こんばんは。
台風一過の今日は、夏のように気温が上がりました。(汗)
エアコンで快適に車で移動。
雲ひとつない秋晴れの青空がきもちよい。
今日しか観る日がないと、
がんばって朝から出かけました。
『大いなる沈黙へ』
コレ、予告編を観た時から絶対観たいと思っていました。
フランスアルプス山脈に建つ“グランド・シャルトルーズ修道院”の全貌を
淡々と撮影されたドキュメンタリー。
音楽なし、ナレーションなし、照明なし、中に入れるのは監督一人のみという条件で
撮影申請16年後に許可されたとのこと。
今日観たものを言葉で表すのにはあまりに薄っぺらくなりそうなので、
実際にこの映画を観て感じていただきたいと思います。
・・・が、この映画、3時間弱。
薄暗く静謐な白い空間の聖堂の中、
修道士が聖書のページをめくる音、
修道士が歩くコツコツという靴の音、
修道士が聖書を朗々と読む声、
たまに鐘の音がゴーンと鳴る。
・・・・・。
私は何度も意識が遠のきながら睡魔と闘いました。
早くも序盤で、隣に座っていた女性の寝息が聞こえてきた。
まもなく、軽くイビキ音も聞こえてきた。
気を抜けば自分も絶対そうなる。
ここは緊張感を保つため、
静寂の中、音を立てずにポテチをそーーっと食べることで、
なんとか3時間起きて観ることができました。(苦笑)
千葉劇場に行く時のセットコース、
千葉市美術館。
『鏑木清方と江戸の風情』展を観ました。
なんとなく、ボーっと観てまわっていたら、
ちょうど絵の解説員と数名のグループがおられた。
「あ~、今日はギャラリートークの日か。」と、
急きょそのメンバーに加わり一緒に回って行きました。
やはり、解説があるとすごい発見があっておもしろい。
ひとしきりレクチャーを受けて解散。
そのグループにいた男性から、
「あの~、ツアーの参加者の方ですか?」と尋ねられた。
帰って調べたら、毎週水曜の14時からギャラリートークがあることがわかった。
え?じゃあ、あれは何だったんだろう・・・。(汗)
ちょっとだけ仕事をしようと大網へ戻る途中、
自宅の近所の“画廊梟”に1年ぶりくらいで寄ってみた。
以前はヒマだったので、週イチで梟さんに行っては2時間ほどおしゃべりして帰っていましたが、
大網に店を移転して以降はめっきり遠のいてしまいました。
こちらの店主の横山タケ子さんは、日本画家でもあります。
今週はタケ子さんの個展中でした。
さて、現在、内田鋼一さんの個展開催中ですが・・・。
三重県菰野市にある“パラミタミュージアム”のことを先日も書きました。
そのミュージアムの建築に関わったのが、このタケ子さんのご主人で、
ずいぶん前からその話を伺っていました。
そして、その館長でいらした小島千鶴子さん。
ジャスコ(現イオングループ)の創業者で、美術愛好家。
内田さんの20代の頃から小島さんが彼の作品に高い評価をされていたそうで、
ミュージアム内に内田作品がたくさんあるのも頷けます。
彼女が73歳から12年をかけて、3000点の陶器をつくられました。
その作品集(当時の関係者だけに配布された)を横山さんがお持ちで、
以前から何度も見せてもらい、その度に、ため息が出るほど感動してしまいます。
スマホで写真を撮らせてもらいましたので、みなさんにもご紹介しますね。
今日は芸術の秋を堪能しました。
おやすみなさい。
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