ワイン頒布会 vol.3

 

 

こんにちは。

 

 

毎月恒例、ワイン頒布会のおしらせです。

ワイン専門店・”森川商店”の店主・森川雅之さんによって

産地、ワイナリー、ブドウの品種、季節のおすすめ、など

何かしらの切り口でセレクトしていただいたワインのセットを月イチで提供。

 

頒布会とはいえ、毎月の購入だけではなく、単発の購入もできます。

セットでなく、単品での購入も可。

もちろん、セットだと リーズナブルでお得です!

 

 

<概要>

 

会費:7000~12000円(税込)

ワイン:月のテーマによって4~10本

頒布日:毎月5日~

入手法:予約の上、①店頭受け取り②通販③テンでの受け取り

限定数:その時の在庫次第

予約:森川商店 info26@morikawa-wine.com

         tel:043-291-0052

 

ご予約の際は以下の項目をおしらせください。

在庫数の確認等ありますので、ご予約は直接、森川さんにお願いいたします。

・毎月購入 or 単発購入

・受け取りは①森川商店②通販③ギャラリーテン

・受け取り予定日

 

 

 

さて、第2回の今回のテーマは

『春の家庭料理に合わせたいワイン』。

白2本、ロゼ1本、赤3本のセット  8800円(税込)

 

白ワインの需要がすごく増えています。

輸入元に尋ねたらやはり白が伸びているそうです。

家で飲む方が増えたせいかなとのこと。

家では赤より気軽に飲める白がよいのだそう。

今回は、春にふさわしいロゼも一本入れました。

ふだん飲まないものも福袋や頒布会で、意外といいな~ってことがあるので、

ロゼもたまにはよいかもしれませんね。

(森川さん談)

 

 

 

(赤)『ラクリマ ディ モッロ ダルバ 2018』

イタリア・マルケ(ヴェレノージ)

(ラクリマ ディ モッロ ダルバ 100%)

 

ラクリマは非常に個性的な特徴をもつ品種で、

果皮が薄いため熟した葡萄の実からは、まるで涙を流すように果汁がこぼれ落ちます。

これが「涙=ラクリマ」と呼ばれる由縁。

このワインの甘さ(4g)は、

フルクトース(果糖)による自然な甘さで、これがラクリマの特徴です。

アンコーナのマルチェッリにある自家畑で、標高は100~150mです。

何世紀にも渡って後世に残る品種としてラクリマを植えました。

主に粘土土壌です。

通常9月半ばに、小さなケースに入れ収穫します。

念入りに選別した後、除梗して、温度管理したステンレスタンクで発酵させます。

毎日ルモンタージュしながら、約20日間醸しをします。

バラのような香り、フレッシュでフローラルな香り。

味わい濃く、マスカットを思わせるような、じわっとした果実味があります。

タンニンもあります。

ヴェレノージで、ブレッチャローロの次に売れているワインです。

「花のアロマは注目を集めますが、このワインは赤ワインにも関わらず白ワインのような酸があることも特徴で、

豊かな酸とサラミや脂肪分の多い肉料理は、互いの良さを引き出しあうのでオススメです」

とエノログのフィリッポは話していました。

ラベルは畑の北側にある古いオークです。

10人が手を広げて囲む程の大木で、その姿が人々の絆をイメージさせます。

ヴェレノージの拠点は、州南端のアスコリ ピチェーノで、

北のヴェルディッキオとラクリマは距離が離れていますが、

それでも皆の力を合わせて造っているという意味も込めています。

輸入元参考価格 1,870円

 

 

 

(赤)『シュペートブルグンダー ビショッフスクロイツ クーベーアー トロッケン 2019』

ドイツ・ファルツ(カール ファフマン)

(シュペートブルグンダー 100%)

 

ドイツは世界第3位のピノ ノワール(シュペートブルグンダー)の生産国で、ファルツでも重要な品種です。

特に南ファルツの石灰岩質で熱を蓄える土壌は、この品種に向いています。

ヌスドルファー ビショッフスクロイツからのワイン。

畑の区画は北東向きで、標高は160~180mです。

平均樹齢は25年。

土壌は石灰岩を含む砂質ロームです。

発酵、熟成ともにステンレスタンクで行います。

発酵は26度にコントロールしながら行います。

醸しは1~2週間です。

瓶詰の際に、フィルターを通しています(ドイツ人は澱が嫌いなため)。

赤い果実と控えめなタンニンの調和が、見事です。ブルゴーニュのピノ ノワールよりも果実の甘みを感じ、

やわらかく飲みやすいスタイルです。

ピノ ノワールの入門用ワインとしてもお薦めできます。

輸入元参考価格 1,980円

 

