こんばんは。
3月の催しのお知らせです。
◎3月1日(日)~14日(土) 『KIRARA』展
キラキラ眩く輝く磁器とガラス。
美を愛でる春の展覧会をお楽しみください。
高橋朋子さん
高橋朋子さんとは長いおつきあい。
まさに才色兼備を絵に描いたような女性です。
そして朋子作品もしかり。
凛とした美しさの中に知性と品性をはらんでいます。
ここのところ、次々と工芸の世界で受賞を重ね、飛ぶ鳥を落とす勢いの朋子さん。
そこから社会的な評価を意識し始め、
自身の学びへの欲求、よりよいものを生み出していくことへの想いが高まったのだそう。
美術館や気になる展覧会にはなるべく足を運び、古美術の鑑賞会などにも通っています。
陶芸の仕事と大きくかけ離れていないけれど、自分の小さな守備範囲を超えて
様々なものを五感で味わう時間が大切だと感じ、忙しいながらもっと外に出る機会を作りたいとのこと。
最近、水や光や月などを特に近しいものと感じ、
それらの自然の印象を作品の中にとりこんで制作を続けています。
自分の感覚で楽しく作ること、
その流れで、いろんな金属箔を取り入れる試験や、造形を探る作業に取り組んでいます。
作品ひとつひとつ、丁寧に向き合えるような関わり方をし、
今まで以上にさらによいものにしていきたいと言います。
ある人々の空間の中で、または暮らしの中で、そして掌の中で使いながら愛でるものであってほしい。
そんな朋子さんの、見目麗しい器やオブジェやアクセサリーが勢ぞろいします。
ぜひご高覧くださいませ。
作家在廊日:1日(日)、8日(日)、14日(土)
戸田晶子さん
体育大学で舞踊を専攻していた戸田晶子さん。
将来はダンサーになろうと思っていました。
卒業後、ダンスをしながらアルバイトをする生活を数年、何か心は満たされず悶々としていたところ、
石の彫刻をしている従妹から「ガラスをやってみたら?」と促され、
早速本屋で関連書を買ってみてビビっとくる。
まずは都内の講座に通い始め、初めて表現物としてのガラスの魅力に引き込まれました。
ガラス、特に吹きガラスには、ダンスと同様、身体性を感じると言います。
呼吸、リズム、バランス、力の抑揚、空を切る感覚、カタチへの追及、・・・・・。
美大を出たわけではないけれど、体感として、ダンスとガラスの共通の美意識が妙に腑に落ちる。
やきもの、金属、木、漆、石、石膏、布、・・・・・のあらゆる工芸品の中で、
晶子さんにとってはガラスという素材は、時間や広さを超えた世界観、
もっと言えば宇宙が感じられる素材だったのです。
そして、晶子さんの手によってなされたあまりにも美しい作品をじっと眺めていると
その宇宙に吸い込まれるような気さえします。
2年前に工房を築きました。
ガラスの工房は一年のうちの少しの期間以外は24時間ずっと焚き続ける炉を維持していく大変さがあります。
襟を正し気を引き締め、これから突っ走るという意気込みが感じられ、
とびぬけた美を見せてくれることでしょう。
作家在廊日:1日(日)、7日(土)、8日(日)、14日(土)
◎3月27日(金)10:00~13:30 『手打ちパスタの会』
”ホキ美術館”併設のイタリアンレストラン”はなう”のシェフ・小島祥さんによるクッキング。
ここ数回、大好評にてリクエストにお応えしたイタリアンの料理教室です。
家庭でできる美味しいイタリアンを作るコツとは?
あの”はなう”さんのお料理が自宅で作れるなんて嬉しいですね!
今回は、伝統的なイタリアンパスタの実践教室。
小島さんの指導の下、パスタを作ってみませんか。
講座概要
・パスタのお話
・3種のパスタづくりのワークショップ
『じゃがいものニョッキ』(イタリア全土)
『ピチ』(トスカーナ州)
『オレキエッテ』(プーリア州)
・各々で作った3種のパスタはお持ち帰り
・上記3種のパスタ、それぞれに合うソースで試食。
ソースの解説・レシピ。
会費:6000yen (要予約)
定員:16名
持参:エプロン、タオル等
◎3月28日(土) 18:00~20:30 『ワイン会』
”ホキ美術館”併設のイタリアンレストラン”はなう”さんでは、
毎月、イタリアのいろんな地方にフォーカスしたワイン会が行われています。
11月、12月、1月、2月に引き続き、3月もテンでワイン会を行います。
はなうさんのワイン会、興味はあるけど敷居が高くて・・・と躊躇されている方、
敷居フラット(!)なテンでのカジュアルなワイン会にご参加になりませんか?
