こんにちは。
今朝、久しぶりにケロッピが例の場所にいるのをみつけました。
元気でいたのだと安心。
今企画『TORA』展、後半期。
宮内知子さんは、京都で制作しています。
木で器を作る作家さんはたくさんいますが、
知子さんのはキュートな絵が象嵌という技法で漆で描かれています。
この技法については、後日じっくりお伝えいたします。
アトリエひこは、大阪市にある知的障害のある人たちの施設。
現在14人が在籍していますが、
今回は、大江正彦さん、中正人さん、茶谷節子さん、金昌裕さんの4人の絵をセレクトしました。
独創的で人の心をわしづかみにする絵の数々です。
TIGRE BROCANTEは、福岡を拠点に多くのファンに発信するアパレルブランド。
デニムを主体とした大人のワークスタイルがコンセプト。
今回で3回めの企画展。
トラプリントシリーズをはじめ、定番、新シリーズのいろんなアイテムが勢ぞろいします。
今日はアトリエひこの茶谷節子さんの絵をご紹介します。
茶谷さんの作品は、定型ではない、横に細長い和紙に描かれています。
意図してそうされているのかどうかはわからないのですが、
そのカタチの中に、ゆるやかな時間の流れや茶谷さんの世界観が伝わってくるような気がします。
ホワ~んと胸が暖かくなるような、夢の中に出てくるような、そんな絵に見えます。
茶谷さんは、
1962年 大阪生まれ。
生後まもなくてんかん発作により、右半身マヒとなるが、
左手でなんでもこなす。
大阪教育大学附属特別支援学校卒業後15年間クリーニング工場で働き、
リストラ後38s歳よりアトリエひこで絵を描き始める。
祖父は富山の欄間職人だった。
根気のいる細かい描画や刺しゅうや1000ピースのジグソーパズルを難なくこなした。
数年前大きな発作が起こったのちは、無理をせず穏やかに過ごしている。
絵もどんどん軽やかに変化していった。
一昨年、母親が急逝。
母親が好きだった花や果物、一緒に暮らす3匹の犬など身近な題材を描き、
人生の辛苦とはうらはらに絵の中にはいつも多幸感が漂う。
大阪日曜画家展にて受賞多数。
『お花』
2003年制作
35cm×69cm
クレヨン・カラーインク/和紙
『鳥』
2006年制作
44cm×69.5cm
墨/和紙
『くま、はち、はちみつ』
2013年制作
42cm×62.7cm
顔彩/和紙
『きりん』
2014年制作
26.5cm×63cm
水彩クレヨン/和紙
明日、アトリエひこ・金昌裕さんのお母様が大阪から観にいらっしゃいます。
作者ご本人ではありませんが、お話をしてみたいという方、ぜひおいでくださいね。
ただ、開店から2~3時間ほどだけいらっしゃいますので、早めの時間にどうぞ。
さて、来月6日に予定しておりました『紅茶とスウィーツのマリアージュの会』ですが・・・。
諸事情により、残念ながら今回のイベントは中止・延期することとなりました。
すでに多くの方のご予約をいただいておりましたが、すでに各々にご連絡いたしました。
大変申し訳ございません。
なお、今回の会のために、中込さんと近田さんには、
何度も打ち合わせを行い、より精度が高くおもしろいものになるように詰めていただいておりました。
秋のスウィーツとお茶の内容でしたので、来秋にこの内容にて実現する予定です。
延期とは言え、1年先のことなので、また来夏頃、改めて日程などのお知らせをいたします。
何卒ご了承くださいませ。
さて、明日は月イチ『おばんざいランチ』の日。
まだお席がありますので、ご希望の方はご連絡くださいね。
空はどんより曇っていますが、
過ごしやすい気温になりました。
ぜひお出かけくださいね。
ではでは。
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