『passione』展 掛井五郎さんの版画 & ”蔵精”シェフ・ばんちゃんの『季節の彩りカレー』 明日まで! & 本日『楽々日本史の会』 & 明日『大人の書の会』

 

 

 

こんにちは。

 

 

今日は暑いです・・・。(汗)

 

 

 

Sさんのお庭に咲いていたシュウメイギクをいただきました。

ウチのはまだ咲きそうもありませんが、品があり、大好きな花です。

 

 

 

 

 

今月の新企画『passione』展、6日め。

 

掛井五郎さんの熱 × 小泊良さんの熱

ぶつかり合い、同調し合い、

熱い熱い熱が発せられる展覧会になればと思います。

 

 

掛井五郎さん

 

来年90歳になられる掛井五郎さんの作品からほとばしるパワーには驚きの連続。

静岡で生まれた掛井さんは、絵の上手だったお兄様の影響もあり、

東京藝術大学にて彫刻を学ばれました。

以降、70年近くずっとずっと精力的に創作を続けておられます。

錚々たる芸術家とともに日本のアート界を牽引してこられた大御所ともいえる方ですが、

謙虚でにこやかで自然体。

 

掛井さんのアトリエやご自宅には所せましと壁にも床にも多くのアートにあふれています。

ブロンズの彫刻や油彩画もさることながら、

菓子箱やトイレットペーパーの芯がユニークに変身した作品に目を奪われる。

壁にかかっている絵も、カレンダーの裏に描かれていたり、

暮らしの中にある身近なものが画材となるのです。

なんと以前私が手土産にお持ちしたものの外箱と包装紙がアートに化けてプレゼントされ、大感激!

掛井さんの手から生み出された全ての作品に、

大人たちがとっくの昔に失ってしまったピュアで生き生きとした情熱が息づく。

どの作品も今にも動き出してきそうな躍動感と迫力が感じられます。

そう、それらは”生”。

生きている、ナマである、内から何かが生まれ出る、

・・・そんな感覚をダイレクトに覚えます。

掛井さんは食欲旺盛なのだそう。

きっとそれもご自身の”生(元気)”の源となっているのでしょう。

 

今回、彫刻、版画、ドローイング、ブローチ、作品集など、

掛井五郎さんのあらゆる作品の一端を展開いたします。

2年前、五郎さんのご長男・隆夫さんが財団を立ち上げられ、

膨大な作品の管理や展示手配を。

初日は隆夫さんが在廊され、お父様のことなどのお話を伺えますので、ぜひおいでくださいませ。

 

在廊日:1日(日)

 

 

 

小泊良さん

 

静岡出身、沖縄在住の小泊良さん。

年々活躍の場を広げ、いまや国内外でひっぱりだこの小泊さん。

その人気の理由を私なりに分析すると・・・・・。

絶妙な絵のテンポとバランスと間、造形美、潔いシンプルな線、

コッテリしているけど後味よし、器としての安定感、色彩、

・・・・・と、作為のない作為が、私たちのカラダに心地よくスッと入ってくるのだと考えます。

 

小泊さんはいつ会ってもテンションが平らだ。

でも内に秘めたる熱いものが感じられる。

発表の場がものすごい勢いで増えてきているのに比例して、

それぞれの展覧会で必ず出される新作も増えます。

絶えず新しいものを作りたいという小泊さんから常にフツフツと湧き上がってくる何か。

アイデアなのか経験なのか元々持ち合わせた能力なのか・・・・・。

もちろんそれらもあるのでしょうが、そもそも器に絵を描き始めたきっかけは、お子さんの絵本だそう。

子ども向けの明解で単純な絵が、小泊さんの手にかかるとたちまちクールな魅力に昇華する。

アトリエに行った際、出されたお茶とお菓子。

カップは小泊さん作、小皿は息子さん作。

息子さんの皿は何の違和感もなく、そこに描かれた絵は確かに小泊イズムでした。

二人の絵は、独自の空気を放っていて互いに溶け合っていることを目の当たりにし興味深く見入ったのでした。

テンでは3回めの小泊展。

今回はどんなおもしろいものが見られるのか楽しみでしかたがありません。

 

在廊日:1日(日)

 

 

 

今日は、掛井五郎さんの版画をご紹介します。

掛井さんは彫刻家でいらっしゃいますが、

彫刻作品以外にもいろんなジャンルの作品があります。

今回、版画をたくさん出展しています。

平面の中から、大きな空間、世界が感じられます。

 

 