マネージャー兼ソムリエ・山崎秀樹さんによる
楽しく軽快なワインのレクチャーを聴きながら、ワインを楽しみましょう。
シェフ・小島祥さんによる美味しいお料理をいただきます。
左:山崎さん、右:小島さん
<概要>
・ワイン:『イタリア北部のお料理とワイン』がテーマ。
前回からの3回シリーズ・・・。
イタリア20州を北部・中部・南部に分けて、
それぞれ、特徴のある食材、調理方法、ワインをピックアップ。
シリーズ第二弾は中部にフォーカスします。
・料理:ワインに合うおつまみ数種類、はなう自家製パスタ、プティデザート、コーヒー
・会費:7000yen(要予約)
・定員:max 16名
◎3月3日(火) 10:00~12:00
3月7日(土) 10:00~12:00 『大人の書の会』vol.61
小筆で書く日常の書を習う講座。
きれいなだけではない、人柄を感じさせる、品のよさを感じさせる、
そんな“大人の字”を学びましょう。
講師:西尾修一さん
会費:2500円
要予約
◎3月8日(日)10:00~12:00 『楽々日本史(近・現代史)の会』vol.43
大人の教養として、もう一度日本史を学んでみませんか。
今と未来を意識した日本史の講義。
今回のテーマは、
”条約改正と朝鮮の動乱”
明治政府は二つの課題をいかに対処したか!
講師:齋藤永良さん
会費:1500円
要予約
◎3月11日(水) 9:30~11:45 『薬膳料理教室の会』vol.59
薬膳は、中医学に基づき、生薬を使ったものだけではなく、
選んだ穀物・野菜・肉・魚・乳製品等を材料として料理。
心身ともに健康、病気の予防、回復、保健を目的とした食事。
ひいてはアンチエイジングにつながります。
薬膳のエキスパート・田村直美さんによる料理のデモンストレーションと講義の後、
台湾茶とともに試食します。
今回のテーマは”デトックスして身体も気分も軽くする春の薬膳”。
木の芽も伸びて緑が美しくなるころは、
身体も気血の巡りをよくして、のびのびとさせるのがよいとされます。
春野菜の辛味が持つ発散(汗)効果と、
苦みが持つ不要なものを降ろす効果(排泄)で身体も気分も軽くしましょう。
毎回、充実と満足の内容の薬膳料理教室、
ためになる情報がたくさんで、しかも美味しい。
ぜひご参加くださいね。
講師:田村直美さん
会費:4000円
要予約
◎3月4日(水) 9:00~10:20(中級クラス)
10:30~11:50(初級クラス) 『からだで覚える英語の会』vol.44
”いざという時に堂々と話せる英語を楽しくカラダで覚えましょう”がコンセプト。
好奇心旺盛・チャレンジ精神旺盛な小川洋子さんの
長い海外生活での豊富なおもしろエピソードを題材に、
”読む・書く”英語から”聴く・話す”英語を体感しましょう。
ネイティブスピーカーならではの表現や使い方も教わります。
洋子さん専門のアロマ・呼吸法を取り入れ、リラックスしながら楽しいレッスンを!
毎回、一回完結の内容です。
単発でも連続でもご参加いただけます。
英語が全く苦手という方対象の初級クラス、
英語で日常会話をもっと流暢にという方対象の中級クラスの2クラス編成です。
講師:小川洋子さん
会費:2500円
定員:各会max6名
要予約→各会先着6名まで
◎3月1日(日)~10日(火)
ただし2日(月)(kiredo kitchen)・7日(土)(おばんざいランチ)のため、お休みです。
『”はなう”がテンにやってくる!』スペシャルランチ
”ホキ美術館”併設のイタリアンレストラン”はなう”のシェフ・小島祥さんによるスペシャルランチ。
テンのキッチンにて小島シェフが美味しいお料理を作ってくださいます。
ぜひお召し上がりくださいませ。
12:00~、13:30~ 各時間帯10~12名
ご予約をいただいた方優先でお席を確保できますので、お決まりの方はご連絡をください。
また、後半の時間帯のお客様が多い場合、前半のお客様に13:30でお席を譲っていただくことがありますのでご了承願います。
ランチセット
・前菜数種
・スープ
・パスタ
・ドルチェ
・コーヒー等
2,500yen
ご予約いただいた方を優先的にお席を確保いたします。
当日お受けできない場合もありますので、
ランチご希望の方はご連絡くださいませ。
12:00~ | 13:30~ | ||
1日(日) |
はなう |
× | 〇 |
2日(月) | キレド | ー | ー |
3日(火) | はなう | 〇 | 〇 |
4日(水) | はなう | 〇 | 〇 |
5日(木) | はなう | 〇 | 〇 |
6日(金) | はなう | 〇 | 〇 |
7日(土) | おばんざい | ー | ー |
8日(日) | はなう | 〇 | 〇 |
9日(月) | はなう | 〇 | 〇 |
10日(火) | はなう | 〇 | 〇 |
◎『kiredo kitchen』
世界各国の珍しい野菜を年間に約150種類を育てる農家kiredoのランチです。
栗田貴士さん自ら、自作の野菜を一番おいしく調理します。
今回は・・・
3月は春を迎える月ですが、野菜で言うと美味しい冬野菜が名残惜しくなる季節。
そんなわけで、食べたら名残惜しくてため息が出るような美味しい冬野菜が満載のメニューにします。
ビーツやゴールデンラーパ(黄金カブ)、リーキやちぢみほうれんそうなどの甘味が強い野菜に、
プチヴェールやラディッキオロッソなどの苦味と甘味が同居した野菜まで、
これでもかとたくさん食べていただきます。
キレドでないと出せない味になると思います。お楽しみに!
