こんにちは。
湿度温度ともに高い土曜(汗)。
アベリアはどんなに暑くても
いつも清々しく咲いています。
7月1日(水)~14日(火)
12:00~16:00
夏間近、
こんな時季に爽やかで清々しい作品を企画しました。
松岡ようじさんのガラス×大川和宏さんの磁器
2人展、会期後半。
松岡ようじさん
ようじさんは神奈川県大和市で制作されています。
その大和のアトリエ、その前にいらした静岡県のアトリエ、
それぞれにお邪魔したことがあります。
ガラスを溶かした炉の前は灼熱。
熱中症にならないよう体調管理にも気が抜けません。
ようじさんのフランクで温かいお人柄は作品にそのまま表れていると思います。
柔らかいラインや心地よいサイズ感と厚み、
少し緑がかったレトロ感ある優しい色。
4年前に伺った時、
料理にめざめ、料理を美味しく見せる器を意識してつくるようになったとおっしゃっていました。
テンのカフェでもようじさんのガラス器はヘビロテで登場しています。
ようじさんの展覧会は今回で3回め。
2016年6月 ようじさん×大谷哲也さん(磁器)×菊池流架さん(金属)
2008年8月 ようじさん×林みちよさん(陶磁器)
なかなか展覧会の予約がとれない人気作家さんであります。
今回は、新たに蓋モノがおもしろいです。
グラス、皿、ボウル、花器などたくさん勢ぞろいします。
どうぞお楽しみに。
在廊日:1日(水)
大川和宏さん
大川さんは千葉県匝瑳市で作陶されています。
テンのカップ展では毎回お世話になっていますが、
今回初めていろんなアイテムを展開、
しかもふだんは土モノを作る大川さんに磁器オンリーでとオファーしました。
子どもの落書きのような自由な発想の絵柄はそのまま
ヴィヴィッドな色、パステルな色、濃紺、・・・が白い滑らかな磁肌に載ると、
陶器とはまた違った印象となり現代アートのよう。
磁器は頑丈で扱いやすく、日常遣いで大活躍。
テーブルの上がパッと明るくあざやかになりますね。
またテーブルコーディネートとして、
焼き締めの渋い器や漆器ともシックリきます。
ポップでありながらしっかりアクセントとして食卓を引き締める懐の深い器です。
磁器オンリーの大川さんの展覧会はテンが初。
どんな展開になるか楽しみです。
在廊日:1日(水)・5日(日)・14日(火)
7月については、以下のとおりで営業する予定です。
コロナウイルスの感染防止対策として、
8月まで
カフェはお休みします。
書・日本史・薬膳料理教室・英会話のカルチャークラスも休講します。
先月に引き続き時短営業で12:00~16:00とします。
今回は、来店予約制はとらず、会期中、自由にご来店ください。
一時的に店内が密になる場合は、
ご入店人数を規制し、玄関のところでお待ちいただくこともあります。
また、3日以降は通販も承ります。
全ての作品をご紹介するには時間を要しますが、
随時アップしていきますので、お問い合わせくださいね。
◎ご来店になるお客様へのおねがい
マスクをご着用ください。
店の玄関に置いてあるジェルで手指を消毒してください。
店内でご覧になっている他のお客様とはなるべく距離を保ってください。
暑い時季なので、エアコンをつけ、時々窓を開けて換気に努めます。
ただいま、通販の受付をしています。
通販をご利用いただく方へのお願いがありますので、以下ご確認ください。
◎基本的にはお電話ではなく、メールにてのお問い合わせでお願いいたします。
◎仮に同じ作品のお問い合わせがあった場合は、ご購入決定の旨をご連絡いただいたメールの先着順とします。
◎メールの返信は、できれば即、遅くとも12時間以内にいたします。
たまに受信設定で届かないことがありますので、設定の変更、あるいは未着のお電話をいただければ助かります。
◎メールでのお問い合わせは以下の内容をご記入ねがいます。
①ご氏名
②発送先の都道府県名
③携帯電話番号
④お問い合わせ内容
◎通販決定の際は、お支払い方法は、指定の銀行振り込みのみです。
ご入金確認次第、発送いたします。
なお、お取り置き後の店頭でのお支払いはクレジットカード(1万円以上)、paypay等のご利用が可能です。
◎不良品でない限り基本的に返品を承りかねます。
じっくりご検討の上、お買い上げ願います。
今日は、大川さんの器に描かれている絵柄についてご紹介します。
いつもは陶器を主に作られている大川さんですが、
今展では全て磁器で出展していただいています。
肌自体、陶と磁では異なる質感ですが、
磁器の艶やかな白い肌に描かれる大川さんの自由闊達な絵柄が生き生きと描かれています。
幼い子どもが描いたような絵と、現代アートは紙一重。
そんな絵柄が大川さんの器の中に見られます。
これらの描かれる線に注目してみてください。
ほぼ均一な太さの線は、
筆で描かれたものではなく、
先の細いペン状のもので線刻した溝に色を入れていく”線象嵌(ぞうがん)”という技法によるもの。
線の描かれたところを指で撫でてみると、
少し凹凸があるのがわかります。
磁土の真っ白な地色をキャンバスとしたドローイング。
まさに使うアートな器です。
筆で描かれた線とは違う独特の味わいがありますね。
また、例えば一本の線の中にいろんな色が入っているもの・・・。
筆であれば違う色をつないで描かなければなりませんが、
線象嵌の場合、ギクシャクすることなく自由に染め分けることができます。
昨夜は一宮の”青”さんに行ってきました。
シェフの片岡さんにまたまたワガママを言い、器を持ち込んで食事。
美味しいもので心癒される。
ノンアルビール
(器:松岡ようじ)
岩牡蠣
(器:松岡ようじ)
いすみ豚のロースハムと生マッシュルームのサラダ
(器:松岡ようじ)
鰹のカルパッチョ
(器:大川和宏、松岡ようじ)
ズッキーニのリングィネ トマトソース
(器:大川和宏)
桃のコンポート×マスカルポーネ
(器:松岡ようじ)
ボタニカルティー by MITOSAYA
(器:松岡ようじ)
楽しい週末をお過ごしくださいませ。
ではでは。
コメント
こんにちは。初めてコメントさせて頂きます。
常滑市のアーティスト、ラファエルナバスさんの記事を検索してこちらを訪問させて頂きました。
ナバスさんのアトリエなども訪れているという事で彼の作品にお詳しいと思いまして、突然ですが質問させて頂きたい事があるのですが、よろしいでしょうか!?
先日、ある知り合いが所有するナバスさんの版画を私が大変気に入って、売っていただける事になったのですが、どういう訳か購入した時の金額がわからなくなってしまっているらしく、言い値で取引きする形になってしまいそうなのです。もともとギャラリーから借りていた作品を買い取ってその方は所有しており、何年か前の作品になるのですが、美術品の価値や評価について全くの素人ばかりで、しかも第三者に正確に査定してもらうというのもこちらからは言い出しにくく、いくらでやり取りすれば良いのか見当がつきません。
作品は50cm四方くらいの版画と、1mはゆうに超える巨大な版画です。額装も込みの立体的な作品でした。ナバスさんの作品を売り買いする時の相場などわかる方法があれば教えて頂けないでしょうか?よろしくお願いします!!
はじめまして。
コメントの返信は、そちら様宛にご連絡いたします。
gallery tenのHPからメールできるようになっておりますので、そちらから再度ご連絡いただけますでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。