こんにちは。
涼しいですが、湿度が高いですね。
カラっと晴れた日はいつだったか忘れるほど、ずっと曇りか雨です。
ウチのケロッピ、夜になると鳴き声は聞こえますが、
ここ数日、いつもの門柱の穴にいなくなってしまいました。
大雨の夜、そこにナメクジがいるのを見ました。
それはそれで愛おしく思っていましたが・・・。
住処がネトネトになってケロッピが入れなくなったのでしょうかね。(苦笑)
メダちゃん(メダカ)たちはゲンキにヒュンヒュン泳いでいます。
今企画『TORA』展、終盤となりました。
残すところあと3日です。
明後日で終了します。
宮内知子さんは、京都で制作しています。
木で器を作る作家さんはたくさんいますが、
知子さんのはキュートな絵が象嵌という技法で漆で描かれています。
この技法については、後日じっくりお伝えいたします。
アトリエひこは、大阪市にある知的障害のある人たちの施設。
現在14人が在籍していますが、
今回は、大江正彦さん、中正人さん、茶谷節子さん、金昌裕さんの4人の絵をセレクトしました。
独創的で人の心をわしづかみにする絵の数々です。
TIGRE BROCANTEは、福岡を拠点に多くのファンに発信するアパレルブランド。
デニムを主体とした大人のワークスタイルがコンセプト。
今回で3回めの企画展。
トラプリントシリーズをはじめ、定番、新シリーズのいろんなアイテムが勢ぞろいします。
会期終盤にして、いまさらながらですが・・・。
”アトリエひこ”の大江正彦さんと中正人さんのプロフィールをご紹介していなかったことに気が付きました。(汗)
このお二人については、作品集が出版されています。
現在、販売しておりますのでお手にとってご覧くださいね。
まずは、大江正彦さん。
1963年大阪市生まれ。
ダウン症による重度の知的障害と重い心臓疾患のため、
家でじっとしていて楽しめることとして、
幼い頃より絵を描くことが生活の一部だった。
8歳で心臓手術を受けるまでは歩くことさえままならず、ずっと母親におぶわれていた。
養護学校卒業後も通える施設がなく、家で過ごし、
新聞紙にマーカーやボールペンで描くことを始める。
26歳のとき、京都府亀岡市のみずのき寮で日本画家の故西垣筹一氏と出会い、
さまざまな画材の手ほどきを受けてますます絵を描くことにのめりこんでゆく。
母親の尽力で30歳のときには自宅近くに、おなじような思い知的障害の仲間たちが集い、
共に創作活動をしていく”アトリエひこ”が開設された。
動物が大好きで、犬や猫、羊、鳥などをキャンバスいっぱいにアクリル絵の具で描く。
粘土による立体造形もやっていたせいか、
しだいにアクリル画は半立体化していった。
キャンバスに絵の具を筆で盛り上げて動物の躰をレリーフ状に盛り上げ、
さらにペインティングナイフで削るという作業を繰り返す。
動物をかわいがるようにいつも絵肌をなでている。
1点仕上げるのに2~3か月かかり、しようする絵の具の量は並大抵ではない。
元来カラリストであるが、使う色数もどんどんシンプルになり、
現在白い躯体にグリーンの背景に落ち着いている。
なお、ヒコさんについては、昨年の企画展の際、
お母さまとヒコさんについて詳しくご紹介したブログもご参照ください。
ヒコさんの作品集
ヒコさんの絵がジャケットになったCD
中正人さん
1961年大阪市に生まれる。
生後まもなく腰椎側弯症、脳性麻痺と診断される。
1967年大阪教育大学教育学部附属養護学校に入学。
以後卒業まで12年間楽しい学生時代を過ごす。
卒業後は障害者の授産施設で軽作業の仕事をする。
1994年アトリエひこに参加し、絵を描き始める。
木炭が好きで手も顔もそこら中真っ黒にしながら制作した。
徐々に腎臓の病が悪化し、絵が変化していく。
具象形が消え、鉛筆や黒いマーカーで塗り込まれた不思議な抽象形態が現れる。
大好きな釣りをしにいった海や川の風景らしいがわからない。
穏やかな風貌と性格であるが、身体の中は背骨がまさに龍のようにうねっている。
この背骨がもし正常ならば、足の大きさからしても190センチ以上の長身である。
奇跡的に治まっている背中の痛み、手の施しようのない腎臓結石の塊が画面上に物質化しただろうか。
2007年に施設での仕事をやめてからは、
アトリエで絵を描いたり魚釣りに行ったりゆったりとした生活を送っている。
中さんの作品集
さて、明日は月イチランチ『kiredo kitchen』です。
今月はカボチャ!
バターナッツが主役です。
ホオズキがよいアクセントとして登場。
いろんなハーブも使って、美味しいランチを提供します。
まだお席がありますので、
食べてみたい!という方は、予約のご連絡をくださいね。
お待ちしておりまーす!
。
来月の企画展のフライヤーがたった今届きました。
今日はこれらを三つ折りにして封筒に詰め、封をして数える地道な作業があります。
もし手伝ってもよいという方、
報酬は今日のケーキとドリンク、来月のカレーランチということで、
どなたかお声かけいただけると助かります。(汗)
どうぞよろしくおねがいいたします!
昨日、フルリールさんからいただいたダリア。
妖艶の美だ・・・。
楽しい週末の午後をお過ごしくださいませ。
ではでは。
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