ワイン頒布会 vol.8

 

 

 

こんにちは。

 

 

 

毎月恒例、ワイン頒布会のおしらせです。

ワイン専門店・”森川商店”の店主・森川雅之さんによって

産地、ワイナリー、ブドウの品種、季節のおすすめ、など

何かしらの切り口でセレクトしていただいたワインのセットを月イチで提供。

 

頒布会とはいえ、毎月の購入だけではなく、単発の購入もできます。

セットでなく、単品での購入も可。

もちろん、セットだと リーズナブルでお得です!

 

 

<概要>

 

会費:7000~12000円(税込)

ワイン:月のテーマによって4~10本

頒布日:毎月5日~

入手法:予約の上、①店頭受け取り②通販③テンでの受け取り

限定数:その時の在庫次第

予約:森川商店 info26@morikawa-wine.com

         tel:043-291-0052

 

ご予約の際は以下の項目をおしらせください。

在庫数の確認等ありますので、ご予約は直接、森川さんにお願いいたします。

・毎月購入 or 単発購入

・受け取りは①森川商店②通販③ギャラリーテン

・受け取り予定日

 

 

 

さて、第8回の今回のテーマは

『ヴェレノージのワイン』

 

イタリア・マルケ州の生産者・ヴェレノージの特集です。

 

リーズナブルながら大変高品質です。

評価も高く、ヒュー ジョンソンの ”ポケット ワイン ブック2019”では、

ロッソ ピチェーノの最良の生産者として掲載されました。

イタリアのワインガイドとして名高い”ガンベロ ロッソ”等で毎年のように高評価を受けています。

 

赤 3本、白 3本 8800円(税込) ←超特価です!

 

 

 

 

(赤)『ロッソ ピチェーノ スペリオーレ ブレッチャローロ 2019』

イタリア・マルケ(ヴェレノージ)

(モンテプルチャーノ 70%、サンジョヴェーゼ 30%)

輸入元参考価格 1,870円

 

スペリオーレが生産されるのは、特別な微気候と土壌を持ったマルケ南部の限られた地域です。

ヴェレノージは、スペリオーレの可能性と将来性を、注目を集める以前から信じ、上質のワインを造り上げる努力をしてきました。その結果は、このワインの何年も保つしっかりしたボディと、オーク樽での熟成による柔らかく心地よい味わいに感じ取ることが出来ます。

畑は、オッフィーダとアスコリ ピチェーノにあります。

標高は200~300mで、主に粘土土壌。

10月半ばの早朝か夕方に収穫して、小さな箱に入れ、冷却して運びます。

除梗して、温度管理とルモンタージュが出来る200hLのステンレスタンクで発酵、20日間醸しを行います。

樹齢が若いため新樽では負けてしまうので、ロッジョとルディに使った樽で、16ヶ月熟成させます。

花や紫色の果実、真っ赤なバラの花びら、その後から次第にスパイス、かすかなシナモン、コーヒー。

しっかりと深みのある赤で、タンニンも充分に感じられます。

ブレッチャローロは「小さな石」の意味で、1984年にワイン造りを始めた際の畑の名前です。

 

 

 

(赤)『ロッソ ピチェーノ 2018』

イタリア・マルケ(ヴェレノージ)

(モンテプルチャーノ 70%、サンジョヴェーゼ 30%)

輸入元参考価格 1,430円

 

伝統的なD.O.C.に新しいスタイルをもたらしたワインです。

ヴェレノージは、モンテプルチャーノ7、サンジョヴェーゼ3という比率を貫いています。

畑は、カステル ディ ラーマとアスコリ ピチェーノにあり、標高200~300mの小高い丘の斜面に位置して、主に粘土土壌です。

10月の半ばに収穫します。

収穫は早朝か夕方に、手摘みで行います。

セラーに着くまで冷たく保つため、小さな箱を使います。

除梗した後、ルモンタージュと温度管理の可能な200hLのステンレスの発酵槽に入れます。

スキンコンタクトは15~20日間行います。

すみれ色のニュアンスのあるルビー色。

スミレなど紫系の花や苺やプラムなど赤い果実の香り、フレッシュで果実味溢れる風味。

うまくバランスのとれたタンニンとおだやかなアルコールがあります。

少し低めの温度でお楽しみください。

 

 

 

(赤)『モンテプルチャーノ ダブルッツォ 2019』

イタリア・マルケ(ヴェレノージ)

(モンテプルチャーノ)

輸入元参考価格 1,485円

 

モンテプルチャーノ100%で、サンジョヴェーゼが入らないため、より厚みのあるワインとなっています。

アスコリ ピチェーノからとても近く、D.O.C.G.エリアにも近い畑です。

畑はロッソ ピチェーノより標高が高い400~500mの場所にあります。

斜面が他の斜面に囲まれていない為、海風の影響を直接受けます。

9月中旬~10月に収穫。

ワイン造りもアブルッツォで行っています。

除梗後、小さなステンレスタンクで発酵し、醸しは約20日間行います。

その後、澱引きし、ステンレスタンクで熟成させます。

紫がかったルビーレッド、スグリやイチゴ、ラズベリーを思わせる香りがあります。

ボリュームのあるフルーティなボディがあり、とてもなめらかな口当たりです。

このスタンダードクラスをしっかり造ることは、量が少ないロッジョを造ることより難しいと言います。

 

