『インスタレーション展』に行った

こんばんは。
今朝、小雨の中、ボウちゃんがまたいました。
なんだか健気で、愛おしい。

今日は千葉市美術館のさや堂ホールに行きました。
友人・小野高峰さんが主催する『インスタレーション展』が、
今日、明日、明後日の3日間、展開されています。
“大時代錯誤展”と“”のコラボレーション展。
出展者(50音順):
 荒井恵子
 antiques stereograph
 Ishii Collection
 川越三郎
 きこゆ
 Gallery ULALA
 gallery takamine
 骨董うまこし
 谷川亜樹
 長谷川迅太
 hotoke antiques
 松元康明
 南方美術店
 
この展の主旨は以下のとおりです。
なぜあえてインスタレーションなのか。
作品が空間に及ぼす影響を含めて空間そのものを作品化する手法は
すでに一般化され取り立たされることではなくなった。
私たちはインスタレーションというありふれたタイトルを考える前に実は、
まるで反対の意味でもある“結界”という言葉に縛られていた。
美術館に何の制約もなくそれぞれの表現者が個々の作品を持ち込む、
当然ごちゃ混ぜになってしまう。
作品は何らかのアウラを放ちながら場を主張する。
それも皆バラバラの方向をむきながら。
現代美術と古美術 現代工芸と民藝 古道具 とカテゴライズされた枠組は
もしかすると美術の本質とは関係ないものなのだ。
この展示の試みは、あえて個々の作品から結界をはずし、
それも空間のみならず時間の箍(たが)まではずして
グローバルな世界へ放り込んでみようということだと思う。
そしてそこに出現した物は個々の作品が放つアウラのうねりのようなものであり
美術館の空間全体を結界とした一つのインスタレーションではなかっただろうか。
(石井寛美さんのコメント)

さや堂ホールのレトロで広い空間に、
骨董も古道具も現代アートも工芸も
ひとつの視点でミックスされている。
この展は、今日の午前中から出展者のみなさんが、
相談しながら即興で展示していったもの。
縄文から現代まで、違和感なく隣り合わせになっているのがおもしろい。
荒井さんと写真家の松元さんとごはんを食べに行ったり(2度めの昼ごはんを食べた)、
出展者の方々とお話をしたり、知人が来られたり、4時間ほどいました。
見応えあり!
千葉市美術館では、『ルーシー・リー展』開催中で、
この展は明後日で終了します。
ぜひ併せて観に行ってみてくださいね。












さて、美術館に行く前に、お昼ごはんをと思い、
最近、自宅のある町内にできたカフェ“pate pate”さんに。
以前は都内でやっておられ、土気に移転してこられたそう。
外房によいお店がもっともっと増えると楽しいなと思います。

キッシュのランチを美味しくいただきました。

おやすみなさい。
 

コメント