こんにちは。
気持ちの良い快晴の土曜。
桜も見ごろですね♬
可憐なスノードロップ

馬川祐輔(陶)×小高善和(靴)展
4月1日(火)~14日(月)
12:00~16:00
馬川祐輔さん
兵庫県で作陶されている馬川さんは、テン初登場です。
造形、テクスチャ、色づかい、そのバランス感覚、
いろいろ相まった馬川ワールドが炸裂。
哲学さえ感じられるオブジェに加え、
今回は器もたくさん展開します。
作家在廊日:未定
小高善和さん
外房で制作されている小高さんは、テンではおなじみ。
各々の足に寄り添った靴づくりには定評があります。
デザイン、色づかいのバリエーションも豊かで、
メンテナンスしながら長く愛着を持って履き続けていかれる靴。
近年、新たに学びを深め、よりよい靴づくりのためさらにさらに向上中!
作家在廊日:13日以外全日

今日は、小高さんのバブーシュをご紹介します。
バブーシュとは、モロッコ発祥の革で手作りされたスリッパのようなもの。
小高さんのバブーシュは、それらよりガッシリとできており、デザインもシンプルで洗練されています。
すっぽりと履きこんでもよし、かかと部をたたんでスリッパのように履いてもよし。
バブーシュはテンで小高靴を初めて展開した時から、
ずいぶん改良に改良を重ねられ、よりよいカタチになってきています。
また、この靴のファンは年々増加し、色違いでもう一足・・・というリピーターの方も多いです。
かく言う私自身も、小高さんのバブーシュは私の暮らしに欠かせないものとなっています。
1年のうち300日は履いているほどです。
紐を結んだりジッパーを上げたりなどの手間が面倒で、
手を使わずパパっと履いてパパっと脱げるこのバブーシュがとても重宝。
旅行時にも履いて行った靴がきつくなった時の保険でバブーシュを持っていくこともあり。
私のバブーシュはすでに自分の足の一部のように馴染んでいるのです。

ここ最近では、ソールのバリエーションも増えました。
部屋履き用、外履き用が数種、
そしてフラットなソール、かかと部に従って高さのあるウェッジソールなどなど。


今回の新作バブーシュは、つま先部がオープンになったデザイン。
サンダル感覚ながら、しっかり足をホールドして履き心地がよい。


パーツごとの革の色やステッチの色、ソールをいろいろカスタムしてお作りしています。
基本は、5ミリおきのサイズで既成の靴ですが、
少し幅を広めにとか、甲高を少し低めに・・・などの微調整を承ります。
今、展示しているもので、サイズや色のお好みが合えば、そのままお買い求めいただけます。
また、他の靴もそうですが、
ソールの張替えをはじめ修理やメンテナンスなど、小高さんが長いスパンで靴に寄り添います。
永く愛着をもって履いていただけますね。
44000yen~






年季が入ってツヤツヤになっている私のバブーシュ。
こちらは店内で履いていますが、外履き用のバブーシュも3足愛用しております。
ラクすぎて他の靴の出番が少なくなっています。

