休日のいろいろ

 

 

こんばんは。

 

 

 

ただいま、店は月の後半の長い休業中ですが、

今月も残すところあとわずか。

来月はグループ展なので、連日、搬入作業が続き、

徐々に仕事モードになってきています。

 

記録のため、休み中のいろいろを綴ります。

ためこんでいるので長くなります(汗)。

 

 

 

21日(水)

 

 

早朝5時台のリムジンバスに乗り羽田へ。

電車で行けばもう少し時間に余裕が持てるが、

自宅の最寄駅からバスで一本がラクである。

 

福井出張、

コロナで数か月前から行くチャンスを狙っていましたが

緊急事態宣言とその延長もあり、

ギリギリ6月展の打合せ。

JR『大人の休日倶楽部』だと北陸フリーパスで4日間リーズナブルに行けるが、

専用のクレジットカードが見つからない(汗)。

とは言え、イラチの関西人、移動時間が短い方がうれしい。

飛行機大好き。

機内から大きな富士山も見えゴキゲン。

 

 

 

首都圏から地方に行くのに、

先方に安心していただくため、予め、初PCR検査をする。

 

 

 

 

小松空港からレンタカーに乗り込み、

早速、ランチに向かう。

福井の南東部・勝山へ。

 

 

”八助”さんに、開店前に到着。

今は店内飲食なしのテイクアウトだけとのこと。

駐車場に設営されたテントの簡易テーブルでいただく。

 

 

 

 

 

以前から行ってみたかった”平泉寺白山神社”へ。

 

なんともシーンと落ち着いた美しい参道。

苔の絨毯が広がり、心が洗われるような凛とした空気が漂う。

来てよかった・・・としみじみ思う。

 

 

 

 

 

駐車場前、ソフトクリームで一服。

 

 

 

恐竜博物館に向かう道中に、”越前大仏”という看板があり、

行ってみることにしました。

 

これがまた、敷地内のどこもかしこもダイナミック。

ハンパない建設費だろうと下世話にも思っていましたが、

参道にあったお店の人から個人が創立したと聞き、二度びっくり。

 

 

 

この大仏殿の壁面全体にもすごい数の仏像があり、圧巻。

 

 

 

 

 

駐車場に向かう参道にあるお店のほとんどのシャッターが閉まっていたが、

ポツンと営業している”ネジアート”のお店があり、

一度通り過ぎたが戻って入ってみる。

全部ステンレスのネジを組み合わせて作られたオブジェが所狭しと置いてあり、

楽しくなって店主(作者)さんといろいろお話をしました。

ひとつトラをゲット。

かなりオマケしてくださる。

 

 

 

 

福井と言えば恐竜。

恐竜博物館”に行く。

 

正直あまり期待せずに行ったが、

とても見ごたえがあり、かなり楽しめました♪

今、改装しているようで、数年後にはもっとスケールが大きくなるのでしょう。

 

 

 

 

 

JR福井駅近くのビジネスホテルにチェックイン。

ちょっと休憩してから、外出。

路面電車に乗ってみる。

 

 

 

 

十兵衛”さんへ。

 

清らかな空間に立派なカウンター、

若い大将・塚田さんの正面の席に通され、

包丁づかいや握る所作を間近で見、

器もタイミングも細やかな気配りもとても心地よく

楽しく美味しい食事でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

22日(木)

 

 

ホテルで朝食をとり、車で鯖江に向かう。

 

今回の主目的の仕事。

漆琳堂”さんへ。

6月の企画展でお世話になるにあたり、

冬から訪問の機会を狙っていたがコロナでなかなか行かれず。

今回、ギリギリで伺いました。

 

1793年の創業で、現在、8代目・内田徹さんが継承。

内田さんに工房を案内していただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月展、

漆琳堂さんのカラフルな漆器

 ×

田中帽子店さんの麦わら帽子

 

どうぞお楽しみに!

