高木浩二(陶)・小高善和(靴) 2人展 明日まで! & 建築にめざめた頃

 

 

 

こんにちは。

 

 

ムシっとしていますが、気温は26℃くらい。

残暑が和らいできました。

 

 

 

サボテンのサー坊、

新芽がどんどん大きくなってきて面になってきました。

イッチョマエにトゲトゲしている♬

 

 

 

 

 

9月については、以下のとおりで営業いたします。

 

 

コロナウイルスの感染防止対策として、

カフェはお休みします。

書・日本史・薬膳料理教室・英会話のカルチャークラスも休講します。

当初、9月から再開しようと考えておりましたが、

ここのところの状況から、さらに延期することとしました。

 

 

先月に引き続き時短営業で12:00~16:00とします。

今回は、来店予約制はとらず、会期中、自由にご来店ください。

一時的に店内が密になる場合は、

ご入店人数を規制し、玄関のところでお待ちいただくこともあります。

 

 

◎ご来店になるお客様へのおねがい

 

マスクをご着用ください。

店の玄関に置いてあるジェルで手指を消毒してください。

店内でご覧になっている他のお客様とはなるべく距離を保ってください。

まだまだ暑い時季なので、エアコンをつけ、時々窓を開けて換気に努めます。

 

 

 

会期中、ご来店になれない方のため、

3日め以降、通販を承ります。

作品は少しずつ、このブログでご紹介いたします。

 

また、常設作品に関してはオンラインストアのページを設けております。

こちらも徐々に作品をアップしていっています。

併せて覗いてみてくださいね。

 

 

 

 

 

9月1日(火)~14日(月) 12:00~16:00

高木浩二(陶)・小高善和(靴)2人展、

会期終盤、明日が最終日となりました。

 

 

高木浩二さん。

 

千葉県千葉市で作陶されている高木浩二さん。

 

高木さんとは長いお付き合いです。

昔から全く変わりなく、いつも穏やかで飄々としていらっしゃいます。

 

高木さんの陶器は、成形したものに、緩い土をパッティングして景色を出す

”彩泥”という手法が使われています。

ベージュ、グレー、アイボリーなど大理石のような肌には風情があり、

控えめながら存在感のある器。

今回は、新作で、それらの肌の上に錆びた鉄のような風合いのものが加わりました。

侘びた佇まいがなんともいえません。

 

高木さんの器のファンの方は多い。

また、日本料理店のみならず、

アンダーズ東京、マンダリンホテル、アマンリゾート、リッツカールトン、・・・

など外資系ホテルのレストランで使われています。

シンプルで魅力ある器は、たくさんありそうでそれほどないものです。

奇をてらわず凛とした高木さんの器は、

盛った料理を引き立てるだけではなく、品格まで高める魔法の器だと思います。

 

とても扱いやすい器なので、日常遣いで大活躍します。

どうぞご高覧ください。

 

作家在廊日:1日(火)・6日(日)

 

 

小高善和さん。

 

千葉県白子町で制作されている小高善和さん。

 

ten では毎春恒例の小高さんの企画展。

今年4月の会期でスタートしましたが、

コロナウイルスの一件で会期途中で臨時終了してしまい、

この会期で改めてきちんと展開いたします。

きちんと統計を取っているわけではありませんが、小高靴を買っていただく方の約7割はリピーターです。
このことが何を意味するか? 「良いものだからまた買う」のだと考えます。
”良い靴”とは何か? デザイン、履き心地、耐久性、・・・・・はもちろんのこと、でもそれだけでもない気がします。
メーカーやブランドの靴でステキなものはたくさんありますが、足に合わないまま履いていることはありませんか。
小高靴は、木型づくりからのフルオーダー、展示サンプルと同じデザインでサイズ調整と革の色が選べるセミオーダー、
サイズと色が合えば持ち帰ることができる既成靴の3種。
たいていの場合、会期中は毎日小高さんがお客様の対応をし、細かい調整、ご希望を伺います。
自分の足に寄り添う靴は、これほどまでにきもちのよいものかを実感します。
その身体の一部になったかのような自然な一体感は、そのうち愛着と化し、離れられない存在となります。
外反母趾など足にトラブルを持つ人は特に、足をしっかりホールドし整えることが肝心だそう。
靴をきちんと選ぶことが健康にもつながってきます。
底がすり減ったり、履き口が緩くなってきたり、何か不具合が出てきた際には、小高さんがメンテナンス。
そしてまた、ずっとずっと使い続けていけるなんてうれしいことですよね。

