小泊良さん・すはらゆう子さん & 通販受付中

 

 

こんにちは。

 

 

昨日の午後から急に寒くなりました。

今日は冷たい雨が降っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

秋本番の11月。

新企画展は、

芸術の秋、食欲の秋を大いに満たしてくれる陶器と漆器を展開します。

 

 

小泊良(陶)×すはらゆう子(漆)展

 

11月1日(水)~14日(火)

12:00~16:00

 

 

 

小泊良さん

 

沖縄・今帰仁で作陶する小泊さん。

テンでは何度もお世話になっています。

 

いつも穏やかで冷静な小泊さん。

今の自分と次の自分と先の自分を見据えて地に足をつけて淡々と突き進む。

常に新しいものが彼の手から生み出されていくのを安心して見守ることができるのです。

 

4年ぶりの小泊展、さらに進化した新たな作品群をお楽しみくださいませ。

 

作家在廊日:1日(水)

 

 

すはらゆう子さん

 

石川・加賀市で漆器を制作するゆう子さん。

テンで初めて。

 

ゆう子さんのラフでユニークなモチーフを施された漆器。

堅苦しいと思われがちな漆器ですが、

ゆう子作品のやわらかなイメージが、ふだん遣いしてホッコリできるのです。

 

今回、小泊さんからのラブコールによって、ゆう子さんにオファーしました。

たしかに、このお二人の作品が呼応しています。

 

作家在廊日:DMには1日とありますが、事情で不在となりました。

 

 

 

 

 

 

 

今会期も残すところあと3日。

 

終盤ですが、今日は作家お二人についてご紹介します。

 

 

 

まずは小泊さん。

 

小泊さんは静岡ご出身。

子供のころから絵を描いたりするのが好きで、高校から美術系の学校に進学。
その後の進学を、静岡から遠くて新しい大学に行きたいと思い、沖縄県立芸術大学に。

テンの企画展でお世話になっている作家さんの多くが沖芸出身。

芸大や美大にはそれぞれの教育方針やカラーというものがありますが、

私の知る限り、沖芸の人たちは、自由で肩のチカラが抜けていて、

それでいて自分の確固たる世界観がしっかりある。

 

今年の2月に、小泊さんの工房に行った時、

いろんな話をしました。

最近、金城次郎さんのいわゆる琉球然とした作品にグッとくるとのこと。

小泊さんの作るカラフルなシリーズの反動とでもいうのでしょうか、

たしかに今展では、こげ茶、黄土色、ベージュ、グレー、アイボリー・・・といった渋めのラインナップ。

私は以前のカラフルでポップなシリーズも大好きですが、

今回、小泊さんの持つ底力のようなものを感じずにはいられません。

 

また、何年も前に小泊さんの工房で見せてもらった、当時小学生だった息子さんの作品は、

まさに小泊イズムを受け継いだものだったのですが、

今、小泊さんは「あれにはヤラれた」と言います。

先月、益子の濵田庄司記念館で観た、彼が負けたと思った蒐集品は、

ほとんどがアフリカやメキシコや韓国などの素朴なものばかりでした。

アールブリュットと呼ばれる精神・知的障害のある方の作りだすものにも強く惹かれるものを感じます。

結局のところ、人の作為や意図を超えた内面からにじみ出るような表現が人の心を動かすのだと思います。

 

知識や経験も必要なのですが、それに対峙してどう感じるかを大切にと常々思っています。

とは言え、知識と経験があった上で向き合えば、また違った感じ方ができるのかもしれません。

私が高3の時には、進学を芸術のジャンルにという選択肢は最初からなかったのですが、

今の自分が当時に戻れるなら、迷わず美術史や民俗学を学びたいと思うでしょう。

 

 

テンで小泊展を最初に開催した2015年5月↓

 

 

 

カラフルなのも好きなのだ♡

 

 

 

次に、すはらゆう子さん。

 

ゆう子さんは京都ご出身。

子どもの頃は、粘土で遊んだり絵を描くのが好きで、

小泊さんと同様、高校から美術工芸を学び、

高岡短大から金沢美術大学、そして卯辰山工芸工房で

長年の間、漆芸を専攻してきました。

加賀・山中温泉で制作。

結婚してお子さんが生まれ、

子どもに喜ばれたい絵柄を漆器に施すようになったそうです。

肩ひじ張らないフランクに日常遣いできる漆器です。

 

ゆう子さんの特集動画があることを知りました。

みなさんにシェアしますね。

 

 

 

 

 

 

 

ただいま、通販をお受けしております。

 

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 じっくりご検討の上、お買い上げ願います。

 

 

 

 

 

 

 

昨日、晩ご飯を食べてから車で長柄町へ。

六地蔵窯”の安田裕康さんの登り窯を見学に行きました。

今月1日に火を入れ、昨日で11日め。

窯の中は1000℃を超え、窯焚きのクライマックス。

そばにいるだけで、

体の芯まで温かさが伝わり、バチバチと音をたてて燃え盛る炎を見、

心が洗われる想いがしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も佳き一日でありますように・・・。

 

 

ではでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

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