新企画『KNOT 7』展 4日め & 杉村徹さんの壁の棚 & ”はなう”小島祥シェフの『ワタリガニとヒヨコ豆のカレー』 & 本日『大人の書の会』

 

 

こんにちは。

 

 

師走とは思えない暖かい一日になりそうです。

関西の方では夏日になるとか。(汗)

ワタクシ来週沖縄出張なのですが、暑くなりませんように・・・。(苦笑)

 

 

 

 

 

 

今月の新企画『KNOT 7』展、4日め。

 

 

作品から漂う凛とした空気。

フォルムの美しさ、肌のテクスチャ、手触りの気持ち良さ、しっとりとした落ち着き、・・・。

使っても飾っても、その場にムードをもたらすお二人の作品。

 

 

杉村徹さん

 

茨城県龍ヶ崎市で木の家具や器を制作されています。

ギャラリーテンの企画展でお世話になるのは8回め。

常に穏やかで冷静で優しい杉村さんは、出会って15年の今も全くお変わりありません。

テンでも私の自宅でも、杉村さん作品がいつも側にあり愛用しています。

 

杉村作品には長年のファンがたくさんいらっしゃいます。

ビシっと芯が通っていながら、クールな遊び心がかいま見える。

木の温もりを感じつつ彫刻のような生活の道具を使えるシアワセ。

 

最近杉村さんは立ちのある器(鉢状のもの)を作るのが楽しいのだそうです。

木の塊を彫り進めていくうちにオブジェのようなカタチになっていく。

それが器として使える。

手が自然とうごいていくのに任せてできるフォルムのバランス感度の高さにほれぼれします。

 

今回も、スツール、テーブル、壁の棚、器など、洗練された杉村さんの木工作品を展開。

サイズや材種のご注文も承ります。

ぜひご高覧ください。

 

在廊日:1日(土)・2日(日)

 

 

加藤仁志さん

 

岐阜県土岐市で生まれ育ち、現在もその土地で作陶されています。

真面目で誠実なお人柄は、作品そのものでもあります。

 

大阪芸術大学で陶芸を専攻し、卒業後、地元の土岐市立陶磁器試験場で2年間、

岐阜県の陶芸家のもとで1年半勉強したのち独立。

 

山に土を採りに行き、それらを砕いてふるいにかけて水に浸して粘土にする。

いまや、ほとんどの陶芸家が著書から粘土を買い求めるのがあたりまえですが、

土づくりから加藤さんのものづくりが始まるのです。

磁器に至っては薪窯で焼成。

 

カタチがシンプルで正統派。

用の器としてとても重宝します。

肌は、品のある粉引きや、クールな瑠璃釉、深みのある白磁、

どれも料理が美味しそうに映える器です。

オーソドックスが故に、その器に力がなければ安っぽくなってしまいがちですが、

加藤さんの器には何か色気のようなものが感じられ、そのものに確かな魅力を包容しています。

食卓に落ち着いたアクセントが加わります。

 

今回は初の加藤展。

カップ、皿、鉢、ポット、耐熱皿、土鍋、・・・などなど、300点の作品が勢ぞろい。

楽しんで器選びを!

 

在廊日:1日(土)・2日(日)

 

 

 

 

今日は、杉村徹さんの壁の棚をご紹介いたします。

杉村さんの作品と言えば、一番先にアタマに浮かぶのがこの壁の棚です。

ほれぼれするような美しい棚。

壁面が劇的に凛とした雰囲気になります。

洗練の極みだー!

 

 

 

スッキリとシャープにクールに壁に取りついている棚。

 

ジーっと凝視していると、

ヒトに見えてくる。

伊勢谷友介さんか・・・。

オカダカズチカさんか・・・。

は~、シュッとしてる・・・♡

 

 

 

ウォルナット

64800yen

 

クルミ

21600yen

 

サクラ

19440yen

 

サクラ

17280yen

 

 

凛々しい・・・♡

壁に落ちる影もステキです。

 

 

 

棚の横も縦も

正面にいくほど細くエッジが効いています。

コレがシャープなラインとなり、杉村さんの棚のクールな所以なのです。

 

 

 

 

 

 

横板が縦板に取りつくホゾとクサビが意匠のひとつになっています。

 

 

 

普通、壁に取り付ける棚には、

L字型の金具のようなもので支えることが多いですが、

杉村さんの棚は下から見ても横から見ても

何もムダな部材が見えません。

 

 

 

横板の左右の下端に欠きこみがあり、

壁に打った釘にカシャっとはめ込む仕掛けです。

 

 

 

ホームセンターなどで売っている”隠し釘”が最適。

虫ピンほどの細い釘にプラスティックの頭がついているもので、

家具や建築の場面で、部材を叩いて傷つけないよう、

打ち込んだ後に、アタマだけを飛ばしてスッキリ仕上げるための釘。

このアタマを飛ばさないでそこに棚の欠きこみを固定します。

釘穴も小さく壁を傷めないばかりか、

こんな細い釘でしっかり棚を支えます。

どんな壁でも、気軽に作り付けのような棚を楽しめますね。

 

 

 

 

 

 

 

今月の月替わり期間限定カレーランチは、『ワタリガニとヒヨコ豆のカレー』です。

12月1日(土)~8日(土)

 

今回は、ホキ美術館併設のイタリアンレストラン”はなう”のシェフ・小島祥さんのオリジナルカレー。

 

トマトベースのソースに14種類のスパイスとハーブ、

カニの他、海老や魚介のダシもプラスされています。

具材が溶け込んでいるので、ヒヨコ豆で食感をつけました。

チーズのクロッカンテ(カリカリチーズ)を添えて。

 

付け合わせは、『クラウティ』

キャベツを塩漬けにして発酵させたもので、いわゆる『ザワークラウト』。

 

ラストオーダー:4時 (ただし、品切れ次第終了します)
1000円

 

ぜひお召し上がりくださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただいま、月イチカルチャー『大人の書の会』のレッスン中。

 

小筆で書く日常の書を習う講座。
きれいなだけではない、人柄を感じさせる、品のよさを感じさせる、
そんな“大人の字”を学びましょう。

講師の西尾修一さんにより、興味深い書にまつわるお話は

大人の教養としてとても役に立ちます。

 

今月の講座では、

年賀状の書き方についても習います。

 

 

 

 

 

西尾さんが生徒さん方に差し入れしてくださったデッカい苺。

土気の”山崎農園”さんの苺です。

私の自宅から徒歩で行けます。

美味しいです♪

 

 

 

 

 

 

 

毎年11月になると”フルリール”さんにオーダーするリース。

今年は、緑の実モノで作ってほしいという希望に応えてくださり、

こんな素敵なリースができあがりました。

 

 

 

センダンの実とキリの花芽だけで構成されています。

だんだん黄色くなってくるそうです。

今年だけではなく今後も経年変化を楽しみます。

 

チョコレートコスモスもシックです。

 

 

 

 

 

昨日、”粉桜”の卵サンドの禁断症状が出て、

暇な時間に大急ぎで買いに行きました。

リカコさん、せっせとシュトーレンを焼いていました。

今年は150本ほど販売しているそうです。

 

 

 

 

 

 

 

今朝は曇っていましたが、日が差してきました。

暖かいしお出かけ日和です。

 

ぜひご来店くださいませ。

 

 

 

 

ではでは。

 

 

 

 

 

 

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