声が出た!





おはようございます。



外には長らく出ていないので、

寒さの感覚がわかりませんが、

とにかく院内は暖房で暑い・・・。

私だけ暑いのか、現在、冷房23度の室内におります。



数日前の夕方の窓からの景色。






一昨日の言語聴覚療法のリハビリで、

初めて声が出ました!

牛のようなこもった声ですが「あー」という自分から発せられた一声に感動しました。


すぐ家族LINEに報告しました。

今まで当たり前のようにできていたことができなくなると、

ひとつひとつの小さなできごとをクリアするたびに、大きな感激があります。


大阪の弟からは、

吉本新喜劇の末成映薫さんのギャグが言えるようになったら動画を送るようにとのこと。

昨夜、娘が来てくれた時に、LINEのビデオ通話で、

「ごめんやして、おくれやして、ごめんやっしゃー」を披露しました。


おもしろくなってきて、娘の夫・Kくんにも音声メッセージを。

ただいま、砂かけ婆のようで人前に出られるような姿ではなく、

イケメン・Kくんには、もうちょっとマシになってからの面会をおねがいしているところ。

娘とケタケタ笑いながら、Kくんに突っ込んだりしてみる。

だいたい通じる♬



嚥下のリハビリでは、

水をスポイドで口にふくませ、

ゴクンと飲み込む訓練。

これがなかなか難しい。

憧れの美味しい水が、もう喉元に来ているのに残念だ。


リハビリの宿題が出ているのに、

ついつい昼寝に走ってしまう。



自分がガンに罹患し、

これをきっかけにちゃんとした人間になろうと一瞬決意したが、

やはり生まれつきの怠惰な性質は変えられない・・・(苦笑)。


それでも、少なからず、術後の辛さを初めて体験し、

病気でしんどい立場の人の気持ちがほんの少し理解できるようになった。


結局、超心配性の母には、

入院の前日に、弟夫婦のフォローの下、私が電話をした。

ガンということは言わず、

舌におできができて、放っておくと飲食ができなくなるので、

少しでも若いうちに切除した方がよいということで手術をすることになった旨を伝える。


母自体は、ちょっとパニックになったが、

術日の14時(手術中)に「手術大成功!」と、母にはダミーの連絡をしてもらう。

その後の連日の弟や娘の細やかなフォローによって

今では母も納得してくれている。


納得しているというよりは、

母にとって私の存在が”同士”になったようだ。


5年ほど前に、母がコロナに罹った後から、

めまいが起こったり、ふらついたりするようになった。

それまでピンピンしていただけに、体調の不良を意識してしまうように。

内科、耳鼻科、脳神経科、・・・と手あたり次第に検査をするが、

何の問題もない。

家族にとっては、異常がないことで安心するのだが、

母本人にとっては、何が原因で体調が悪いのかの答えがほしいよう。

最終的には心療内科しか案内できないと言われたらしく、

検査に行くと言う母に、弟と私から、検査の必要がないと説得。


そして、この度の私の入院。

面白い展開となった。

母は、デイサービスで運動能力をあげるリハビリに週2で通っている。

私も、術後、いろいろリハビリをやるようになったことで、

「一緒にがんばろう!」と母が急にパッションな人になった。


まわりくどい話になりましたが、

結局のところ、人生においてのいろいろ辛い悲しい苦しいといったネガティブな感情は、

実際、その立場になってみないと分かり合えないということなのかと腑に落ちた。


結局、母もがぜんやる気満々になったし、

人の心理について、なかなかの学びを身をもって体験できたのです。





個室にずっといるので、他の患者さんたちとの交流がないながら、

毎日、少しずつ何かができるようになる喜びを感じて過ごしています。

もう少しおしゃべりができるようになったら、ラウンジに行って話しかけてみようか。


今、筆談でコミュニケーションが取れているので不便は感じていません。

2日ほど前、部屋の掃除に来てくださった人に、おねがいしたいことがあり筆談したが、

外国人で文字が読めなかったようで「?」というリアクション。

英語に書き換えてみたら通じた。

そんな小さなウレシイできごともあり。







では、また近況報告します。




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