『しっぽり』展・荒井恵子さんの水墨画 & ”葉菜”シェフ・吉田哲平さんの『黒胡麻とゴボウのチキンカレー』 & 本日『楽々日本史の会』 & 昨日の『心を整える一文字の会』

 

 

こんにちは。

 

 

昨日ほどではないですが、今日も暖かいですね。

明日は雪になるとか・・・。(汗)

 

 

 

クリスマスローズのツボミ、一つ見つけました♪

 

 

 

 

 

しっぽり』展、8日め。

会期後半となりました。

 

 

落ち着いた様子でありながら、

緊張感が漂うというよりは、

少し湿り気を帯びた心に染み入るような様をイメージしました。

 

 

荒井恵子さん。

 

いつもニコニコ~とまぶしい笑顔とケラケラ~と高らかな明るい声の荒井さん。

常にブルドーザーのような活力とスポンジのような吸収力を秘め、元気いっぱい。

年中あちらこちらに走り回っている体力と気力は計り知れず、

パワーは衰えるどころか年々増してきています。

 

昨年5月、越前和紙の里・福井県武生で、

”紙の神様”を祀る岡太神社大瀧神社の1300年祭がありました。

その4年前にオファーを受けた襖絵32面のプロジェクトの大仕事を成し遂げ、

また昨年末の篠田桃紅空間での個展も盛況に終わりました。

今年来年も国内外での展覧会の予定が目白押しですが、

とにかく泉が湧くようにどんどん描き続けていきます。

 

昨年は何度も何度も福井の岩野平三郎製紙所の職人さんの中に入って、

和紙を漉くという作業を自ら体験することで、

今まで見えていなかった紙のポテンシャルに気づき感動するとともに、

次の作品への展開にワクワクするという情熱が高まる。

また、3年前に荒井さんの元に来た100種類の墨は、

モノトーンの墨の世界に多様な”色”をもたらし、新しい作品を生み出してきました。
百の墨を摺るのには2か月を要します。

ひとつひとつ摺るという行為は脈拍を打つかのように延々と続いていき、

そこから教わることが多いのだそうです。

 

その時に感じたものを、呼吸するように軽やかに描く。

いくらでも描き続けていくことができ、

その時間軸の中でリズムが変化していくのが楽しいと言います。

荒井さんの身体と心から表されるものには躍動感とともにキーンと研ぎ澄まされた落ち着きも存在します。

今回、膨大な量の作品から、テンでお見せしたいものを厳選して展開いたします。

ご高覧くださいませ。

 

作家在廊日:1日(金)2日(土)3日(日)4日(月)11日(月)14日(木)

 

 

 

三笘修さん

 

大分県日田市で生まれ育ち、大学で東京、その後、愛知、滋賀でやきものの仕事をし、

12年前に故郷に帰りました。

それまでは、躍起になって作陶をした時代がありましたが、

今では、生活の中での営みとして、家族と語らい、自然を楽しみ、仕事する。

そんな自分に楽で自然体な暮らしの延長としての作陶。

5年前に三笘さんのアトリエを訪れましたが、

低い山並みや川に囲まれた、どこか懐かしい日本の原風景が広がっていました。

体中包まれるような温かでホッとする環境。

 

三笘さんは、食材、料理が美しく見えることを意識して制作していると言います。

彼の作品には、”侘び寂び”の精神が息づいているように思います。

ムダをそぎ落とし、要るものしかない、というフォルム。

李朝の陶磁を彷彿とさせるような”洗練”も感じられる。

また、飾らないのに内側からにじみ出る艶やかさもある。

何とも言えないカタチや質感や色は、もちろん三笘さんの意図によって作られたものですが、

五感にスッとムリなく入ってくる自然な優しさがあります。

 

三笘さんの今年のテーマ。

雑然とした自分の頭の中を整理して、自分の考えていることを的確な言葉で相手に伝えること。

整理できれば、自分の作る器についても、きちんとコトバにでき、相手にも伝わるのかなと。

でも、彼の作品を観ていれば、言葉以上の精神性が語りかけてくるような気がします。

きっと今後も、ずっと変わらず淡々と作り続けていくのでしょう。ずっとずっと・・・。

 