 

 

(赤)『シャトー ラルジャンテール 2014』

フランス・ボルドー メドック(シャトー ラルジャンテール)

(カベルネ ソーヴィニヨン 55%、メルロ 30%、プティヴェルド 15%)

 

シャトーは、ボルドー市街から北西に60kmの、メドック北部のベガダン村にあります。

葡萄畑はジロンド川から3kmに位置し、川からの良い影響を受けています。

面積は27ha、土壌は砂利と、粘土石灰質の混ざる組成です。

平均樹齢は23年です。収穫は手摘みと機械摘みで行います。

区画ごとに醸造します。葡萄は選果テーブルで厳しく選別し、

コンクリートタンクとステンレスタンクを使い、24~26度に温度管理しながら発酵させます。

バリック(35%新樽)で14~18ヶ月熟成させます。

紫がかった濃い赤色。

スパイシーなベリーに熟したメルロ(レーズン)のニュアンス、程よい樽も感じられます。

力強く、まろやかで、熟したタンニンがあります。

輸入元参考価格 2,200円

 

 

 

(白)『ペイドック シャルドネ 2019』

フランス・ラングドック(レ ペイロタン)

(シャルドネ 100%)

葡萄は完全に熟した状態で収穫します。

ニューマティックプレスで圧搾した後、質の良い果汁だけを選んでワインにします。

15℃の低温に管理しながらステンレスタンクで発酵させます。

ステンレスタンクで、綺麗な澱とともに5ヶ月熟成させます。

熟成中はソフトな味わいを出し、アロマを深めるためにバトナージュを行います。

グリーンがかったゴールデン イエロー。

レモンやオレンジなど柑橘系の果実や青りんごのアロマの中に、

かすかにフレッシュなタイムを思わせるハーブのニュアンスが感じられます。

口に含むとジューシーでとてもバランスが良く、余韻はフレッシュです。

輸入元参考価格 1,540円

 

 

 

(白)『マノ ア マノ ソーヴィニヨン ブラン 2019』

フランス・ベルジュラック(シャトー デ ゼサール)

(ソーヴィニヨン ブラン 100%)

 

畑は石を多く含む白亜質の土壌で、ミネラル感の強い葡萄ができます。

毎年、同じ区画の葡萄を使っています。

以前は樹齢が若かったため、スタンダードクラスにブレンドしていましたが、

単一でワインを造るのに十分な品質となり、'16VTから生産を始めました。

発酵、熟成ともにステンレスタンクで行います。

「マノ ア マノ」は、「手と手」という意味です。

ソーヴィニヨン ブランはキュイセ家にとって大切な葡萄なので、

家族が家族へと手渡していくという意味を込め名付け、ラベルにも描いています。

「これは私の葡萄の味、私が理想とする果実の味がこのワインに表現されています。飲んでもらえば分かります」

とパスカルは話していました。

パイナップルやパッションフルーツを思わせるトロピカルフルーツの甘い果実味、酸は穏やかで、ミネラルの要素が感じられます。

輸入元参考価格 1,760円

 

 

 

(ロゼ)『ラング ロザート 2020』

イタリア・ピエモンテ ランゲ(アジエンダ アグリコーラ ロベルト サロット)

(ネッビオーロ 100%)

 

バローロを産する村のひとつ、ノヴェッロ村のネッビオーロを100%使っています。

畑の標高440m、栽植密度は4000本/haです。

収穫は9月後半に手摘みで行います。

数時間コールドマセラシオンを行い、その後圧搾して、低温に管理しながら醗酵します。

僅かに残糖があります。

淡いオレンジピンク色。少し甘いオレンジの香り、しっかりと粘性があります。

タンニンと酸は程よく、しっかりとしたアルコールがあります。

輸入元参考価格 2,200円

 

 

 

 

 

 

頒布会第4回めは、5月5日から。

テーマは

『スパークリングワインと他』

ちょっと汗ばむ5月にピッタリのスパークリングワインと他のワインの混合のセット。

どうぞお楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

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