須田悦弘さん & 辰巳芳子さん

こんばんは。

今日は何もやらなければならないことのない休日。

行きたいところがいくつもあるが、
優先順位をつけ、友人Iさんと朝から出かけてきました。

まずは、千葉市美術館へ。
ずっと観たかった須田悦弘さんの展覧会。

実は先週土曜の“空間を見いだすこと”という須田さんの講演にも行きたくて
申し込むが定員オーバーで断念。

息を呑むような繊細な木彫。
学芸員の方から「撮影していただけます。」と言われたので、
少しだけスマホで撮らせていただきました。

漆の大きな盤の上に、ハス。
とても木を彫って作られたとは思えません。

「靴を脱いで入ってご覧ください。」と言われ、
この細い通路の先まで歩いていく。

美しい。
こんな近くから観ても木彫とは思えない。

裏側からも撮ってみる。
虫食いの穴や花びらのシワや葉脈もリアル。

作品そのものも大変見応えのある
見目麗しい作品ばかりでしたが、
展示方法が面白かったのです。
壁の上の方に生えたかのように突き出していたり、
浮世絵の展示ケースの中にそっと置かれたり、
誰も気が付かないような壁の隙間に植わっていたり、
・・・・・。

とてもすばらしい展覧会でした。

次に行きたかった映画が11時50分から。
その前に腹ごしらえをしなければならないが、
ゆっくり食べている時間もない。
美術館のエレベーターに乗ったら、
職員食堂(一般の人も入れる)のポスターが。
11時開店の5分前に一番乗りで入り、
食券を買いカウンターへ。

鶏の竜田揚げ定食、500円也。

チャチャっと食べて、
美術館から徒歩2分の千葉劇場へ。

天のしずく 辰巳芳子いのちのスープ

昨日、Iさんとのメールの中で、
千葉で辰巳さんの映画があることを知りました。

辰巳さんのドキュメンタリー番組は
過去にも何度かテレビで観たことがありました。

料理家・作家の辰巳芳子さん、
自然の恵みを丁寧に丁寧に調理するシーン、
手をかけて作られたスープの尊厳。

2時間の放映中、
ハッとさせられたり、
身につまされたり、
優しい気持ちになったり、
自身を律することを意識したり、
・・・・・
いろんな想いが胸の深いところへズーンときました。

千葉劇場では今月30日まで上映されるそうです。
ご興味のある方は、ぜひ行ってご覧になってくださいね。

劇場を出て、佐倉へ向かう。
ギャラリー“釉”さんで、
友人で陶芸家の高橋朋子さんの展覧会へ。
朋子さんも在廊していて、しばしおしゃべり。

そのあと、近くの“cafe Sucre”でブレイク。
北欧の雰囲気たっぷりのカフェでした。
Iさんが運転のお礼にとごちそうしてくれました♪

5時前となり外が暗くなり、帰路へ。

辰巳さんの映画を観て、
影響されやすい私は
今晩、“イノチのポタージュスープ”を作ろうと張り切っていました。
家に近くなるにつれ、
あのスープを作るには時間と心の余裕が足りないなぁと思いだし、
結局、豚汁を作りましたとさ。

さて、明日明後日は毎月恒例のsonoriteの日です。
今回のテーマ“冬支度”です。
どんな暖かアイテムが登場するのか楽しみです。

実はsonoriteがギャラテンに来るのは
今月と来月でおしまいなのです。
茨城・龍ヶ崎に実店舗が近々オープン予定です。
まだ日程が決まっていないようですが、
来年以降は、ぜひ龍ヶ崎のお店にも行ってみてくださいね。

そして!

明日と明後日、
現在WALL企画展中の松浦香織さんが在廊。
静岡から駆けつけてきてくれます。
ぜひ会いにいらしてくださいね。
チョーキュートな松浦さんがお待ちしています!

ではでは。

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