『passione』展 小泊良さんの浅鉢 & ”蔵精”シェフ・ばんちゃんの『季節の彩りカレー』 & 明日『楽々日本史の会』

 

 

こんにちは。

 

 

8月の猛暑を思うと少しずつ過ごしやすくなってきていますね。

 

 

 

コムラサキの実が色づき始めてきました。

 

 

 

今朝のケロッピは眠そうでした。

 

 

 

 

 

 

今月の新企画『passione』展、5日め。

 

掛井五郎さんの熱 × 小泊良さんの熱

ぶつかり合い、同調し合い、

熱い熱い熱が発せられる展覧会になればと思います。

 

 

掛井五郎さん

 

来年90歳になられる掛井五郎さんの作品からほとばしるパワーには驚きの連続。

静岡で生まれた掛井さんは、絵の上手だったお兄様の影響もあり、

東京藝術大学にて彫刻を学ばれました。

以降、70年近くずっとずっと精力的に創作を続けておられます。

錚々たる芸術家とともに日本のアート界を牽引してこられた大御所ともいえる方ですが、

謙虚でにこやかで自然体。

 

掛井さんのアトリエやご自宅には所せましと壁にも床にも多くのアートにあふれています。

ブロンズの彫刻や油彩画もさることながら、

菓子箱やトイレットペーパーの芯がユニークに変身した作品に目を奪われる。

壁にかかっている絵も、カレンダーの裏に描かれていたり、

暮らしの中にある身近なものが画材となるのです。

なんと以前私が手土産にお持ちしたものの外箱と包装紙がアートに化けてプレゼントされ、大感激!

掛井さんの手から生み出された全ての作品に、

大人たちがとっくの昔に失ってしまったピュアで生き生きとした情熱が息づく。

どの作品も今にも動き出してきそうな躍動感と迫力が感じられます。

そう、それらは”生”。

生きている、ナマである、内から何かが生まれ出る、

・・・そんな感覚をダイレクトに覚えます。

掛井さんは食欲旺盛なのだそう。

きっとそれもご自身の”生(元気)”の源となっているのでしょう。

 

今回、彫刻、版画、ドローイング、ブローチ、作品集など、

掛井五郎さんのあらゆる作品の一端を展開いたします。

2年前、五郎さんのご長男・隆夫さんが財団を立ち上げられ、

膨大な作品の管理や展示手配を。

初日は隆夫さんが在廊され、お父様のことなどのお話を伺えますので、ぜひおいでくださいませ。

 

在廊日:1日(日)

 

 

 

小泊良さん

 

静岡出身、沖縄在住の小泊良さん。

年々活躍の場を広げ、いまや国内外でひっぱりだこの小泊さん。

その人気の理由を私なりに分析すると・・・・・。

絶妙な絵のテンポとバランスと間、造形美、潔いシンプルな線、

コッテリしているけど後味よし、器としての安定感、色彩、

・・・・・と、作為のない作為が、私たちのカラダに心地よくスッと入ってくるのだと考えます。

 

小泊さんはいつ会ってもテンションが平らだ。

でも内に秘めたる熱いものが感じられる。

発表の場がものすごい勢いで増えてきているのに比例して、

それぞれの展覧会で必ず出される新作も増えます。

絶えず新しいものを作りたいという小泊さんから常にフツフツと湧き上がってくる何か。

アイデアなのか経験なのか元々持ち合わせた能力なのか・・・・・。

もちろんそれらもあるのでしょうが、そもそも器に絵を描き始めたきっかけは、お子さんの絵本だそう。

子ども向けの明解で単純な絵が、小泊さんの手にかかるとたちまちクールな魅力に昇華する。

アトリエに行った際、出されたお茶とお菓子。

カップは小泊さん作、小皿は息子さん作。

息子さんの皿は何の違和感もなく、そこに描かれた絵は確かに小泊イズムでした。

二人の絵は、独自の空気を放っていて互いに溶け合っていることを目の当たりにし興味深く見入ったのでした。

テンでは3回めの小泊展。

今回はどんなおもしろいものが見られるのか楽しみでしかたがありません。

 

