こんばんは。
14日、今月の企画『FRANK』展が無事終了いたしました。
おいでいただいたみなさま、ありがとうございました。
今日は、『イタリア料理教室の会』を行いました。
”ホキ美術館”併設のイタリアンレストラン”はなう”。
今月1~8日まで、
はなうのシェフ・小島祥さんがテンのキッチンで、
スペシャルランチを作ってくださり、大好評でした。
ふだんは、はなうの閉じた厨房で料理されていますが、
今回、オープンなキッチンから、
小島さん方の料理や盛り付けの様子が見られて食べること以外でも楽しめました。
また、直に料理の感想を伝えられたり、質問してみたり、
お客様×シェフの交流が持てました。
そんな小島さんによる、
テン初のイタリアンの料理教室です。
家庭でできる美味しいイタリアンを作るコツとは?
あの”はなう”さんのお料理が自宅で作れるなんて嬉しいですね!
小島さんの丁寧で明解なデモンストレーション、
とてもわかりやすく勉強になりました。
和気あいあいとした雰囲気の中、みなさんからどんどん質問が飛び交いました。
時間のかかるものから順番に取り掛かり、
いくつかの料理を同時進行していきます。
以下、時系列順ではありません。
『サーモンコンフィ』
コンフィは低温のたっぷりの油でゆっくりじっくり煮るものだと思っていましたが、
目からウロコの技!
生サーモンをマリネ液に45分浸ける。
ジップロックにサーモン、にんにく、タイム、ディル、エクストラバージンオイルを。
お湯に浸けるとジップロックの中の空気を出しやすく真空に。
設定温度に保てる保温器。
45℃のお湯にジップロックを1時間湯煎。
氷水に。
イタリアンパセリのソース『サルサヴェルデ』
できあがり。
『トマトソース』
トマトの酸味のバランスを見極めるのが肝心。
”ムーラン”という濾す器具でピュレに。
滑らかなソースのできあがり。
この基本のトマトソースで、
オリーブ、ケイパー、アンチョビで『プッタネスカ』、
グアンチャーレ(豚のホホ肉の塩漬け)、ペコリーノロマーノで『アマトリチャーナ』、
イイダコなど『シーフードのトマト煮込み』、
・・・・・
などなど、アレンジいろいろ。
『スパゲッティ ポモドーロ』
できたトマトソースを使ってパスタに。
練った小麦粉をダイスと呼ばれるたくさんの穴から通す器械。
ブロンズタイプとテフロンタイプ。
茹でたパスタにソースを絡めるように少し煮る。
できあがり。
『アリスタ(フィレンツェ風 豚のロースト』
塊の肉の火入れがポイント。
金串で数か所穴をあけ、塩をまぶして冷蔵庫で寝かせる。
焼く2~3時間前に冷蔵庫から出し常温にもどし、胡椒を。
オリーブオイルに入れたにんにくが色づいたら、
ローズマリーで香りづけ。
豚肉を入れ、全体に焼き色を付ける。
肉の後、ジャガイモを炒める。
天板にジャガイモ、豚肉をのせる。
オーブンで80分ロースト。
オーブンから取り出した肉にアルミホイルをかぶせて20分ほど寝かせる。
キレイなピンク色。
『ブディーノ』
カラメルを作る。
鍋に生クリーム、
牛乳、
バニラビーンズを入れて
50℃に温める。
シノワで濾す。
アパレイユを流し入れ、50℃の湯煎しながらオーブンで20~30分焼く。
できあがり。
今、私は美味しいトマトソースが作れる気がする・・・(慢心)。
ご参加者のみなさんから、
次回の料理教室をリクエスト。
どうぞお楽しみに!
マネージャー・山崎さん。
おしゃべりしすぎて料理教室の邪魔をしないようにとバッテンマスクを。
あれほどおとなしい山崎さんを初めて見て笑えた。
もちろん、みなさんの試食の時間には、いつもの山崎さんに(笑)。
楽しそうに料理、盛り付けられたものは、
美味しさが増しますね~。
来月1月5日(日)~13日(日)、
また小島さんのスペシャルランチを提供いたします。
同じ期間に複数回いらっしゃる方には、違うお料理をお出しします。
ぜひお召し上がりくださいね。
おやすみなさい。
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