出る艶やかさもある。

何とも言えないカタチや質感や色は、もちろん三笘さんの意図によって作られたものですが、

五感にスッとムリなく入ってくる自然な優しさがあります。

 

三笘さんの今年のテーマ。

雑然とした自分の頭の中を整理して、自分の考えていることを的確な言葉で相手に伝えること。

整理できれば、自分の作る器についても、きちんとコトバにでき、相手にも伝わるのかなと。

でも、彼の作品を観ていれば、言葉以上の精神性が語りかけてくるような気がします。

きっと今後も、ずっと変わらず淡々と作り続けていくのでしょう。ずっとずっと・・・。

 

 

 

本日、荒井さん、在廊!

ぜひいらしてくださいね。

 

 

 

荒井恵子さんの水墨画をご紹介します。

今回、大きな作品も小品もたくさん出展。

荒井作品は、

茶室のような空間にも、モダンな空間にも

どこにもシックリと馴染み、そこに新たな空気を作りだすような気がします。

 

 

今日は、今回のメインの2点をご紹介。

写真では伝わりきれません。

ぜひ肉眼で作品をじっくりご覧いただきたいです。

 

 

こちらは、荒井さんのアトリエに行って、

膨大な数の大きな作品の中から私がヒトメボレしたもの。

滝のような波のような白の部分と

漆黒の対比に胸を撃ち抜かれました。

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夜、スポットライトの光と作品の上方の白が響き合って、

後光のような輝きが美しいです。

 

 

 

こちらは、荒々しさと繊細さが共存。

勢いのある筆致に目を奪われます。

200000yen

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月1日(金)~10日(日) ただし4日(月)はキレドのランチのためカレーは休みです。 

月替わり期間限定カレーランチ 『黒胡麻とゴボウのチキンカレー』

 

今回は、南インド料理”葉菜”のシェフ・吉田哲平さんのカレーです。

 

トマト、ココナッツベースに黒胡麻を加えたゴボウ入りのチキンカレー。

身体を芯から温め元気をつけてくれる特製カレーです。

 

付け合わせは『大根のアチャール』

白胡麻を使った大根の漬物です。

 

 

ラストオーダー:4時 (ただし、品切れ次第終了します)
1000円

 

ぜひお召し上がりくださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ただいま、月イチカルチャー『大人の書の会』中。

小筆で書く日常の書を習う講座。
きれいなだけではない、人柄を感じさせる、品のよさを感じさせる、
そんな“大人の字”を学びましょう。

 

講師・西尾修一さんによる書にまつわる楽しいお話に始まり、

漢字やかなの興味深いレッスン。

 

 

 

今回から、写経のレッスンが加わります。

気持ちを落ち着けて書いていきましょう。

 

 

 

 

 

明後日4日(月)は、月イチカルチャー『kiredo kitchen』の日です。 
世界各国の珍しい野菜を年間に約150種類を育てる農家kiredoのランチです。

栗田貴士さん自ら、自作の野菜を一番おいしく調理します。

 

 

今月の主役はサボイキャベツ。

ちりめんキャベツともいうちぢれが特徴のキャベツです。

霜に当たるほどにおいしくなるキャベツで2月が旨みが最高潮になります。

少しの豚肉、チーズと一緒に蒸し煮にするのがナポリ風。

これだけで驚きの美味しさになります。

 

そのほかにはちぢみほうれんそうや紅菜苔など。

 

2月、甘みがひきたつこの時季ならではの美味しさを味わってください。

 

 

 

 

12:00~、13:30~  各時間帯10~15名
ご予約をいただいた方優先でお席を確保できますので、お決まりの方はご連絡をくださいね。

 

ランチセット(前菜・スープ・パスタ・コーヒー):1,500円

 

 

 

 

 

 

 

清々しい晴天の日、

どうぞお出かけくださいませ。

 

 

 

 

ではでは。

 

 

 

 

 

 

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