『杉本博司 展』、『FOUJITA』を観た

こんばんは。
今日は冷えましたね。
そしてここのところ雨がよく降ります。

今日は朝から出勤し、
一昨日終了した展覧会の小泊良さんの作品を梱包し返送完了。
ちょっと事務仕事をしてから、すぐに車に乗り込み出かけました。
千葉市美術館『杉本博司 展』へ。
真っ暗な展示室、展示作品にスポットが当たっているだけ。
まずは有名な『海景』のシリーズから『劇場』、『ジオラマ』の写真作品。
暗い展示室だからこそ、写真の光と影が引き立つ。

第二展示室では、『趣味と芸術 味占郷』。
『家庭画報』誌で連載されていたしつらいを再現。
古物商でもある杉本さんの審美眼にかなったコレクション。
毎号、各界の著名人をもてなすために、
そのゲストにふさわしい掛け軸と置物を選んで構成された床飾り。



少し前に出版されたこの本にもまとめられています。
誌面では、架空の割烹にて美しい料理が供されている。



内田鋼一さんも登場。

美術館から車で5分。
映画『FOUJITA』にすべりこむ。
画家・藤田嗣治さんのパリ~戦時中疎開先の神奈川の村の時代を軸に展開。
映像が美しい。
蛇足ですが、ずっと前から藤田嗣治の写真や絵を見ると、
那須の陶芸家・小沼寛さんを思い出します。
現在、
国立近代美術館のコレクションの藤田嗣治展
いすみ市郷土資料館では、藤田が妻にあてた手紙『絵はがきの中の大正時代展』があります。



寒いです。
風邪など引かれませんように。
おやすみなさい。
 

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