山岸厚夫さんの合鹿椀 & 本日『インドの家庭料理教室の会』 & 明日『おむすびランチ・テイクアウト』 & 昨日の『薬膳料理教室の会』

 

 

 

こんにちは。

 

 

師走とは思えない暖かさ。

千葉は19℃くらいまで上がるとのこと。

 

 

 

ウチのモミジも紅葉が進みました。

 

 

 

雨上がりの道は赤や黄色のモミジの葉に彩られて美しい。

 

 

 

 

 

FRANK』展、会期終盤となりました。

 

12月は一年の最終月。

何かと気ぜわしいこの時季、

ちょっとゆっくり、リラックス。

堅苦しくないフランクな漆器やアクセサリーを年末だからこそ楽しみましょう。

 

 

 

福井・鯖江で漆器を作っておられる山岸厚夫さんとご長男・芳次さん。

山岸さんのテンでの企画展はこれで3回め。徐々に山岸さんの作品のファンの方が増えてきています。
漆器というと、扱いにくいとかお正月にしか使わないとか高価という理由で、他の陶器やガラス器や金属器などに比べて、
なかなか手が出せないという方が少なくありません。
山岸さんは自作の器を”ジーンズのような”と形容されます。
頑丈で傷がつきにくく普段用としてフランクに使える漆器を制作。
実は漆器は縁起物とも言われ、特に結婚祝いなどのギフトとして人気があるのをご存知ですか?
「割れにくい、冷めにくい、壊れにくい」・・・。なるほど!
もし結婚や子どもの器など、何かの人生のスタートの時に、ひとつ漆器を使い始めたとすれば、それは使いこまれるほどに、
年々よいアジを出し、万が一、擦り切れて剥げたとしても、また塗り直しその後も使い続ける。
漆器は人生とともに経験を重ね消耗しまた立て直してその後もずっと歩み続ける一生モノなのです。
現に私が20年ほど前に求めた山岸さんの大きな盆は昨年塗りなおしていただき生まれ変わりました。
ちょっと使って捨てるのではなく、大事に長く使い続けると愛着が生まれ、より大切にしようという感覚になります。
そんな器がいつも傍にあること、ステキだと思いませんか。 ぜひお気に入りの一点をお探しください。

 

在廊日:1日(日)

 

 

 

綿貫美代さんと後藤真志子さんと堀嘉子さんの3人のユニット”John”。

お三人とも70歳オーバーで、私の大大先輩でいらっしゃいますが、以前から公私ともに親しくさせていただいています。
この方たちのライフスタイルは、オシャレとかセンスがよいとかの薄っぺらい言葉では物足りません。
彼女らの暮らしを楽しむ心の持ちようが常にフレッシュで常に楽しそう。
どうやらお三人とも飽き性。次から次へと新しいことおもしろいことに移行していく。
そして、それぞれの個性でそれぞれのやりたいことを自由にやりそれぞれを認め合い干渉も馴れ合いもなくドライ。
三人三様、今回、各々の得意なことだけをアクセサリーに昇華します。
それらは細かい手仕事なのですが、堅苦しさが全くなく、優しいヌケ感があり、フランクなのです。
このことは、綿貫さん、後藤さん、堀さんご自身と完璧にリンクしています。
いつも自然体で、いつも好きなことを追い求め、ムリなく気を遣うこともなくただその時その時を楽しめるということ、
カンタンそうで意外と難しいと思うのですが、そこは長年人生を謳歌し続けた経験による懐の深さなのでしょう。
今回は、レース編み、フェルト、チェコビーズ、真珠などの、キュートなネックレスやピアスやブローチが勢ぞろいします。
パーティのみならず、ふだんにもラフにつけ、ウキウキ気分で過ごしましょう。
そして、絶大な魅力の作品とお三人に会いにいらしてくださいませ。

 

作家在廊日:1日(日)・3日(火)・4日(水)・9日(月)

 

 

 

今日は、山岸さんの合鹿椀をご紹介します。

ゴウロクワンと呼びます。

輪島の合鹿地方が起源。

高台が高くガッシリした大きめのお椀です。

汁もの、煮物、丼ものなど何にでも使えますが、

もうすぐお正月。

お雑煮をこのお椀に盛ると高級感アップ。

 

この山岸さんのお椀は、

漆を塗る内側の木地が”木合”という木の粉と樹脂を混ぜたものを型出ししたもの。

木地づくりのコストが削減されるので、器の金額がかなりリーズナブル。

 