12:00~、13:30~ 各時間帯10~15名
ご予約をいただいた方優先でお席を確保できますので、お決まりの方はご連絡をください。
ランチセット(前菜・スープ・パスタ・コーヒー):1,500yen
◎3月12日(木)
『おむすびランチ・おむすびテイクアウト』
大好評”おむすび茶屋 さつき”さんの美味しい美味しいおむすびです。
宮下治子さんは、千葉県香取郡神崎にある酒蔵”寺田本家”に勤めながら地域の生産者さんたちと知り合っていきました。
2年前に独立し”さつき”を立ち上げました。
食をとおしての人生体験や様々な人々との出会いを通じて、
そして、田畑(大地)に触れ、料理は命そのものであり、
食べることの喜びと、食の産み出す無限の力を表現・追求していきたい。
そんな治子さんは、小さなキッチンカーでおむすびの出張販売、
旬の料理教室を営むようになりました。
治子さんのおむすびは、
太陽・大地・海の恵みが、お米一粒一粒で結ばれ、まさに命のご馳走。
生産者さんたちが丹精込めて作った魚やおかかや手作りの具、
白米や玄米、お好みに応じてホッコリ結びます。
塩:自然海塩
海苔:有明産
味噌:こうざき自然塾の熟成発芽玄米麹味噌
酒粕:寺田本家の熟成酒粕
椎茸:西伊豆産の干し椎茸
昆布:こんぶ土居の真昆布
鰹節:タイコウの一本釣り鰹節
他具材:全て国内産、添加物を使わず手間ひまかけて作っています。
治子さんのおむすびをランチ@カフェで、
テイクアウトで ご提供いたします。
なお、いずれもご予約をいただいた方に優先して提供。
(当日の飛び込みだと食材不足でお断りすることもありますので、ご予約を!)
カフェでのランチは、
お好みのおむすび、漬物、吸物のセットで、おむすび代金+350yen
12:00~、13:30~で、定員が各10~15名でご案内。
テイクアウトは、
お好みのおむすびをパックします。
テイクアウトのお受け取りは当日16:30まで。
予約方法は、以下の(白米 or 玄米)×具材の組み合わせ、
各々の個数をお選びください。
A:白米
B:玄米(プラス50yen)
a:鯖香熟漬→350yen(玄米+50yen)
越田商店の40年熟成漬汁に漬けた鯖は臭みがなく豊かな風味。さつき一番人気。
b:蕗の炊き込みご飯→350yen
鰹と昆布出汁と油揚げのコクで蕗をふんだんに焚き上げました。
春の香りが口いっぱいに広がります。限定30個。
c:梅とおかか→300yen(玄米+50yen)
昔ながらの酸っぱさ、しょっぱさ。樽の中で3年熟成した梅干と
鰹目利き職人のタイコウさんが厳選する一本釣り鰹節をふんわりむすびます。
カフェでのお召し上がりの味噌汁と漬物のセットがおむすび+350円となります。
また、テイクアウトの6個入りの箱をご希望の方は50円いただきます。
予約例
カフェで食事(12:00~)→ B×a×1個、B×d×1個
テイクアウト→ A×a×2個、B×c×1個、B×d×3個、・・・。受取予定時間も。
メールにてご連絡ください。
なお、必ず確認のメールを返信します。
返信がない場合は、再度メールかお電話をいただけますようお願いいたします。
◎3月7日(土) 『おばんざいランチ』
喜屋武小夜子さんと小川洋子さんのユニット”teamBB”によるお料理。
現在80歳以上の人たちが昔当たり前のように作っていた日本の伝統食を
小夜子さんと洋子さんが丁寧に正直に作ったものを食べていただくことで伝承していこうというランチです。
献立のベースは”まごはやさしい”。
ま→豆
ご→ゴマ
は→わかめなど海藻
や→野菜
さ→魚、海老など
し→椎茸などキノコ
い→芋
一本釣りのカツオの漁獲量は今では全体の1%に満たないそうですが、
そのカツオの鰹節でとる出汁は一味も二味も違います。
また、旬の有機野菜や旬の確かな食材、
手作りや昔からの製法にこだわった発酵食品や発酵調味料を使います。
素材が良さを活かしたシンプルな創作おばんざい料理です。
2000yen (15食限定、要予約)
ランチは基本的に予約制です。
特に、午前中のカルチャークラスにご参加の方のランチのご予約はお早めにお願いいたします。
ご興味のある催しにぜひおいでくださいませ。
ではでは。
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