今日は私が個人的に好きなベスト3を発表します。

フレームのアクリル面に光が写り込んで見づらくてすみません。

ぜひ実物をご覧ください。

 

 

第一位 『眼球』

 

前面にドーンとダイナミックな顔。

線というよりは面のような勢いのある顔の輪郭と

スゴい眼光。

この迷いのない潔いのある一筆書きのような線に惚れました♡

 

制作年:1986年

H:62.0cm、W:42.0cm

技法:ソフトグランドエッチング、サルファチント

 

 

 

 

 

第二位 『花と影』

 

セピア色の画面に、

細く繊細な線の花と市松模様の床。

カーネーションの花から、花の精のような影が落ちる。

何とも言えない雰囲気につつまれています。

 

制作年:1987年

H:42.0cm、W:29.5cm

技法:エッチング、スピットバイト 2色刷

 

 

 

 

 

第三位 『バラ』

 

平面作品ですが、私には鉄でできた立体のバラに見えます。

すっくと伸びた茎の上にポッテリとグルグル巻かれた花びら。

その足元に、カエルのようなもの、犬のようなもの、ヘビのようなものがいます。

生きとし生けるものたちが、

この濃いグレージュの背景の中、活力を帯びています。

大きな作品です。

 

制作年:1990年

H:89.5cm、W:41.5cm

技法:コラグラフ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今月の月替わり期間限定カレーランチ は『季節の彩りカレー』

 

大多喜町の名店”蔵精”のシェフ・ばんちゃんの渾身のカレーが登場!

 

トマトはロースト、

玉ねぎはステーキでシャキシャキ感を残します。

ピーマンは網焼き、

茄子は蒸して、

人参は粗おろしで熟成酒粕と炒め煮。

 

それぞれの旨みを引き出し一皿にまとめられています。

水をほとんど使わず小麦粉も使っていませんので、

あっさりと食べやすく、素材の味がストレートに伝わります。

冷凍せずにご提供するので、具財の風味と食感が生きています。

テン初の冷たいカレーです!

 

付け合わせは『自然発酵オーガニック豆乳ヨーグルト』。

そのまま食べても美味しいですが、

カレーにかけるとマイルドながらも奥行のある味わいになります。

 

 

ランチ期間 9月1日(日)~7日(土)

ラストオーダー:4時 (ただし、品切れ次第終了します)
1000円

 

今回のカレーランチは明日が最終日です!

ぜひお召し上がりくださいませ。

 

 

 

 

ただいま、炊飯中。

水牛の鼻から蒸気がシューっ。

 

 

 

 

 

ただいま、月イチカルチャー『楽々日本史の会』の講義中です。

 

大人の教養として、もう一度日本史を学んでみませんか。
今と未来を意識した日本史の講義。
今回のテーマは、

”文明開化から自由民権運動へ”

知の広がり、生活の西洋化、そして民権意識の高まりへ。

 

来月の日本史の会は、10月4日(金)です。

ぜひご参加くださいね。

 

 

 

 

 

明日は、月イチカルチャー『大人の書の会』の日です。

 

小筆で書く日常の書を習う講座。
きれいなだけではない、人柄を感じさせる、品のよさを感じさせる、
そんな“大人の字”を学びましょう。

 

参加ご希望の方は本日17時までにご連絡願います。

 

 

 

 

 

さて、9日(月)は、

月イチランチ 『kiredo kitchen』の日。 

 
世界各国の珍しい野菜を年間に約150種類を育てる農家kiredoのランチです。

栗田貴士さん自ら、自作の野菜を一番おいしく調理します。

 

今月の目玉は、宿儺(すくな)かぼちゃです。

今まで育ててきたカボチャの中でもホクホク型のかぼちゃでは王様だとクリタさん曰く。

甘みが強く風味もよく、ハラペーニョと合わせるととても美味しいです。

 

 

 

パスタはサンマルツァーノをふんだんに使ったポモドーロ。

ひもなすという炒め物がとても美味しい茄子を使って作ります。

キレドでなければなかなか食べられないのだそう。

 

 

 

12:00~、13:30~ 各時間帯10~15名
ご予約をいただいた方優先でお席を確保できますので、お決まりの方はご連絡をくださいね。

 

ランチセット(前菜・スープ・パスタ・コーヒー):1,500yen

 

 

 

 

 

 

 

今日も眠たそうなケロッピがいました♪

 

 

 

 

 

 

8日(日)は、都合により16時に閉店いたします。

どうぞご了承くださいませ。

 

 

 

本日もみなさまのご来店をお待ちしております。

 

 

ではでは。

 

 

 

 

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