六地蔵窯に行った

こんばんは。
昨日の暑さには参りましたが、
今日はいくぶんかマシだったでしょうか。
今日も出勤し、ラファエルナバスさんの作品のレイアウトに取り掛かる。
明日にも搬入があるので、まだまだな感じ・・・。(汗)
来月のカレーランチでお世話になる“葉菜”さんからのカレーを受け取る。
夕方、友人・荒井恵子さんが来る。
5月、パリで個展があり、今週末おフランスに発つ。
1か月間、パリを拠点に少し移動するそうです。
いいなぁ・・・。
ちなみに、“ギャラテン in Japan”でも10月の企画展で荒井さん登場!
お楽しみに。

いつもの”まつ井”さんで腹ごしらえをし、
安田裕康さんの登り窯の窯焚きの見学に向かう。
もう何度も通った道。
安田さんから「道に迷ったら電話してね。」とメールが来た。
「(失礼なっ!)大丈夫、何度も行ってるから。」と返事した。
・・・が、なんかいつもと違うなぁと思った。
気がついたら浜野というところまで来てしまっていた。(汗)
そこからカーナビに設定し、ナビ様の言うとおり行きました。(苦笑)
ちなみに、帰宅した頃、
「無事着いた?迷ってない?」とメールが来た。(苦笑)
ナビに自宅をマークしたのですんなり帰宅。
安田さん、そんなに優しくしないで。
惚れてまうやろー。(ちょっと古いか)
今日は火入れをしてから4日め。
窯の温度は600℃くらい。
毎度のことながら、炎には何か目に見えないパワーが宿っていて、
ただただ見ているだけで、心が洗われていくような気がします。
1000点以上の作品がこの中に。
綿密な温度管理をしながら、約10日間、焚き続けられます。

10日間、安田さんは睡眠時間がほんの少しだけ。
その間、信頼できる人たちに窯焚きをやってもらう。

20分に一度、上の蓋を開けて、そこから薪を入れて温度を上げます。
その内部の様子を見せてもらえます。
窯内の温度がまだ低いので、
窯詰めされた作品の造形がよく見えます。
これが1000℃近くなってくると、炎の色が白っぽくなり、
作品の輪郭だけぼんやり見えるようになってきます。

安田さん自ら酒を注ぐ。
荒井さん、飲む。
私、ガマンする。

半年に一度、安田さんの窯焚きを見せてもらいに行きますが、
毎回、心も体も浄化されるような不思議で神秘的な気持ちになります。
そんな場に、一般の人も見せてもらえる機会をいただけます。
ご興味のある方、ぜひ行ってみてください。
炎とヤキモノ、安田さんの人となりを間近で感じられる貴重なチャンスです。
行かれる場合は、常識的なマナーはもちろんのこと、
安田さんが本気で取り組んでいる制作過程なので、
騒いだり必要以上に話しかけたりすることは控えるよう心がけましょう。
場所もわかりづらいのですが、
“千葉市少年自然の家”の真ん前です。
まで。
おやすみなさい。
 

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