こんにちは。
ピーカンのよいお天気です。
清々しいですね。
今月の企画『colore』展、
会期後半になりました。
ピンク、ブルー、イエロー、ホワイト、ブラック、・・・
色と色のコンポジションがワクワクします。
明るいラテン気分で、イタリア語で色・colore。
寒い2月、カラフルな春を待ちましょう。
苫米地正樹さん
三重県四日市で作陶する苫米地正樹さん。
通称”べっちー”は、人たらし。
愛嬌たっぷり、マメでサービス精神旺盛で誠実。
気が付けば人の懐にフッと入っている。
一方、作品は、ビシっとキマった造形に墨色の貫入と鮮やかな色の対比は緊張感さえ感じられます。
べっちーが子どもの頃から好きなターコイズブルーの象徴とも言えるネイティブアメリカン(インディアン)を求めて、
最近、アリゾナのホピ族に会いに行ったのだそう。
フェニックス空港からパワースポットのセドナやルート66にある古い町並みが残るスタッフフラッグなど寄り道をして、
そこを抜けると広大な平原にまっすぐに伸びた道路をただひたすら走っていくと現れるのがメサという浸食された大地。
遠くから見ると山頂が平らな山に見えるメサ、それがホピ族の居留地。
ホピ族の陶器は、手びねりで作り野焼きしたもの。
表面はツルツルの石で撫でて仕上げ、そこに植物や動物の毛で作った筆で模様が描かれる。
また昔から守り続けられている儀式のニーマンカチーナというダンスを観たり、
現地の工芸品などにも触れ、お目当てのカチナドール(精霊の形の木彫人形)も入手でき、大満足の旅だったとか。
壮大な景色と伝統的な文化はとても心に残り、帰国して自分の生まれ育った四日市に何かないかと考えました。
萬古焼きの蚊遣り豚が四日市で生産量が多いことから、最近では知人の陶芸家やアーティストに声をかけて、
あの蚊遣り豚の形をそのままに、独自の個性を生かした作品の展示をするようになりました。
日本にある昔ながらのいろんなものを新しくアレンジして楽しくおもしろく後世に伝えられたらと考えているそうです。
プライベートでは趣味でアート作品を作っていて、それが何かは内緒ですが、気になる方は在廊日におたずねくださいね。
作家在廊日:1日(土)・2日(日)・3日(月)
ruinunoさん
三浦半島の最南端・三崎で”ruinuno”として、ストールを制作する大類尚子さん(以下ルイさん)。
お父様はアートディレクターの大類信さん。
彼の奔放で楽しそうに仕事をされている姿を見ながら育ったルイさん、自ずとアートを目指し東京造形大学に進学。
大学では織や染色などテキスタイルデザインを学ぶ。
ルイさんの卒業制作がある方の眼にとまり、デザイナー三宅一生率いる三宅デザイン事務所での勤務を経て独立。
ルイさんのストールは、軽くて薄くて暖かいウールガーゼの生地に、赤や黄色や水色などカラフル。
それらは接着剤も縫い目もないニードルパンチで生地に定着されたモチーフ。
一面に施されたいろんな色のモチーフは、巻き方によって表情を変え楽しくなります。
それらの色遣いは、三崎港の海や夜のネオンからインスピレーションを得るのだとか。
三崎で出会ったいろんなジャンルの人たちは、それぞれが自立し、確固たるアイデンティティを持ち、生き生きとしている。
そんな環境にいるとルイさん自身も刺激を受け、捜査う意欲が高まるのだと言います。
ルイさんは一見少女のようなキュートな女性なのですが、3人のお子さんの母。
母になる前までは、アーティスティックなモノづくりをしていたのが、
母になってからは、どこか気の抜けた柔らかな感じに変化。
今では、日本の希少な技術とコラボし、かつ大人の凛とした、上質に自分らしくまとうストールを目指して作っています。
今回、アート×クラフトなストールやアクセサリーが勢ぞろい。
どの色を選びますか?
