山岸厚夫さんの漆器の愛着 & ”はなう”小島祥シェフの『スペシャルイタリアンランチ』  & 明日『大人の書の会』 

 

 

こんにちは。

 

 

寒いです。

・・・が、夏の蒸し暑さを思えば100倍カイテキ♪

 

 

 

スタッフMが近所の公園で拾い集めて持ってきてくれたナンキンハゼ。

和のクリスマスだ。

 

 

 

 

 

FRANK』展、6日め。

 

12月は一年の最終月。

何かと気ぜわしいこの時季、

ちょっとゆっくり、リラックス。

堅苦しくないフランクな漆器やアクセサリーを年末だからこそ楽しみましょう。

 

 

 

福井・鯖江で漆器を作っておられる山岸厚夫さんとご長男・芳次さん。

山岸さんのテンでの企画展はこれで3回め。徐々に山岸さんの作品のファンの方が増えてきています。
漆器というと、扱いにくいとかお正月にしか使わないとか高価という理由で、他の陶器やガラス器や金属器などに比べて、
なかなか手が出せないという方が少なくありません。
山岸さんは自作の器を”ジーンズのような”と形容されます。
頑丈で傷がつきにくく普段用としてフランクに使える漆器を制作。
実は漆器は縁起物とも言われ、特に結婚祝いなどのギフトとして人気があるのをご存知ですか?
「割れにくい、冷めにくい、壊れにくい」・・・。なるほど!
もし結婚や子どもの器など、何かの人生のスタートの時に、ひとつ漆器を使い始めたとすれば、それは使いこまれるほどに、
年々よいアジを出し、万が一、擦り切れて剥げたとしても、また塗り直しその後も使い続ける。
漆器は人生とともに経験を重ね消耗しまた立て直してその後もずっと歩み続ける一生モノなのです。
現に私が20年ほど前に求めた山岸さんの大きな盆は昨年塗りなおしていただき生まれ変わりました。
ちょっと使って捨てるのではなく、大事に長く使い続けると愛着が生まれ、より大切にしようという感覚になります。
そんな器がいつも傍にあること、ステキだと思いませんか。 ぜひお気に入りの一点をお探しください。

 

在廊日:1日(日)

 

 

 

綿貫美代さんと後藤真志子さんと堀嘉子さんの3人のユニット”John”。

お三人とも70歳オーバーで、私の大大先輩でいらっしゃいますが、以前から公私ともに親しくさせていただいています。
この方たちのライフスタイルは、オシャレとかセンスがよいとかの薄っぺらい言葉では物足りません。
彼女らの暮らしを楽しむ心の持ちようが常にフレッシュで常に楽しそう。
どうやらお三人とも飽き性。次から次へと新しいことおもしろいことに移行していく。
そして、それぞれの個性でそれぞれのやりたいことを自由にやりそれぞれを認め合い干渉も馴れ合いもなくドライ。
三人三様、今回、各々の得意なことだけをアクセサリーに昇華します。
それらは細かい手仕事なのですが、堅苦しさが全くなく、優しいヌケ感があり、フランクなのです。
このことは、綿貫さん、後藤さん、堀さんご自身と完璧にリンクしています。
いつも自然体で、いつも好きなことを追い求め、ムリなく気を遣うこともなくただその時その時を楽しめるということ、
カンタンそうで意外と難しいと思うのですが、そこは長年人生を謳歌し続けた経験による懐の深さなのでしょう。
今回は、レース編み、フェルト、チェコビーズ、真珠などの、キュートなネックレスやピアスやブローチが勢ぞろいします。
パーティのみならず、ふだんにもラフにつけ、ウキウキ気分で過ごしましょう。
そして、絶大な魅力の作品とお三人に会いにいらしてくださいませ。

 

作家在廊日:1日(日)・3日(火)・4日(水)・9日(月)

 

 

 

 

今日は、山岸さんの作品が永く愛用できる塗り直しについて少しご紹介いたします。

 

 

まずは、こちらをご覧ください。

使いこまれた漆の器の数々。

 

ウチの近所にお住まいのMさんは、昔から山岸さんの漆器をたくさんお使いで、

先日、山岸さんが在廊された時にお持ちになったものです。

これらを福井の山岸さんの工房に送り、

塗り直しをして送り返していただくのです。

こうして、また永く永く愛用して、ずっとずっと大切に使い続けられる。

すばらしいことだと思いませんか。

 

 

 

 

 

 

Mさん、前回の山岸展の際は、入れ子になる応量器をご家族の数、お求めになりました。

漆器マスターです!

