水・氷・電気・ガス・wifi 使ってください! & 『passione』展 本日最終日!

 

 

 

 

こんにちは。

 

 

昨夜の中秋の名月、キレイでした。

 

 

 

 

 

 

千葉県内、先日の台風の被害が多く出ており、

いまだライフラインが滞って大変な想いをされている方がたくさんいらっしゃいます。

 

テンのある大網白里市、私の自宅のある千葉市緑区は、

徐々に復旧が進んできていますが、まだまだ完全ではありません。

 

お困りの方は、このブログなどご覧になる余裕はないでしょうが、

何かでお知りになることがあれば、

充電、水、氷、ガス、wifiなど、テンにいらっしゃり、ぜひご利用ください!

 

 

 

 

 

今月の企画『passione』展、

早くも本日が最終日となりました。

 

掛井五郎さんの熱 × 小泊良さんの熱

ぶつかり合い、同調し合い、

熱い熱い熱が発せられる展覧会になればと思います。

 

 

掛井五郎さん

 

来年90歳になられる掛井五郎さんの作品からほとばしるパワーには驚きの連続。

静岡で生まれた掛井さんは、絵の上手だったお兄様の影響もあり、

東京藝術大学にて彫刻を学ばれました。

以降、70年近くずっとずっと精力的に創作を続けておられます。

錚々たる芸術家とともに日本のアート界を牽引してこられた大御所ともいえる方ですが、

謙虚でにこやかで自然体。

 

掛井さんのアトリエやご自宅には所せましと壁にも床にも多くのアートにあふれています。

ブロンズの彫刻や油彩画もさることながら、

菓子箱やトイレットペーパーの芯がユニークに変身した作品に目を奪われる。

壁にかかっている絵も、カレンダーの裏に描かれていたり、

暮らしの中にある身近なものが画材となるのです。

なんと以前私が手土産にお持ちしたものの外箱と包装紙がアートに化けてプレゼントされ、大感激!

掛井さんの手から生み出された全ての作品に、

大人たちがとっくの昔に失ってしまったピュアで生き生きとした情熱が息づく。

どの作品も今にも動き出してきそうな躍動感と迫力が感じられます。

そう、それらは”生”。

生きている、ナマである、内から何かが生まれ出る、

・・・そんな感覚をダイレクトに覚えます。

掛井さんは食欲旺盛なのだそう。

きっとそれもご自身の”生(元気)”の源となっているのでしょう。

 

今回、彫刻、版画、ドローイング、ブローチ、作品集など、

掛井五郎さんのあらゆる作品の一端を展開いたします。

2年前、五郎さんのご長男・隆夫さんが財団を立ち上げられ、

膨大な作品の管理や展示手配を。

初日は隆夫さんが在廊され、お父様のことなどのお話を伺えますので、ぜひおいでくださいませ。

 

 

 

 

小泊良さん

 

静岡出身、沖縄在住の小泊良さん。

年々活躍の場を広げ、いまや国内外でひっぱりだこの小泊さん。

その人気の理由を私なりに分析すると・・・・・。

絶妙な絵のテンポとバランスと間、造形美、潔いシンプルな線、

コッテリしているけど後味よし、器としての安定感、色彩、

・・・・・と、作為のない作為が、私たちのカラダに心地よくスッと入ってくるのだと考えます。

 

小泊さんはいつ会ってもテンションが平らだ。

でも内に秘めたる熱いものが感じられる。

発表の場がものすごい勢いで増えてきているのに比例して、

それぞれの展覧会で必ず出される新作も増えます。

絶えず新しいものを作りたいという小泊さんから常にフツフツと湧き上がってくる何か。

アイデアなのか経験なのか元々持ち合わせた能力なのか・・・・・。

もちろんそれらもあるのでしょうが、そもそも器に絵を描き始めたきっかけは、お子さんの絵本だそう。

子ども向けの明解で単純な絵が、小泊さんの手にかかるとたちまちクールな魅力に昇華する。

アトリエに行った際、出されたお茶とお菓子。

カップは小泊さん作、小皿は息子さん作。

息子さんの皿は何の違和感もなく、そこに描かれた絵は確かに小泊イズムでした。

二人の絵は、独自の空気を放っていて互いに溶け合っていることを目の当たりにし興味深く見入ったのでした。

テンでは3回めの小泊展。

今回はどんなおもしろいものが見られるのか楽しみでしかたがありません。

 

 

 

 

掛井五郎さん×小泊良さん

この2人展は今回が最初で最後。

本日最終日ですので、ぜひお見逃しなく!

 

 

 

 

明日から月末までお休みをいただきます。

次の営業は、10月1日(火)。

15年前の10月1日、

ギャラテンが誕生しました。

15周年を記念して企画いたします。

 

 

 

 

昨日の閉店後、

カレーランチ等でお世話になっている”シタール”の増田泰観さんがご来店。

今回の台風被災のお見舞いにとのこと。

検見川のシタールさんのお店は停電も断水もなく無事で、

増田さんのご自宅は停電でご不便だったとか。

大網方面の増田さんのお知り合いをお見舞いにと、

この周辺を廻られたようです。

冷蔵庫が使えないだろうからと、

大きなクーラーボックスに氷水を入れ、そこにたくさんのマンゴードリンクを入れて

お持ちになったのです。

 

こういうお心遣いにはアタマが下がります。

シタールさんは、常に行列のできる人気店。

美味しいカレーを提供されているからこそですが、

この37年間続けてこられたのは、増田さんのお人柄なのだと思いました。

 

 

 

 

 

 

昨夜は大急ぎで帰宅しごはんを食べ、ワンコの世話をし、

大急ぎで九十九里の片貝海岸へ。

ずっと厚い雲がかかっていましたが、

海岸上空は海風で雲がどんどん切れ、

星空が広がり、

大きなお月さまが海面に映り込み幻想的で美しかったです。

海岸南側の向こう一宮方面で花火が上がっているのも見えました。

 

 

 

漆黒の闇の中、

遠くの灯りを求めて砂の上を歩く歩く。

この灯りを見つけるまでに迷いに迷って大遅刻。(汗)

 

 

 

この浜で行われたヨガを体験してきました。

テンスタッフSは、この主宰のインストラクターのうちのひとり。

かなり寒かったのですが、

広い大地の上仰向けに寝ると、

満天の星、波の音、風の音、虫の声、潮の香り、砂の味(?)・・・。

五感が研ぎ澄まされ、心身の疲れがどんどんリリースされていきました。

 

自然は偉大だ。

時には感動的な光景を見せ、

時には災害をもたらす。

 

九十九里の空から、

いまなお被災で苦しんでおられる人たちを想い、

日常が一刻も早く戻るよう祈りました。

 

 

 

 

 

 

 

朝晩、結構寒くなりました。

急な気温の変化で、体調を崩されないよう、十分お気をつけくださいませ。

 

 

 

 

ではでは。

 

 

 

 

 

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