 

 

荒井恵子さんの水墨画をご紹介します。

今日は、大きな作品2点を。

3年前に100種類の墨を寄贈され、

それ以前にも増してモノトーンの中での豊かな色彩が感じられるようになりました。

荒井さんの抽象表現は、ダイナミックなパワーを放ちます。

それでいて、じーっと観ていると、ホワホワンと胸が熱くなって穏やかな気持ちになるのが不思議。

 

この二つの作品のサイズは、140cm×120cm。

小さな作品も荒井ワールドが凝縮されているのですが、

やはり大きな作品は迫力をもって”体感”するといった感じでしょうか。

ぜひ実物をじっくりご覧いただきたいです。

 

250000yen

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月1日(金)~10日(日)  

月替わり期間限定カレーランチ 『黒胡麻とゴボウのチキンカレー』

 

今回は、南インド料理”葉菜”のシェフ・吉田哲平さんのカレーです。

 

トマト、ココナッツベースに黒胡麻を加えたゴボウ入りのチキンカレー。

身体を芯から温め元気をつけてくれる特製カレーです。

 

付け合わせは『大根のアチャール』

白胡麻を使った大根の漬物です。

 

ラストオーダー:4時 (ただし、品切れ次第終了します)
1000円

 

ぜひお召し上がりくださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

月イチカルチャー『楽々日本史(近・現代史)の会』の日です。

 

大人の教養として、もう一度日本史を学んでみませんか。
今と未来を意識した日本史の講義。
今回のテーマは、

”琉球処分と北海道併合”

内国植民地と国境の確定。

 

 

 

来月は3月8日(金)を予定しています。

ぜひご参加くださいね。

 

講師の斎藤永良さん、いつもオシャレでいらっしゃいます♪

ovejitaのストール、よくお似合い!

 

 

 

 

 

 

さて、昨日の『心を整える一文字の会』のご報告です。

 

”書は人なり、文字は人となり”という言葉があります。

あたりまえのよう書いている文字に実は

書いている人の生まれ持った気質や、

ついやってしまう生き方のクセ、

その時の心身の状態が表れているということをご存知でしょうか。

 

また、文字にはその時その時の想いがこもります。

ちょっと想像してみてください。

大好きな人に想いを伝える手紙を書く時、

どうしても入りたい会社へ履歴書を書いて送る時、

理不尽な想いをしてしまい苦情の手紙を書く時、

・・・・・

考えてみると、文字ってその時々で変わっていると思いませんか?

 

今回の会では、筆跡診断からなりたい自分に近づくアドバイスをされている伊藤億子さんによって、

文字のおもしろさや自分の名前の大切さを知っていただき、

たった一文字、気持ちを込めて文字を書くだけで心が整う方法をお伝えします。

たった一文字書くだけで・・・?

私たちが何か緊張する場面で、

手のひらに指で”人”と何度か書いては飲み込む動作をしますね。

それが具体的にどうなるということではありませんが、

そのことで自分に大丈夫!という暗示をかけ心を整えるというアレです。

 

 

 

最初に自分の名前を書き、

その文字から、他のみなさんがどういう印象を受けるか感想をききます。

それをふまえて自己紹介。

伊藤さんから筆跡によるその人の特徴などを診断していただきました。

 

自分の書いた文字に表れている良いところを伸ばすために、

心を平常心にして一文字を書く。

文字の線一つ一つに意味があること、

その意味を考えながら大切に書く練習。

 

 

 

最初に書いた文字、最後に書いた文字、
みちがえるように、力強くのびのびとした線に変化しました。

 

人の意識が心を落ち着けるのですが・・・

その意識の持ち方を教わることで

今後の何か緊張の局面があったとしても

スッと心を整える術を学べるおもしろい講座でした。

 

 

 

 

 

 

日本史の会にご参加で歴博にお勤めのSさんからお知らせ!

先史・古代の展示室がリニューアルし、3月19日にオープンするそうです。

行ってみたい~♪

 

 

 

 

 

 

 

今日もみなさんのご来店をお待ちしております。

 

ではでは。

 

 

 

 

 

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