10月フライヤー入稿完了(汗

こんばんは。

毎月毎月、苦労しているフライヤーの入稿。
何度やっていても、時間に余裕をもって予定をたてて原稿を作ればよいものを、
それができない。

今回もさきほどやっと入稿できた。
ふー。

それにしても遅い。今日は17日。

国語力の欠如で、自分の文章が稚拙で困る。

子供のころから絵本は好きだが、読書は嫌い。
絵本は観る。読んでいない。
大人になってからも、純文学も小説も読まない。

これには子供のころのちょっとしたトラウマに原因がある。

家の本棚に、“少年少女文学全集”というハードケースに入った分厚い本が
シリーズでズラっと並んでいた。

それらは、私が小学校に入学したくらいの頃からあった記憶があるが、

全く興味がなく本棚から取り出されることがなかった。

小学5年生の時、林間学校で高野山に行った。

その晩、夕食後、お寺の本堂に全員集まった。

大きなスクリーンが現れ、何かの映画を観るという。

なぜか“耳なし芳一”のアニメだった。

小学生の私には、その話と映像が恐ろしくて恐ろしくて震え上がった。

そして就寝時間となり、4人部屋の2段ベッドに横たわるも、
さっきの話が走馬灯のように頭に浮かびあがる。
なんと、怖くて泣き出した。
私が寝付くまで先生に横に寝てもらった。

小学5年生にしてはあまりの情けない思い出だが、本当に怖かったのだ。

時は流れて、18年前、娘を出産した日のこと。

大阪に帰省して出産するつもりだったが、

実家の近所の産院に予約するのが遅く(妊娠7か月頃)、受け入れを断られた。

結局、こちらで検診を受けていた産院に紹介状を書いてもらい、

実家の近くの公立の総合病院で出産することになった。

そこは古い病院で、いろんな科の病棟がある。

私が入院した日は、6人部屋に私ひとりだった。

出産直後で興奮していて寝られないどころか、

暗いトイレに行くのも恐ろしいし、
広い病室にたった一人でいるのも恐ろしい。

何度もナースコールし、
32歳のオトナが「怖いんですぅ。」と訴える。
数回は看護師さんもベッドまで来てくれたが、
いいかげん呆れられ
「もう、そんなに怖いんやったら、ナースセンターに来てちょうだいっ!」と言われた。
しかし、ものすごい貧血状態で立てない。

もう半泣きで必死でベッド上で耐えた。

とにかく、怖がりなのだ。

テレビで心霊なんとかの番組は絶対見られないし、

もちろんホラー映画も観たことがない。

本嫌いになったきっかけ。

それは小学6年生のころ。

ある日、なんとなく読書でもするかという気になり、
本棚から1冊取り出してみた。
本をケースから出してパラパラっとページをめくって目に飛び込んできたもの。

“耳なし芳一”だった。

瞬時にパタっと本を閉じ、ケースに入れて、本棚に戻した。

それ以降、本が嫌いになった。

そして今に至る・・・。

では。
おやすみなさい。

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