 

 

 

テンでは何度かお世話になっている

漆芸家・山岸厚夫さんの工房も鯖江。

ご挨拶だけでもと伺いましたが、お留守でお会いできず。

 

 

 

そこから車で1時間ほど西南へ。

今庄というところに行きました。

 

20年来のお付き合いのある”高野由平商店”さん。

テンで販売している練り梅と紅梅液を作っておられる高野さんです。

いつも電話で少しお話をするばかりで、

今回初めてお会いしました。

コロナがなければがっちりハグしたいくらい、

とても喜んでくださり感激しました。

 

 

 

 

 

お昼ご飯を食べていなかったので、

その町内を走りビビっときたお店”六助”さんに入る。

私の直感、大当たり。

十割の美味しいお蕎麦でした。

店内の室礼や雰囲気もすごくよい。

常連さんとのおしゃべりも楽し。

後に福井の方から、今庄は蕎麦の激戦区で

どこに入っても美味しいお蕎麦が食べられるとききました。

 

 

 

 

 

車でなかなかの距離を走る。

興味津々の”東尋坊”へ。

自殺の名所、”火サス”のロケ現場、

夫は行くなと言ったが、そんなこと気にしない。

行くまでは暗~いイメージでしたが、

遊覧船に乗って間近に見る

日本海の荒波に浸食された壮大な崖、テンションアップ!

 

 

 

 

 

 

 

前の夜に十兵衛さんで飲んだお酒”常山”が美味しく、

大将と酒蔵さんがお友達で

宿泊のホテルの近くに酒蔵があると伺ったので、

閉店時間5分前に滑り込み数本ゲット。

 

 

 

 

 

一度ホテルに戻りしばし休憩。

 

再度車に乗り込んで晩ごはんに。

cadre”さん。

 

広々とした洗練された空間。

オープンキッチンの正面のテーブルに通される。

粛々と料理や盛り付けされる様子を見るのを楽しみながら、

スマートでソフトなサービスが心地よい。

出てくるお皿の美しさ、美味しさ、心身が満たされました。

ワインのペアリングも楽しみたかったが、

この日、移動が多く若干疲れ気味なのと翌朝早い出発なので、

車で行くことにしお酒は断念。

 

いろいろお話していて、

シェフの東福さん、十兵衛の塚田さん、酒蔵の常山さんは

仲良しなのだそう。

若いお三人は福井にイノベーションを起こすのでしょう。

 

 

魚介、こぶみかん

 

ヤリイカ

 

福井の素材

シルクスウィート、へしこ、無花果、新玉葱、甘海老

 

鰯、ブロッコリー、アンチョビ、林檎

 

福井産たけのこ、自家製レーズン、焦がしバター

 

越前穴子、蕗の薹、フォアグラ、ミント

 

甘鯛、八朔

 

シャラン産鴨、あさつき、菊芋

 

黒龍酒粕、塩

 

苺、シャルトリューズ

 

コーヒー

 

 

 

23日(金)

 

サクっと朝食をとり、

8時過ぎにホテルを出て小松空港に向かう。

レンタカー屋さんが

北陸ではほとんど曇天か雨なのに、

この数日は珍しく晴天だとおっしゃっていました。

お天気に恵まれラッキーでした。

羽田に向かう機内からも

美しい稜線の富士山が見えました。

明るいうちに無事帰宅。

 

 

 

24日(土)

 

はなう”さんでワインの夕べ。

長らく開催されていませんでしたが、

今回は一組ごとに別テーブルで大きく広がって着席。

懐かしささえ覚えるお顔と再会。

おしゃべりを控えつつ、それでも楽しい。

 

 

 

(泡)『ヴーヴ オーバン ドゥ フランス NV』

ヴーヴ・ドゥ・フランス(フランス)

(ユニブラン、コロンバール)

 

(白)『コーダ ディ ヴォルペ 2014』

ヴァディアペルティ(イタリア カンパーニャ州)