さてさて、
実は今展はテンの企画展200回。
私自身、あまり意識していなかったのですが、
20年前から来てくださっているSさんから以下のメッセージをいただきました。
Sさんは私より一回り以上ご年齢を重ねておられ、
骨董・現代作家・アートのコレクターで、いろいろなことに造詣が深い方で、
私がリスペクトしている方々のうちのお一人です。
コロナ禍前まではA4サイズのDM、以降はポストカードサイズのDM、
Sさんは全てをファイリングして大切に保管してくださっています。
他にもDMを保管してくださっている方は少なくなく、ありがたいです。
私に対しての過大評価な部分もありますが、大変うれしい内容でしたので、
Sさんのご了解を得、抜粋してみなさんにもメッセージをご紹介いたします。
このメッセージをいただいたことで、もしかしたら200回ではないかもしれないと発覚。
恐ろしいので確認しておりませんが、あしからず・・・(苦笑)。
きょうは過日頂いた200回を記念して
これまで頂いたDMとアレコレを読み物を読むような気分で回数の順にA4のDMを1冊にまとめました。
またハガキになってからはまた別に回数順に1つにまとめました。
時間の過ぎるのを忘れ、昨日は2時になってしまいました。
やはり表田さんも多忙の中での仕事のせいか
欠番の回数、あるいはまた内容は違っていても同じ数字の回数番号があったことに気づきました。
正に手仕事という感じがいたし、微笑ましい感じをうけました。
コンプリートワークにしたいと思いましたが、それまで私は生きられない、と思い、
生きているかぎり大切に保管して時々昔のものを楽しく読ませて頂いております。
朝日新聞に掲載されたものもきりぬいてA4のコピー用紙に貼り付けて一緒に綴じ込みました。
やはりひとまとめにすると、ビニールの手触りと異なり存在感がまします。
表田さんはなかなか文章もうまいですね。
今私は高峰秀子さんの書いた「わたしの渡世日記、上下」を読み終えました。
あの人は子役から映画会にはいり300本以上の映画に出て小学校もろくに行かなかった人が
なぜあんなに素晴らしい本が書けるものと感心して読みました。
娘に頼んでアマゾンから次々と取り寄せ5冊もよんでしまいました。
本は人によって面白さ、面白くないはありますが、
私も加齢のせいか高峰秀子さんの随筆のようなものを読むようになりました。
・・・・・
朝日新聞に掲載されたのは表田さんが43歳の時、既に10回目の時でしたね。
とすると失礼ながら表田さんは還暦を過ぎているのですね。
しかしその若々しさ、エネルギッシュな行動、ただただ驚くばかりです。
何かに夢中になれることは、若さを保つ秘訣でしょうか。
小林秀雄や白洲正子さんが骨董にうつつを抜かし、それはキツネが付くと言っていました。
やがてキツネは取れたようですが。
かなり前白洲正子夫妻の住んでいた町田市鶴川の家「武相荘」に行ったことがあります。
農家を買い取り、茅葺きの屋根の家でそこだけは別世界の雰囲気がありました。
「韋駄天お正」と言われるだけあって思い立つとサンダルをひっかけてどこにでも出かけたようです。
交流も超一流の人ばかりで、飲んで一晩中議論をして、朝帰りもなんのその、のようでした。
旦那の次郎もお帰り、ご苦労さんという人で、
吉田茂元首相の懐刀と言われた人で日本国憲法作成に深く関わった人でした。
・・・・・
ただいま、通販をお受けしています。
今回は、通販ページを設けません。
メールをいただいた順に返信していきますが、
接客の合間に返信しますので、対応が遅れるかもしれないこと、ご了承ねがいます。
初日のブログや、
日々、ブログでご紹介する作品についてお問い合わせください。
なお、画像に印をつけたものを添付してお尋ねくださると助かります。
(例)

通販をご利用いただく方へのお願い
◎基本的には、メールにてのお問い合わせでお願いいたします。
詳細についてのお問い合わせ等、お電話をいただいても対応いたします。
0475-78-3068
◎仮に同じ作品のお問い合わせがあった場合は、ご購入決定の旨をご連絡いただいたメールの先着順とします。
お問い合わせの時点ではキープしておりませんのでご了承願います。
◎メールの返信は、できれば即、遅くとも12時間以内にいたします。
たまに受信設定で届かないことがありますので、設定の変更、あるいは未着の旨のお電話をいただければ助かります。
◎メールでのお問い合わせは以下の内容をご記入ねがいます。
①ご氏名
②発送先の都道府県名
③携帯電話番号
④お問い合わせ内容
◎通販決定の際は、お支払い方法は、指定の銀行振り込みのみです。
ご入金確認次第、発送いたします。
なお、お取り置き後の店頭でのお支払いはクレジットカード(1万円以上)、paypay(1万円以上)等のご利用が可能です。
◎不良品でない限り基本的に返品を承りかねます。
じっくりご検討の上、お買い上げ願います。
いろいろなお問い合わせについては、
InstagramのDMではなく、
メール(omodan@kfa.biglobe.ne.jp)にてご連絡ねがいます。
4月13日(日)
『靴磨き ワークショップ』
靴磨きのプロ・浅野卓さんのレクチャーを受けながら
靴を長く愛用できるようケアしていく方法を学びましょう。
お一人で、親子で、ご夫婦で、・・・、ぜひご参加ください。
今回も二部制で行いますが、内容が異なります。
どちらか一つでも両方のご参加でもご予約くださいませ。
講師:浅野卓さん
日時:4月13日(日)
第一部:13:00~14:00 『入門コース』
靴磨きの基本のキを学びましょう。
第二部:14:30~15:30 『アドバンスコース』
靴に加え、バッグや財布などの革製品のお手入れを、普段自宅にあるものを活用する方法。
会費:各回 2500円
(靴磨きと靴に関連したグッズのおみやげがあります)
持参品:お宅にある革靴を一足、第二部では革製品や裏革の靴など
(ワークショップで使用する道具等はこちらで準備します)
ご予約:メール(omodan@kfa.biglobe.ne.jp)にて以下の内容でご連絡ねがいます。
なお、メールの返信が届かないことがありますので、送受信設定等をご確認ください。
①お名前
②ご参加人数
③ご希望の回 A→第一部、B→第二部、C→両方
④代表者の携帯電話番号
⑤交通手段(ex.車、電車など)

佳き一日でありますように・・・。
ではでは。

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