 

 

(白)『レーヴェ ペコリーノ 2018』

イタリア・マルケ(ヴェレノージ)

(ペコリーノ)

輸入元参考価格 3,300円

 

アスコリ ピチェーノとカステル ディ ラーマの、40年樹齢の葡萄を使います。

標高200mで、比較的砂の多い土壌です。

通常のペコリーノより遅摘みにします。

気温の低い早朝、もしくは夕方に手摘みで収穫します。

葡萄を小箱に入れ、低温でセラーへ運びます。

除梗し、コールド マセレーションします。

50%はフレンチオークのバリック(新樽)で、残りの50%をタンクで発酵させます。

共に、1日3回バトナージュしながら6ヶ月熟成させます。

樽熟成させたワインは澱と共に別のタンクに移します。

10度に保ち、5日置きにルモンタージュしながら、さらに9ヶ月熟成させます。

両方をブレンドし、澱を落ちつかせるため、タンクの温度を5度に下げます。

移し替えを3~4回行うことで、ろ過しなくてよくなります。

樽熟成は柔らかさ、タンク熟成はフレッシュさをもたらします。

金色に近い輝きのある麦わら色。

バナナやパイナップルの香りの後から、エニシダの花やサンザシ、樽の心地よいバニラの香りが広がります。

とてもエレガントな骨格を持ちながら、しっかりと持続性のあるワインです。

レーヴェはフランス語で「夢」という意味で、樽熟成の白ワインで成功したいというアンジェラの夢から名付けました。

 

 

 

(白)『ヴェレノージ パッセリーナ 2019』

イタリア・マルケ(ヴェレノージ)

(パッセリーナ)

輸入元参考価格 1,870円

 

畑はアスコリ ピチェーノにあり、標高200~300mです。

何もしないと収量が多くなってしまうので、品質を上げるために、厳しく収穫量を制限しています。

9月半ばに早朝か夕方に手摘みで収穫し、小さな冷蔵ケースでセラーまで運びます。

収穫した葡萄を選別します。

柔らかく圧搾した後、急速に冷却して、不純物などを除きます。

ステンレスタンクで13~15度に温度管理しながら、発酵させます。

発酵で得た香りを維持するため約10度に保ちながら、翌年の2月までタンクで寝かせます。

僅かに緑がかった薄い黄色。控えめで繊細な花の香りや、強いグレープフルーツやレモンの新鮮でかぐわしい香り。

白い果実や桃、杉の魅力的な香りもあります。

味わいはフレッシュでデリケート。

凝縮して飲み飽きない果実味にあふれています。

このワインの持つ塩味、ミネラルは爽快感があり、シンプルな味付けのシーフードにぴったりです。

 

 

 

(白)『ヴェレノージ  シャルドネ 2019』

イタリア・マルケ(ヴェレノージ)

(シャルドネ)

輸入元参考価格 1,870円

 

創業当初から造っているワイン。

畑はアスコリ ピチェーノにあり、主に砂質土壌で、標高200~300mです。

収穫時期が近づくと、一日に2回畑に入り、酸と糖度の具合を確認します。

早朝か夕方に手摘みで収穫し、小さな冷蔵ケースでセラーまで運びます。

柔らかくプレスした果汁をタンクで5度に冷やして清澄後、温度管理しながらステンレスタンクで発酵させます。

香りを維持するために10度前後で、2月頃までステンレスタンクで熟成させます。

輝きのあるクリアな麦わら色、フルーティで花を思わせるフレッシュで繊細なアロマ、とてもバランスのよい風味があります。

凝縮された果実味が、さわやかさの中にしっかりとしたコクを与えています。

「タンク熟成なのにクリーミー」・・エルコレはこのワインに大変自信をもち、過去にヴィニタリィのコンクールに出展し、シャルドネのタンク部門で見事金賞を受賞しました。

「どうしてこんなにいいワインになるのでしょうか?」と尋ねたところ、「何度にも分けて、セレクションしながら摘み取るから」との答えが返ってきました。

もっと上の価格帯のワインならともかく、通常この価格帯のワインの場合、何度も分けて摘み取ったり、セレクションしながら摘み取ったりはしないでしょう。

この手間暇を惜しまない努力が、おいしさの秘訣だったのです。

稲葉の試飲会で、お客様から「樽熟成しているのでは?」という質問を数多く受けました。

「バトナージュを行うことにより、このようなクリーミーな味わいが出ます。

それが樽熟成のように感じるのでしょう」とエルコレは話していました。

 

 

 

 

 

 

 

頒布会第9回めは、10月5日から。

テーマは

『イタリアワイン特集』

次回もイタリア、プーリア州の美味しい赤白ワイン6本セットです。

 

どうぞお楽しみに!

 

 

 

 

 

お受け取りは、通販や大網のテンでも可能ですが、

なるべく千葉市誉田の森川商店さんに出向かれ、

森川さんに直接いろんなワインのお話で交流されるのがよいかと思います。

とても気さくに丁寧にアドバイスしてくださるので、ぜひ。

 

 

 

ではでは。

 

 

 

 

コメント