 

今期も、毎日小高さんが在廊し、みなさんの足に寄り添う靴のご相談に応じます。

どうぞお気軽にお声かけくださいね。

 

作家在廊日:全日(入り時間が日によって前後しますのでお問い合わせください)

 

 

 

今会期は明日が最終日です。

どうぞお見逃しなく!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自宅とテンの店の設計でお世話になった”住まい塾”から

先日、2冊の本が送られてきました。

 

20年くらい前、雑誌に住まい塾の特集が載っていたのを見て、

突然 建築にめざめました。

それまでは、コンクリート打ちっぱなしのクールな家がカッコイイなぁと思っていましたが、

なぜか住まい塾の住宅にはビビっとくるものがあったのです。

 

ご興味のある方は、テンの本棚にありますので、どうぞご覧くださいね。

 

 

 

その翌年、ひとり盛り上がって職業訓練校の建築科に入学。

そこには、自動車整備科、洋裁科、電気工事科、・・・あと何かあったかも。

なぜか入校式で新入生代表のあいさつをさせられる(汗)。

道に迷って入試に遅刻したけど点数がよかったらしい(苦笑)。

 

当初、設計が学べるのかと思っていたのですが、

最初の授業は、ベージュの作業着で刃物の研ぎでした(汗)。

要は大工さんを養成するための厳しい厳しい学校でした(苦笑)。

月~金曜の9時~5時、ガッツリ授業。

最初の一か月は、帰宅したら廃人のようになっていました。

 

20人のクラスで、

高校卒業したてのヤンチャな男の子がほとんど、

あとは失業中で建築の道に進もうかという志の高い社会人。

最初の一か月で5人辞める。

座学もありましたが、

道具づくり、かんな削り、墨付け、ノコギリやノミでの刻み、材組みなど

ほとんど作業場での実技の訓練。

 

宮大工あがりの鬼のようなチョー怖いG先生には最初から目をつけられていました。

学校初日、職員室に数人が呼び出され、茶髪を黒に染めてこいと言われる。

しばしば作業中に集合の声が私の前でかかり、

「オモダー! 何度言ったらわかるんだよー。コレは違うって言っただろー!」と

みんなの見せしめとなり大声で叱られていました。

こんなに大人になってしょっちゅう怒鳴られる私って・・・(汗)。

どうやら、いつもヘラヘラしていて、スキがあったらすぐにサボろうというオーラが出ていたらしい。

ヒトの話をあまり聞いておらず、失敗しても凹まないし学習もしない、かなりの劣等生でした。

それでも懲りずにテキトー感を出していた私に、

先生は次第に あきれ果ててププッと笑いがこみあげるようになり、

途中から仲良しになりました。

卒業後も何度か会いました。

 

ヤンキー感満載の 私より20歳くらい若いKくんに、よくこっそり手伝ってもらったりしていました。

先生が見ていない時に、ノミの刃を研いでもらったり、

細かい刻みをやってもらったり、

卒業制作で棟上げをする時に、

高いところが怖い私の足元で「大丈夫っすか。」と支えてくれたり。

卒業後、Kくんの彼女から「もうメールしてこないでください」と釘刺されたり・・・(苦笑)。

 

釘を打ち損ねて左手の甲が紫のゾウのように腫れあがって早退したことあり。

暑さにヤラれて立ち上がれなくなったことあり。

昼ごはんの量に驚かれたことあり。

それでも、当時は、筋骨隆々のカッケーカラダになっていました。

あの頃のボディ、かむばーっく!!!

 

 

・・・とまあ、話が長くなりましたが、

建築にめざめた翌年は今まで生きてきた中で最も地獄のようにしんどい一年でした。

で、その過酷な経験をムダにしたくないと思い、

猛勉強して二級建築士の資格をゲットしました。

ちなみにインテリアコーディネーターもとりましたが、

更新し忘れて現在失効しております(汗)。

 

建築を仕事にするのは大変で やる気は全くないですが、

今でも関心があり、今後もよい建築物をたくさん見ていきたいと思っています。

建築バンザイ!

 

 

 

 

 

 

 

昨日、事故渋滞があり、

いつもは店から家まで10分ちょっとで着くところ

1時間かけて帰宅。

大ケガをされていなければよいのですが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽しい日曜の午後をお過ごしくださいませ。

 

 

 

ではでは。

 

 

 

 

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