(コーダ ディ ヴォルペ 100%)

 

(赤)『アマローネ デッラ ヴァルポリチェッラ 2011』

ルイジ リゲッティ(イタリア ヴェネト州)

(コルヴィーナ、ヴァロネーゼ)

 

(赤)『シャトーネナン 2007』

シャトーネナン(フランス)

(メルロー 70%、カベルネフラン 30%)

 

 

『長崎産イシダイのカルパッチョ』

 

『新ごぼうの冷製スープ』

 

『リングイネ ホタテとグリーンアスパラガス 瀬戸内レモンクリームソース』

 

『メカジキのシチリア風パン粉焼き』

『栃木産牛モモ肉のグリル 赤ワインソース』

 

『ココナッツのビアンコマンジャーレ』

『パイナップルのスープ仕立て マンゴーのソルベ』

 

 

 

25日(日)

 

 

運動不足解消、ウォーキングを兼ねて

佐倉城址公園にフクロウを探しに夫と出かける。

・・・が、見つからず。

でも、季節の植物を愛でながら森林浴ができました。

 

 

 

 

 

 

 

印西にある”グランカクタス”、

ものすごい種類のサボテン!

いくつか買い求める。

 

 

 

 

 

 

昨日

 

 

JUNK HEAD』を観る。

駐車場を探しているうちに上映時間ギリギリになる。

真っ暗で座席が見えず、気がついたら、おじさんの胸倉をまさぐっていて

お互い驚く(汗)。

 

じわじわとこみあげてくるおもしろさ。

つかみどころのないストーリーが

独特の世界観の中、淡々と織りなされていき目が離せない。

これ、堀貴秀さんが独学で7年もの年月を費やし、

気の遠くなるようなストップモーションアニメの映像を撮ったなんて。

自作のフィギュアを細かく動かしながら撮影するばかりでなく、

セットから声の出演から何から何までほとんど一人でやってしまうという情熱。

 

 

 

 

なんとなく映画を観ているうちに

ギレルモ・デル・トロを重ねていました。

グロテスクで凝視できないが

なぜか惹かれる。

時間があれば、もう一度、じっくり観たい。

 

 

 

 

 

千葉のそごうに行く。

今、テンでお世話になっている京都の”beanxious”さんが来ています。

テンでも8月に展開予定。

どうぞお楽しみに。

 

 

 

 

 

 

さて、チビカーラ、月曜まではすくすくと育っていたのですが、

残念ながら天国にいってしまいました。

 

火曜の朝は親カーラが頻繁にエサを運んでいたのを見ていました。

その夕方、折を見て巣箱の中をスマホで撮って見てみたところ、

なぜか仰向けになっていました。

どうして仰向けなのか、生きているのか、すごく心配になる。

その夜、ワンコのフルが昨年6月に天国にいってから初めてフルの夢をみました。

昨日、一日中、親カーラが全然巣箱に来る気配がなく、

夕方動画を撮ってみたが、動いていませんでした。

今日の午前中、夫と一緒に、庭のフルの隣に埋めてあげました。

手のひらに乗せて頭をなでてあげたら、想像以上に小さかった。

巣の中を空っぽに掃除すると、フカフカベッドの苔や犬の毛はすごい量でした。

親カーラがせっせと運んで営巣したのだなと感動しました。

この数週間ずっとワクワクホッコリさせてくれたチビカーラにありがとうと言いました。

つらいです・・・。

 

最後にゲンキだったカーラを見た月曜の写真

 

 

 

 

 

今日は、来月の企画展でお世話になる

長谷川誠さんと大川和宏さんが作品を搬入。

明日、北尾正治・マキさんの作品を受け取り、

展示の仕上げをします。

 

 

 

土曜から、新企画展がスタートします。

どうぞおたのしみに。

 

 

 

 

 

おやすみなさい。

 

 

 

 

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