どんどん使ってチップしたり剥げてきたら、

福井の工房に送って塗り直していただけます。

永く永く愛用してください。

 

6600yen

 

 

 

造形美。

 

刷毛目でキズがめだちにくいです。

 

縁には厚く布着せされ頑丈。

 

一般的な汁椀が左。

合鹿椀、ガッシリ。

 

 

 

 

ただいま『インドの家庭料理教室 in English の会』のレッスン中です。

 

シャブナム・モンガさんは、ご主人のお仕事で1985年から東京~千葉在住。

カレー好きの多い日本人に

伝統的なインドカレーや、野菜料理や多種のパンを教える機会が増えました。

過去には、辻調理師専門学校でインド料理の講座を担当されていました。

 

インド版おふくろの味とでも言いましょうか、

一般家庭でよく食べられるインド料理を教わります。

 

シャブナムさんは日本語も堪能でいらっしゃいますが、

今回の料理教室は英語×日本語で行います。

英語が得意な方もそうでない方も楽しいレッスンになるでしょう。

 

今日の模様は明日のブログでご報告いたします。

 

 

 

 

 

 

そして、明日は、

『おむすびランチ・おむすびテイクアウト』

 

大好評”おむすび茶屋 さつき”さんの美味しい美味しいおむすびです。

 

宮下治子さんは、千葉県香取郡神崎にある酒蔵”寺田本家”に勤めながら地域の生産者さんたちと知り合っていきました。

2年前に独立し”さつき”を立ち上げました。

食をとおしての人生体験や様々な人々との出会いを通じて、

そして、田畑(大地)に触れ、料理は命そのものであり、

食べることの喜びと、食の産み出す無限の力を表現・追求していきたい。

そんな治子さんは、小さなキッチンカーでおむすびの出張販売、

旬の料理教室を営むようになりました。

 

治子さんのおむすびは、

太陽・大地・海の恵みが、お米一粒一粒で結ばれ、まさに命のご馳走。

生産者さんたちが丹精込めて作った魚やおかかや手作りの具、

白米や玄米、お好みに応じてホッコリ結びます。

 

米:藤崎農場の無農薬玄米、こうざき自然塾の減農薬白米。

塩:自然海塩

海苔:有明産

味噌:こうざき自然塾の熟成発芽玄米麹味噌

酒粕:寺田本家の熟成酒粕

椎茸:西伊豆産の干し椎茸

昆布:こんぶ土居の真昆布

鰹節:タイコウの一本釣り鰹節

他具材:全て国内産、添加物を使わず手間ひまかけて作っています。

 

 

治子さんのおむすびをランチ@カフェで、

テイクアウトで ご提供いたします。

なお、いずれもご予約をいただいた方に優先して提供。

(当日の飛び込みだと食材不足でお断りすることもありますので、ご予約を!)

 

カフェでのランチは、

お好みのおむすび、漬物、吸物のセットで、おむすび代金+350yen

12:00~、13:30~で、定員が各10~15名でご案内。

 

テイクアウトは、

お好みのおむすびをパックします。

テイクアウトのお受け取りは当日16:30まで。

 

予約方法は、以下の(白米 or 玄米)×具材の組み合わせ、

各々の個数をお選びください。

 

A:白米

B:玄米(プラス50yen)

 

a:鯖香熟漬→350yen(玄米+50yen)

      越田商店の40年熟成漬汁に漬けた鯖は臭みがなく豊かな風味。さつき一番人気。

b:茸と昆布の佃煮→300yen(玄米+50yen)

  真昆布とアワビ茸、味シメジを味醂と醤油でやさしく炊き上げました。

c:梅とごま塩→300yen(玄米+50yen)

  昔ながらの酸っぱさ、しょっぱさ。樽の中で3年熟成した梅干をごまの香りで包みます。

 

カフェでのお召し上がりの味噌汁と漬物のセットがおむすび+350円となります。

また、テイクアウトの6個入りの箱をご希望の方は50円いただきます。

 

 

予約例

カフェで食事(12:00~)→ B×a×1個、B×d×1個

テイクアウト→ A×a×2個、B×c×1個、B×d×3個、・・・。受取予定時間も。

 

メールにてご連絡ください。

なお、必ず確認のメールを返信します。

返信がない場合は、再度メールかお電話をいただけますようお願いいたします。

 

 

 

 

 

昨日の月イチカルチャー『薬膳料理教室の会』の報告です。

 

