こんにちは。
今日は気温高め。(汗)
でも、店内は風が通って快適です。
昨日の夜の時点で、
作業の進捗状況が悪く、
とても今日一日でできそうな気がしませんでした。
昨夜、スタッフRにメールをし、
今朝9時から来てもらって、
二人でせっせと働きました。
Rは、テキパキとした働きぶりで、
今の時点で85%はできあがりました。
5時半からネイルの予約をしているので、
それまでちょっとだけ昼寝でもしてやろうか・・・。
(いや、まだ終わってないんだけど・・・。)
安藤雅信さん、明日在廊されます。
ぜひ会いにいらしてくださいね。
納品された作品、
総数472点!
すごい数の作品が勢ぞろいしています。
詳細は明日以降、
少しずつご紹介していきます。
今回は1か月とおしで、
安藤さんの作品を展開します。
それからそれから、
6月1日(土)~9日(月)の9日間、
カフェで特製カレーランチをお出しします。
5月は、“5days-cafe”のドライカレーをお出ししました。
そして、今度は、
フリーでいろんなイベント等で活躍する
“mam”の小林真弓さんの野菜カレーが登場!
地元近隣農家の無農薬野菜をたっぷり使ったカレー。
スパイスを炒めてトマトも少し加えるインド系のカレーだそうです。
あやめカブのピクルスも添えます。
お楽しみに♪
↓ この画像は、小林さんが試作したサンプルです。
安藤雅信さんについて書いたコラムです。
ご覧ください。
安藤雅信さんの器
陶作家であり、多治見の“ギャルリ百草”のオーナーである安藤雅信さんは、ここ十数年の間、
現代工芸界において最も注目されている人物のうちのお一人で、不動の人気を誇ります。
多くのメディアにも取り上げられ、順風満帆に突っ走ってこられたのかと思いきや、紆余曲折を経て今が。
武蔵野美術大学で彫刻を専攻、20代は現代彫刻家として活動されるが行き詰まる。
30代でご結婚後、方向転換しやきものを作り始めました。
当時、食卓は座卓からテーブルへと移行して、和食器から多様な器の需要が高まってきており、
そんな中、「こんな器があったらよいのに。」という意識で制作・発表し、現在に至る。
こうして安藤さんが火付け役となりブームとも言える白い器は、その後、若手作家にも大きな影響を与えた。
なぜ安藤さんがこれほどまでに人気があるのか・・・。
私なりに分析すると、安藤さんに“ヒト・モノ・コト”の三つの柱が存在するからだと思います。
“ヒト”・・・こよなく茶の湯を愛する安藤さんに、茶事にまつわる深い精神性や場をしつらう感性に秀でている。
“モノ”・・・従来、誰も作らなかったありそうでなかったシンプルで美しい用の器を制作する。
“コト”・・・自然に恵まれた土地に古民家を移築し、その住空間において美術・工芸作品の提案をする。
現在、安藤さんの定番の器は、1200種類以上に及びます。
それは“使う”途上で買い足したい、割れたのと同じものがほしい、こんなものがほしい、・・・などの要望に応えるため。
展覧会などでゲットできなかった器は、1年待ち、2年待ちが当たり前なほど、請われているのです。
ある日、お嬢さんがテレビの料理番組を見ていて、安藤さんの器が使われていると指摘。
何でわかったのか尋ねると、「器の佇まいでわかった。」との答え。
シンプルながら何かがよい。そうだ。その“佇まい”こそが、安藤さんの器なのです。
器そのものがよいというだけではなく、器周りの空気までをも作り上げてしまう不思議な作品のチカラ。
この春、高校生、大学生になったお二人のお子さんが、都内で一人暮らしを始めるにあたり多治見を出られました。
安藤さん、何度涙したことかわからないとのこと。そんな温かい父としての一面も垣間見られたのです。
今後の安藤さんの公私ともの展開に目が離せません!
では~。
コメント