作家在廊日:8日(土)
本日、ルイさんが三崎から駆けつけてくださいます。
ぜひ会いにいらしてくださいね。
今日は、べっちーの茶碗をご紹介します。
クールな抹茶碗、和室に並べています。
美しい作品、ほれぼれします。
ぜひ手にとってご覧くださいませ。
亞厘像椰茶碗(わんなり)
44000yen
inlay 茶碗(わんなり)
49500yen
inlay 茶碗(大市松)
49500yen
亞厘像椰茶碗(半筒)
44000yen
手奇茶素茶碗(わんなり)
33000yen
Stamp rock 茶碗
49500yen
亞厘像椰茶碗(平)
44000yen
今回のべっちー茶碗、
早速テンのカフェで使っています。
コレでカプチーノをお出ししています。
余裕のある時はリクエストにお応えしますのでお申しつけくださいね。
2月1日(土)~11日(火・祝) ただし3日(月)はkiredoのランチのため、お休みでした。
『”はなう”がテンにやってくる!』スペシャルランチ
”ホキ美術館”併設のイタリアンレストラン”はなう”のシェフ・小島祥さんによるスペシャルランチ。
テンのキッチンにて小島シェフが美味しいお料理を作ってくださいます。
ぜひお召し上がりくださいませ。
12:00~、13:30~ 各時間帯10~12名
ご予約をいただいた方優先でお席を確保できますので、お決まりの方はご連絡をください。
また、後半の時間帯のお客様が多い場合、前半のお客様に13:30でお席を譲っていただくことがありますのでご了承願います。
今回のランチセット
・前菜
『生ハムとキウイフルーツ』
『菜の花のマリネ』
『イイダコの煮込み』
『白インゲンマメのサラダ』
『アジのタルタル』
(器:中田篤さん)
(器:苫米地正樹さん)
今期ランチ6回めの方の前菜
(器:中田篤さん)
・スープ
『クスクス トラパネーゼ』
(器:長谷川奈津さん、山田義力さん)
今期ランチ6回めの方のスープ
『キノコいろいろスープ』with シゲルマツザキ
(器:内田鋼一さん)
・パスタ
『タリオリーニ ホタルイカとセルバチコ
ドライトマトのオリーブソース』
生パスタづくり。
麺が黄色いのは卵の色なのだそう。
平たいタリオリーニ。
(器:東直人さん)
(器:赤嶺学さん)
今ランチ2回めの方のパスタ
『カサレッチェ イワシとウイキョウ オリーブソース』
(器:竹村良訓さん)
今ランチ6回めの方のパスタ
『マッロレッドゥス アッラ カンピダネーゼ』
こうしていろんなタイプの生パスタを作るところを間近で見られるのは楽しいです。
3月27日(金)には、数種類のパスタを作るワークショップと試食の会を予定しています。
ご興味のある方は、この日を空けておいてくださいね。
(器:小泊良さん)
・ドルチェ
『苺のセミフレッド』
コチラ、イチゴと生クリーム、イタリアンメレンゲ(メレンゲに熱いシロップを加えたもの)を
型に入れて凍らせたものに、熱いベリーソースをかけたドルチェ。
(器:竹内陽子さん)
・コーヒー等
『ネルドリップコーヒー、紅茶』
(器:ラファエルナバスさん)
2,500yen
ご予約いただいた方を優先的にお席を確保いたします。
当日お受けできない時もありますので、
ランチご希望の方はご連絡くださいませ。
12:00~ | 13:30~ | |||
1日(土) | × | 〇 | ||
2日(日) | △ | 〇 | ||
3日(月) | ー | ー | ||
4日(火) | ○ | 〇 | ||
5日(水) | △ | 〇 | ||
6日(木) | △ | 〇 | ||
7日(金) | ○ | 〇 | ||
8日(土) | × | 〇 | ||
9日(日) | ○ | 〇 | ||
10日(月) | ○ | 〇 | ||
11日(火・祝) | ○ | 〇 |
本日、後半の時間でお席に余裕があります。
ランチご希望の方は、今すぐお電話くださいね。
tel:0475-78-3068
また、ランチセット以外にも、小島シェフオリジナルのスウィーツ4種をご用意しています。
これらはカフェでも、お持ち帰りでもどうぞ。
『フルーツタルト』
今頃、ふと気が付いたのですが・・・。
そう言えば、小島さんに
「2月の企画展は色がテーマなので、
カラフルなスウィーツを作ってほしいですねぇ。」とつぶやいていたのを
しっかり受け止め、カタチにしてくださっていたのです。
小島さん、黙っていろんな人のリクエストに応えてくださっているんだなぁ・・・。
大変なのに ありがたや・・・。
と、舌の根の乾かぬうち、もう既に次の無理難題なリクエストをしてしまっている(苦笑)。
『極柔ショコラ』
(器:井内素さん)
『スフォリアテッラ』
ナポリの焼き菓子。
セモリナ粉×水をベースに捏ねたものを薄く薄く延ばして
ラードを塗りながらクルクルと巻いて棒状に。
それを1センチ厚くらいにカットし、貝殻のようなカタチに手で成形。
内側に、リコッタチーズ、ドレンオレンジ、レモン、シナモン等を詰めて焼く。
パイのような生地は、サクサクというよりは、外側はパリパリで弾力と歯ごたえがあって美味!
コレ、クセになります♡
↓薄い生地をクルクルした年輪のようなものが見えますね。
テイクアウトはこの単品ですが・・・
カフェでお召し上がりの場合は、セミフレッドを添えてお出しします。
(器:苫米地正樹さん)
ただいま、月イチカルチャー『大人の書の会』のレッスン中。
小筆で書く日常の書を習う講座。
きれいなだけではない、人柄を感じさせる、品のよさを感じさせる、
そんな“大人の字”を学びましょう。
次回は、3月3日(火)と8日(土)を予定しています。
ぜひご参加くださいね。
ただいま、
カフェでは書の会、
キッチンでははなうのみなさんがランチの仕込み、
今日もにぎやかな一日になりそうです。
爽やかな晴れの土曜日。
ぜひお出かけくださいませ。
ではでは。
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