在廊日:1日(日)

 

 

 

今日は、小泊さんの浅鉢をご紹介します。

小泊さんの作風は、一貫した小泊イズムが芯にありながらも多様性あり。

今日ご紹介する作品は、

ネオ民芸とでも言いましょうか(私見ですが)、

洗練とアート性を備えた民芸の器だと考えます。

 

食材を盛ってこそ命が吹き込まれる器ですが、

小泊さんの器にはそれそのものの絶大な魅力があり、

その器に盛られた食材の魅力をも不思議な力で押し上げる。

上手く表現できないのですが、

日常づかいの器が食卓のグレードを高くし、

その食卓を囲む家族や友人たちに熱い飽和気分をもたらすような気がします。

 

このシリーズは、特に、

今展のお相手・掛井五郎さんの作品にも通ずるところがあると感じています。

実は当初、掛井さんは大変大御所でいらっしゃるので、個展しかやらないと断られてしまっていたのですが、

掛井さん×小泊さんの2人展をどうしても企画したく、ゴネまくって承諾していただき、

今展にこぎつけました。

ご覧になるみなさんには、このお二人の作品が互いに行き交う感覚を受け取っていただきたいと思っています。

 

大:φ21.5cm 9720yen

小:φ16cm 4860yen

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今月の月替わり期間限定カレーランチ は『季節の彩りカレー』

 

大多喜町の名店”蔵精”のシェフ・ばんちゃんの渾身のカレーが登場!

 

トマトはロースト、

玉ねぎはステーキでシャキシャキ感を残します。

ピーマンは網焼き、

茄子は蒸して、

人参は粗おろしで熟成酒粕と炒め煮。

 

それぞれの旨みを引き出し一皿にまとめられています。

水をほとんど使わず小麦粉も使っていませんので、

あっさりと食べやすく、素材の味がストレートに伝わります。

冷凍せずにご提供するので、具財の風味と食感が生きています。

テン初の冷たいカレーです!

 

付け合わせは『自然発酵オーガニック豆乳ヨーグルト』。

そのまま食べても美味しいですが、

カレーにかけるとマイルドながらも奥行のある味わいになります。

 

 

ランチ期間 9月1日(日)~7日(土)

ラストオーダー:4時 (ただし、品切れ次第終了します)
1000円

 

ぜひお召し上がりくださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

さて、明日は、月イチカルチャー『楽々日本史の会』の日です。

 

大人の教養として、もう一度日本史を学んでみませんか。
今と未来を意識した日本史の講義。
今回のテーマは、

”文明開化から自由民権運動へ”

知の広がり、生活の西洋化、そして民権意識の高まりへ。
講師:齋藤永良さん
会費:1500円 
参加ご希望の方は、本日17時までにご連絡ねがいます。

 

 

 

 

 

 

 

8月の長い夏休みの間、ダラダラ過ごしていたので、

9月1日から突然忙しくなり、カラダがついていかず・・・。(汗)

ここ数日、しんどくてたまりません。

 

ですが、昨夜は気合を入れてスイミングに。

ありったけの体力を使いはたし、廃人のようになって帰宅。

 

 

 

そして、今朝は英会話のレッスンにも行く。

ドMになってがんばる自分がイタくて愛おしい。(苦笑)

 

 

 

最近お気に入りのお笑い芸人”和牛”のLINEスタンプ。

コレ、水田さんのめんどくさい長ーい音声が出ます。(笑)

川西:まぁ、がんばっていきましょー 言うてやってますけども。

水田:え、がんばっていきましょ って言うた?

 いや、がんばっていきましょ って言うてやってますけどもって言うたら

 その前にがんばっていきましょって言ってなかったらおかしいやん。

 

 

 

 

 

 

 

 

8日(日)は、都合により16時に閉店いたします。

どうぞご了承くださいませ。

 

 

 

 

本日もみなさまのご来店をお待ちしております。

 

 

ではでは。

 

 

 

 

 

 

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