須田帆布のデイパック

 

 

こんにちは。

 

 

 

どんより曇って寒くなりそうです。

 

 

 

スタッフMのお庭のジュウリョウ。

センリョウとマンリョウは知っていたけれど、

ジュウリョウ、ヒャクリョウもあるのですね。

ジュウリョウは別名ヤブコウジ。

じゅげむじゅげむ・・・で出てくるヤブコウジなのですね。

 

 

 

 

 

今月の企画展

須田帆布(バッグ)・杉村徹(木工) 2人展、

2日め。

 

 

須田帆布さん

 

 

茨城県つくば市でバッグを30余年もの間、制作されている須田帆布さん。

6年ぶり、テンでの5回めの展覧会です。

現在、強力な5人のスタッフのみなさんが工房で生き生きとお仕事されています。

須田帆布のみならず地域のボス・須田栄一さんは、相変わらず大健在です。

いつお会いしてもパッションにあふれる須田さん。

 

今ではミシンをふまれることも少なくなった須田さんですが、

従来愛されてきたバッグの型に加え、

それぞれのスタッフさんに課題を提示し、

それに応えるスタッフさんのアイデアがさらにバッグのバリエーションを豊かにする。

 

このような工房でありがちな

人によって担当する分業制はとらず、

各スタッフが決められたバッグを裁断・縫製すべての作業を一貫して制作。

そのことが、作り手の責任と愛着を生み、よりよいバッグができるのでした。

 

 

 

須田帆布のバッグは頑丈なだけではありません。

使い勝手に細やかに配慮され、使うと「なるほど!」と納得する心地よさ。

使って使って使い込まれたバッグは、修理を依頼されることも多く、

持ち主がいかに愛して使ってこられたかに喜びを覚えるとのこと。

 

最近、つくばのお店にある男性がご来店。

須田帆布が誕生した30年以上前に買われたバッグ。

カラダの一部になるほど、クタクタになったものを記念に須田さんに進呈返納されたというのです。

今では廃版になっているそのバッグは、須田さんの工房で大切に保管されていました。

持ち主の歴史とともに使い続けられる”道具”を作る須田帆布さんは偉大だと思います。

 

 

 

 

杉村徹さん

 

 

茨城県龍ヶ崎市で木の家具や器を制作されている杉村徹さん。

杉村さんには、ギャラリーテンの歴史とともにお世話になってきました。

今回で9回めの企画展です。

毎回、いろんな作家さんとの企画を組んでいますが、

どれをも受け入れ、協調し、引き立て、自身の凛とした存在感もあり、

実に作品力の奥深さを確信します。

2005年→個展

2007年→小沼寛さんと2人展

2009年→寺井陽子さんと2人展

2012年→花岡隆さんと2人展

2013年→KUROMAMEさんと2人展

2015年→池田優子さんと2人展

2016年→吉田直嗣さんと2人展

2018年→加藤仁志さんと2人展

 

 

 

杉村さんのテーブルやスツールはテンのカフェで大活躍中。

使いこんで少しずつアジが出て、新品よりどんどん良くなっていく。

無垢の木の経年変化のみならず、

杉村作品の彫刻のような美しいフォルムは、

使っていること自体に感受性が充足されていく気持ちよさがあります。

 

今回も、スツール、壁の棚、木の器やオブジェなど、

杉村ワールドをご紹介します。

また、テーブルなど家具等の特別注文も承りますので、ご相談くださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

須田帆布さんの今回のバッグ、

実に37種類でそれぞれ色展開があるので、ものすごい量なのです。

 

今日、のんびり出勤してきて時間がなくなってしまい、

今展のバッグの中で私が最も好きなものをご紹介します。

 

『スクエア デイパック』

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私の個人的なカタチの好みの一つとして

カクカクしたものが挙げられます。

四角四面の菓子折りのような形。

今展の須田バッグで

他にもカクカクしたのはあるのですが、

2トーンにヤラれました。

背面と本体との色合わせがナイス。

着物の裏地、靴のインソールなど、

チラっと見える部分にサプライズがあり、

それに気づいた人にドヤ顔をおみまいできますね♪

 

 

 

 

 

須田帆布ファンの方ならご存じですよね。

須田バッグには細やかな使い勝手の良さを生む工夫の数々。

それらはなにげないデザインとなっていますが、

その工夫があるとないとでは機能性が違うのです。

 

バッグの横っ腹のハンドル。

これは横に持ちあげやすいというだけではなく、

ジッパーを開け閉めする時に、

片手でそれをキュッと引っ張ることによってスムーズになるのです。

 

 

 

 

上部にも持ちやすいハンドルあり。

 

 

 

ショルダーのつき方も愛がありますね~。

これで背中にフィット。

 

 

 

外ポケットの片側がペランと本体から離れています。

例えば、中身をパンパンに入れていた場合、

ちょっとスマホとか外ポケットにと思うと、中から押されて出し入れしづらいですよね。

このペラがそれを解消。

・・・これは、須田さんに確認した訳ではないので、その狙いが定かではありませんが・・・。

しかしながら、このペラもデザインとなってよいではありませんか。

 

 

 

そして、背面の外ポケットもあり。

クリアファイルなど平たいものを入れるのもよいですが、

これからの時期、ここにホカロンなどを仕込むのなんてどうでしょう。

 

 

 

内側にもぬかりはありませんよ。

しっかりポケットもございます。

・・・と、だんだんレジェンド松下さんのようになってきました(苦笑)。

 

 

サイズは大きからず小さからず。

ほどよい感じです。

お子さんにもよいですね。

 

 

 

 

 

12月については、以下のとおりで営業いたします。

 

 

コロナウイルスの感染防止対策として、

カフェはお休みします。

書・日本史・薬膳料理教室・英会話のカルチャークラスも休講します。

 

 

時短営業で12:00~16:00とします。

今回は、来店予約制はとらず、会期中、自由にご来店ください。

一時的に店内が密になる場合は、

ご入店人数を規制し、玄関のところでお待ちいただくこともあります。

 

 

◎ご来店になるお客様へのおねがい

 

マスクをご着用ください。

店の玄関に置いてあるジェルで手指を消毒してください。

店内でご覧になっている他のお客様とはなるべく距離を保ってください。

 

 

 

会期中、ご来店になれない方のため、

3日め以降、通販を承ります。

作品は少しずつ、このブログでご紹介いたします。

 

また、常設作品に関してはオンラインストアのページを設けております。

こちらも徐々に作品をアップしていっています。

併せて覗いてみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

ところで・・・

フルリール・宮崎さんに毎年この時季に作っていただくリース。

今年は、ピンクペッパーのキュートなリースができあがりました。

 

 

 

くしくも今のネイルと全く同じ色でした♪

数年前までピンクは最も嫌いな色だったのに、

ここのところピンクはマイブームであります。

 

 

 

 

 

 

 

昨夜は夫と”大倉”さんへトンカツを食べに行きました。

お肉は私のパワーの源です!

 

 

 

 

 

 

 

寒いです。

暖かくしてお過ごしくださいませ。

 

 

 

 

ではでは。

 

 

 

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