新企画『KNOT 7』展 3日め & 加藤仁志さんのオーバル皿 & ”はなう”小島祥シェフの『ワタリガニとヒヨコ豆のカレー』 & 明日『大人の書の会』

 

 

こんにちは。

 

 

 

曇り空の月曜です。

天気予報では異例の暖かさとのこと。

 

 

 

 

 

 

 

今月の新企画『KNOT 7』展、3日め。

 

 

作品から漂う凛とした空気。

フォルムの美しさ、肌のテクスチャ、手触りの気持ち良さ、しっとりとした落ち着き、・・・。

使っても飾っても、その場にムードをもたらすお二人の作品。

 

 

杉村徹さん

 

茨城県龍ヶ崎市で木の家具や器を制作されています。

ギャラリーテンの企画展でお世話になるのは8回め。

常に穏やかで冷静で優しい杉村さんは、出会って15年の今も全くお変わりありません。

テンでも私の自宅でも、杉村さん作品がいつも側にあり愛用しています。

 

杉村作品には長年のファンがたくさんいらっしゃいます。

ビシっと芯が通っていながら、クールな遊び心がかいま見える。

木の温もりを感じつつ彫刻のような生活の道具を使えるシアワセ。

 

最近杉村さんは立ちのある器(鉢状のもの)を作るのが楽しいのだそうです。

木の塊を彫り進めていくうちにオブジェのようなカタチになっていく。

それが器として使える。

手が自然とうごいていくのに任せてできるフォルムのバランス感度の高さにほれぼれします。

 

今回も、スツール、テーブル、壁の棚、器など、洗練された杉村さんの木工作品を展開。

サイズや材種のご注文も承ります。

ぜひご高覧ください。

 

在廊日:1日(土)・2日(日)

 

 

加藤仁志さん

 

岐阜県土岐市で生まれ育ち、現在もその土地で作陶されています。

真面目で誠実なお人柄は、作品そのものでもあります。

 

大阪芸術大学で陶芸を専攻し、卒業後、地元の土岐市立陶磁器試験場で2年間、

岐阜県の陶芸家のもとで1年半勉強したのち独立。

 

山に土を採りに行き、それらを砕いてふるいにかけて水に浸して粘土にする。

いまや、ほとんどの陶芸家が著書から粘土を買い求めるのがあたりまえですが、

土づくりから加藤さんのものづくりが始まるのです。

磁器に至っては薪窯で焼成。

 

カタチがシンプルで正統派。

用の器としてとても重宝します。

肌は、品のある粉引きや、クールな瑠璃釉、深みのある白磁、

どれも料理が美味しそうに映える器です。

オーソドックスが故に、その器に力がなければ安っぽくなってしまいがちですが、

加藤さんの器には何か色気のようなものが感じられ、そのものに確かな魅力を包容しています。

食卓に落ち着いたアクセントが加わります。

 

今回は初の加藤展。

カップ、皿、鉢、ポット、耐熱皿、土鍋、・・・などなど、300点の作品が勢ぞろい。

楽しんで器選びを!

 

在廊日:1日(土)・2日(日)

 

 

 

今日は、加藤仁志さんのオーバルの皿をご紹介いたします。

私が初めて買い求めた加藤作品は、このオーバルの皿でした。

一昨年、出張先の常滑のギャラリーで出会いました。

以降、カフェのランチなどで大活躍。

ジワジワとこの器の魅力に惹き込まれていき、

今回の展覧会の運びとなりました。

 

広めのリムが器としてのデザインや品格をアップさせています。

料理を盛る時もバランスがとりやすいです。

リム部が上がっているので、水分のある料理も受け止めます。

 

徐々に欠品してきています。

シリーズによっては、追加制作にかなりの期間を要するものもありますのでご了承ください。

 

 

3種類のほどよいサイズ展開。

下から

20cm×21cm 2592yen

26cm×19cm 3888~4320yen

30cm×21cm 4860yen

 

 

 

また、4種類の釉薬のシリーズがあります。

左上から時計回りに

瑠璃(るり)釉、粉引縞、粉引、薄水粉引

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今月のカレーや、先日の”はなう”さんでのディナーで、

このオーバルの皿で盛り付けた様子です。

う~ん、イイ感じ♫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今月の月替わり期間限定カレーランチは、『ワタリガニとヒヨコ豆のカレー』です。

12月1日(土)~8日(土)

 

今回は、ホキ美術館併設のイタリアンレストラン”はなう”のシェフ・小島祥さんのオリジナルカレー。

 

トマトベースのソースに14種類のスパイスとハーブ、

カニの他、海老や魚介のダシもプラスされています。

具材が溶け込んでいるので、ヒヨコ豆で食感をつけました。

チーズのクロッカンテ(カリカリチーズ)を添えて。

 

付け合わせは、『クラウティ』

キャベツを塩漬けにして発酵させたもので、いわゆる『ザワークラウト』。

 

ラストオーダー:4時 (ただし、品切れ次第終了します)
1000円

 

ぜひお召し上がりくださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、明日は、月イチカルチャー『大人の書の会』。

 

小筆で書く日常の書を習う講座。
きれいなだけではない、人柄を感じさせる、品のよさを感じさせる、
そんな“大人の字”を学びましょう。
講師:西尾修一さん
会費:2500円
要予約

 

参加ご希望の方は、本日17時までにご連絡ください。

 

 

 

 

 

 

本日もみなさまのご来店をお待ちしております。

 

 

 

ではでは。

 

 

 

 

 

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