こんばんは。
夕方の便で千葉に帰ってきました。
それにしても、昨日も今日も暑かったですね。
レンタカーでエアコンを使いながらでも、
今日の暑さはこたえました。（汗）
今朝はがんばって6時前に起き、
シャワーを浴びてチャチャっと化粧して、
ホテルの朝ごはんを食べて、チェックアウトし、
7時半には車に乗り込んで高速に乗る。
70kmほど離れた世界遺産の“合掌造集落”を観に五箇山へ。
今日の諸々の予定を考えると、片道1時間半の行程は少々無理がある。
が、とにかく行ってみようという衝動にかられました。
9時ちょっと前、無事到着。
とりあえず一か所だけ入ってみる。
400年前に建てられたという国重文の“村上家”。
この写真では伝わりませんが、
一歩入るなり、煙たくて目がショボショボする。
深呼吸したらむせてしまいそうなほど、煙が充満している。
こうして燻して茅葺屋根を守っているのでしょうが、
自分が燻製になりそうなほどスゴい。
屋根裏に上がって屋根組の内側を見る。
集落の様子を一望できるところはあるかと尋ねたら、
そこから5キロくらいのところに“相倉”という集落があるという。
せっかくだからドワ～っと車で行き、
5分くらいだけ眺めを楽しんだ。
実際にここには地域住民の方たちが生活されているのだそう。
すぐに車に乗り込み、また富山駅近辺に向かう。
70キロ、とんぼ返り。（汗）
途中、ある交差点を通り過ぎる瞬間、視界に入ってきた気になるモノがあった。
急いでいるがUターンして行ってみた。
最初通り過ぎた時、立派なお寺の輪郭が見え、しかも錆びた鉄でできているのかと思った。
もちろん木でしたが、経年変化で深いこげ茶色をしていました。
すばらしい。
エンジンをかけっぱなしで、スマホで写真を4～5枚撮ってすぐに車に乗り走り出す。
高速に乗り、快晴の下、原風景を横目に走る。
美しい。じっくり観たい。
高速道路の路肩にある降雪時のタイヤ交換エリア（？）に停め、
水の張られた田んぼと家を見た。
日が落ちる頃、この田んぼが鏡のようになって家や夕日が写り込むのも綺麗でしょう。
約1時間半かけて富山駅近くにある“楽翠亭美術館”に到着。
今、内田鋼一さんの展示『手と眼』が開催されている。
7～8年前だったか、富山のリゾートホテル“雅樂倶”の各スイート部屋にある中庭を観に行ったことがある。
そこには、内田さんはじめ、鯉江良三さん、加藤委さん、小川待子さん、・・・方のオブジェがあります。
今回の富山行きでパックツアーの水曜限定でこのホテル宿泊の選択肢があった。
どうしようか迷ったが、ひとりで泊まるのもなぁと断念。
・・・で、その美術館は、こちらのホテルの関連施設だそう。
美術館は靴を脱いで上がり、
数寄屋建築の内部に展示されるもので、
細やかに手入れされた美しい庭を臨んだ美しい空間。
今回は、内田さんが、自作のやきもの、絵、ガラス、鉄の作品群を、
内田さん本人が全てしつらえるという展示だ。
どの場にもそこはかとなく内田さんの感性が漂っていました。
改めて内田さんの才能を確信しました。
いったん外に出る。
数人の庭師さんたちがテキパキと庭の手入れをされていました。
別棟の蔵では、内田さんのコレクションの
古い世界のスコップが展示されていました。
この展示もとてもよかった。
蔵の扉。
錆びたトタンのパッチワーク。
う～ん、たまらん♪
そそくさと車に乗り込み、予約していた“山崎”さんへ向かう。
ホントは昨夜行きたかったが予約がとれなかった。
では昨日の昼にと言ったらやはり予約がとれなかった。
今日の昼はOKだったので楽しみにしていました。
繊細で美しく美味しいお料理でした。
富山は回転寿司屋さんでも美味しい魚が食べられると聞いていましたが、
いろんな懐石のお店の器遣いやしつらいが見てみたいので、
出張先では日本料理屋さんに行くことにしています。
食べ終わって飛行機の時間までまだ余裕がある。
車で20分ほどの“富山ガラス工房”に行ってみた。
こちらは、9年ぶり。
以前、企画展でお世話になった津田清和さんの打ち合わせで行って以来。
ガラス制作に必要なレンタル施設が充実しており、
いろんな作家さん方が使っている。
大急ぎでレンタカーを返しに行き、
空港まで送ってもらう。
今日もずっと暑かったので、アイスを食べる。
飛行機に乗る時は、すぐに出られるよう大概通路側のシートを予約するが、
今回は往復とも窓側をとった。
上空からの眺めには癒されました。
立山連峰が美しい。
日が沈んできて、オレンジに染まるところも美しい。
・・・とまあ、今回はのんびりいこうと思っていたのに、
結局暑い中、あちらこちらに行って楽しんだ分、疲労も相当でして・・・。（汗）
明日は『英語で赤毛のアンの会』が午前中にあるので、
もう寝ます。
明日から営業再開です。
ぜひご高覧くださいね。
はっ、日付が変わってる。（汗）
おやすみなさい。
富山を満喫しすぎて暑さにヤラれる（汗）
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