薬膳は、中医学に基づき、生薬を使ったものだけではなく、
選んだ穀物・野菜・肉・魚・乳製品等を材料として料理。
心身ともに健康、病気の予防、回復、保健を目的とした食事。
ひいてはアンチエイジングにつながります。
薬膳のエキスパート・田村直美さんによる料理のデモンストレーションと講義の後、
台湾茶とともに試食します。
今回のテーマは”お腹も気分も満足のダイエット薬膳”。

 

師走に入り、クリスマス、忘年会などで、

食べすぎ、飲みすぎで食生活も乱れがちになります。

そこで、栄養素に加え、色・五味をバランスよく摂ることで、

満足感、満腹感が得られます。

身も心も軽やかになるダイエット薬膳を紹介します。

 

 

『塩味の豆乳 シエントウジャン』

・豆乳:低糖質でコレステロールを含まず鉄分が豊富。

  身体を潤して肌を潤す。腸を整える、血行をよくする。

 

 

 

 

 

 

『切り干し大根の梅酢漬け』

・切り干し大根:体内の余分な脂肪を分解し、酵素や代謝を促す。

  カルシウム、食物繊維も豊富で整腸作用がある。

・赤紫蘇:気のめぐりをよくする、身体を温め去痰、咳止め効果。

  防腐・殺菌・抗酸化作用。

 

 

 

 

『ほうれん草の干し海老炒め』

・ほうれん草:カリウムが豊富で、利尿効果があり血圧降下作用がある。

・海老:エネルギーを補い、母乳を出す、精力をつける。

  腎陽不足からくる腰痛に効果。

・ニンニク:五臓の働きを活発にする。身体を温め、悪寒を払う。

  咳を止める。抗菌、抗酸化作用、免疫力向上。血の流れをよくする。

 

 

 

 

 

『蓮根と菊花の胡麻酢和え』

・蓮根(加熱したもの):胃腸の働きを整える。胃腸虚弱による下痢に有効。

  ビタミンCが豊富で、風邪への免疫力を高める。

  疲労回復や美肌効果も期待できる。

  花粉症などアレルギー症状の原因とされるIgE抗体の増加を抑える力が高い。

・菊花:熱を冷まし頭痛、喉の痛み、目の充血を鎮める。

 

 

 

 

 

 

『棗の入った牛肉と栗の煮物』

・牛肉:脾、胃の働きを整える、体力の回復に有効、筋力をつける。

  赤身は補血効果がある。胃腸の弱い方はよく煮込んでいただく。

・栗:胃腸の働きをよくする、気血を補う、腎を補養し、筋肉や関節を丈夫にする。

  血行を良くする。疲れやすい、冷え性の人におすすめ。

・棗:造血作用、不眠、息切れ、めまい、胃腸を丈夫にする。免疫力を高める。

 

 

 

 

 

 

『牛蒡と昆布の炊き合わせ』

・牛蒡:腸内の有害物質を排出。動脈硬化、高脂血症、糖尿病などを予防。

・昆布:痰をきる。体内にこもった熱を収め、利尿してむくみを取る。

  血圧降下作用。

・山椒:消化不良、腹の冷え、腹部のガスの停滞、それに伴う腹痛、回虫駆除効果。

 

 

 

 

 

『白米』

 

 

 

『ゆり根の入った洋梨と蓮の実のコンポート』

・洋梨:身体に潤いを与える。熱を取り痰を切る。

・蓮子:胃腸を丈夫にして、下痢を止める。精神を安定させる。

・百合根:ビタミンB2が豊富で、口内炎に効果。肺を潤し、咳を止める。

  ストレスを解消し、動悸を収め精神を安定させ安眠作用がある。

 

 

 

 

 

 

 

今月のお茶『プーアール茶と陳皮』

身体の余分な脂肪を排出、身体を温め胃腸の働きを助ける。

風邪をひきやすい時季や食べすぎ、飲みすぎになりがちな年末年始などにおすすめのお茶。

 

 

 

 

 

Iさんの五箇山のおみやげ『豆腐の燻製』

 

 

Nさんのお庭で採れた『渋柿の焼酎漬け』

 

 

 

 

Iさんの富山みやげのおせんべい

 

 

 

まかないをガッツリいただく。

 

 

 

 

今年も毎回にぎやかな薬膳の会でした。

食が身体や精神を作る。

次回は1月15日(水)を予定しています。

ぜひご参加くださいね。

 

 

 

 

 

 

英語の会やおばんざいランチでお世話になっているヨーコさん。

ホノルルマラソン、完走!

おめでとう!!!

 

 

 

 

 

 

本日もみなさまのご来店をお待ちしております。

 

 

ではでは。

 

 

 

 

 

 

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