 

 

 

 

実は、私も20年ほど前に買った山岸さんの大きな丸盆。

ハゲハゲになってきて、2年前に山岸さんに塗りなおしていただきました。

現在、ほぼ新品状態です。

漆器は制作に気の遠くなるような多くの工程を経て作られるため、高価です。

でも、こうしてずっとずっと使い続けていくことができる、

しかも、使い続けることで愛着がわく自分だけの器となる、

そんな魅力を考えると、あまりにもリーズナブルな器だと思うのです。

 

左:新品、右:塗りなおしてもらった20年前のもの

 

 

 

 

 

 

 

12月1日(日)~8日(日) 『”はなう”がテンにやってくる!』スペシャルランチ

 

”ホキ美術館”併設のイタリアンレストラン”はなう”のシェフ・小島祥さんによるスペシャルランチ。

 

テンのキッチンにて小島シェフが美味しいお料理を作ってくださいます。

ぜひお召し上がりくださいませ。

 

 

 

12:00~、13:30~ 各時間帯10~12名
ご予約をいただいた方優先でお席を確保できますので、お決まりの方はご連絡をください。

また、後半の時間帯のお客様が多い場合、

前半のお客様に13:30でお席を譲っていただくことがありますのでご了承願います。

 

 

・前菜

『パルマ産生ハムとモッツァレラチーズ』

『米ナスのカポナータ』

『バッカラ マンテカート』(牛乳で煮詰めた干しタラ)

『イワシのインサオール』(イワシフライをマリネ+松の実・レーズン)

『レンズ豆のサラダ』

 

(器:内田鋼一さん)

 

(器:安藤雅信さん)

 

 

・スープ

『ヨータ』(ザワークラウトとウズラ豆のスープ)

 

(器:坂井千尋さん、内田鋼一さん)

 

 

・パスタ

『キタッラ グアンチャーレとカーボロネロのトマトソース』

(豚のホホ肉の塩漬けと黒キャベツ)

 

(器:小泊良さん)

 

 

今回のランチ2回めにいらした方に、

『ニョッキ チーズクリームソース』に変更。

 

(器:山岸厚夫さん)

 

 

・ドルチェ

『カンノーロ』

(シチリアのお菓子、リコッタチーズとチョコレートとドレンチェリー)

映画『ゴッドファーザー』では毒入りカンノーロで暗殺・・・という場面も。

 

(器:増田良平さん)

 

 

・コーヒー等

 

2500yen

12:00~、13:30~ 各時間帯10~12名

ラストオーダー 14:00

 

 

小島さん特製のスウィーツもぜひお召し上がりくださいね。

テイクアウトもどうぞ。

 

(器:中田篤さん)

 

 

今日現在の予約状況です。

ご希望の方はお早めに。

本日、お席をご用意できます。

今すぐお電話くださいね。

tel:0475-78-3068

 

  12:00~ 13:30~
1日(日) ×
2日(月) ×
3日(火) ×
4日(水)
5日(木)
6日(金)
7日(土)
8日(日)

 

 

 

 

 

明日は、月イチカルチャー『大人の書の会』の日です。

小筆で書く日常の書を習う講座。
きれいなだけではない、人柄を感じさせる、品のよさを感じさせる、
そんな“大人の字”を学びましょう。
 

参加ご希望の方は、本日17時までにご連絡くださいね。

 

 

 

 

 

 

毎年楽しみにしている展覧会。

千葉・長南町に江戸時代から伝わる郷土人形”芝原人形”。

12月13日(金)~22日(日)

縁起物展と称して、来年の干支、招き猫などたくさん出品されます。

私は芝原人形が大好きで50個以上持っていますが、

どれも癒される陶人形です。

 

 

 

場所は作家・千葉惣次さんのアトリエにて。

こちらのお隣にある”as it is”も大好きな場所。

こちらは金・土・日・祝のみの開館。

その曜日に行かれると二つ観られますよ。

 

 

 

昨年末に買った

今年の干支・イノシシ。

 

 

 

 

 

今夏、出版された『緑の家

錚々たる人気建築家の住宅の庭が紹介されています。

 

 

 

私の自宅の庭でお世話になった栗田信三さんのお宅とお庭が紹介されています。

栗田さんの造る庭は、雑木の庭。

作り込んだイングリッシュガーデンもステキですが、

自然にそこにあるがままのような、

でもしかし、きちんと計算された美しい庭なのです。

テンの本棚にありますので、ご興味のある方はぜひご覧になってくださいね。

 

 

 

 

 

 

今日もみなさまのご来店をお待ちしております。

 

 

ではでは。

 

 

 

 

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