小旅行 in 大分・福岡

 

 

こんばんは。

 

 

 

異例の暖かさが続いていますね。

 

 

17日から3泊で大分に行ってきました。

あちらこちらの作家さんを訪ね、

あちらこちらに気の向くまま行き、

あちらこちらに美味しいものを食べに行き、

中身の濃い4日間でした。

記録のため、このブログに綴りますが、

長ーくなります(汗)。

 

 

 

17日

 

 

自宅の最寄駅・土気からリムジンバスで羽田へ。

朝の通勤時間で周辺の道路が激混み。

いつもなら、土気から高速インターまで20分くらいのところを55分かかる(汗)。

飛行機の時間に間に合うか焦るも、

女性運転士さん、ぶっ飛ばして羽田に予定時間より10分遅刻だけで無事到着。

 

4年前、大分に行った時の惨事(!)が思い出され、

また今回も何かあるかとビビりました(苦笑)。

大分初日→

大分二日め→

 

 

 

おんせん県・大分♨

 

 

 

ロビーに大きな絵。

翌日アポをとっている人の絵にびっくり!

 

 

 

空港でレンタカーに乗り込み、

まずはお昼ご飯を食べようとリサーチしていたお店に行くも休日。

次なる候補のお店に行くも、またまた休日。

コロナの影響で営業日時の変更があるようで残念。

 

 

お腹はすいたけど、どうしても行きたい”高崎山自然動物園”へ。

無類の猿好きの私、この日が楽しみすぎて、数日前からワクワクしていました。

こんなにものすごい数のおサルを間近に見てひとり大興奮。

気がつけば顔がニヤケている。

大満足のひとときでした♪

 

 

 

 

 

 

時間が中途半端にあり、

翌日予定していた別府の観光”地獄めぐり”へ。

 

鉄輪(かんなわ)の典型的な湯けむりの風景。

 

 

 

チケット売り場で尋ねると、

7つの地獄めぐりの所要時間は少なくとも3時間くらい。

すでに夕方で、閉園まで1時間半しかない。

翌日までチケットが使えるというので、とりあえず入園。

 

おサルに興奮してお腹がすいていたのを忘れていた。

とりあえず、地獄蒸しプリンで空腹を紛らす。

 

 

 

いたるところにツワブキの黄色い花が咲いていました。

 

 

6月に天国にいったワンコのフルの小さい骨壺とともに

地獄めぐりをする。

 

 

ほぼ小走りにて大汗かきながら1時間半でコンプリートしました(汗)。

 

 

 

 

別府駅前のホテルにチェックイン。

最上階の眺めのよい部屋。

別府の街や湾が見渡せます。

 

 

 

旅の楽しみは食の楽しみ。

いくつか行きたいお店があったが、

ベスト3の予約が取れず、

この夜はホテル内の”油屋熊八亭”さんにて食事。

このあと、ゆっくり温泉に浸かりおサルのことを思い出しながら就寝。

 

 

 

 

 

18日

 

 

アラームで朝6時半起床。

美しい朝日に心癒される。

 

 

 

朝食はホテル内にある”BOLD KITCHEN”で、

地獄蒸しごはん。

竹工芸が盛んな別府ならではの、

竹のインテリアがステキでした。

 

 

 

車に乗り込み、大分市にある北村直登さんのアトリエへ。

 

数か月前、千葉のショッピングモールをウロウロしていて

私の目をロックオンしたスマホケースがあった。

それが北村さんの絵との出合い。

帰宅してネットで調べたら、

テンションが沸騰するほど好きな絵!

すぐにメールをして、今回、突撃した次第です。

 

いろいろ話をし、北村さんの絵の世界もさることながらご本人もおもしろい人でした。

 

サッカー選手になるべく突き進んできた北村さん、

高校時代はブラジルにサッカー留学し、

大学時代にサッカーを断念する。

傷心で街中をウロウロしている頃、

あるスナップ写真が”メンズノンノ”誌でグランプリに選ばれることから、

ホリプロのオーディションを受けるよう勧められる。

当日、演技テストで履いていたパンツが破れるというアクシデント。

パンツを買うため入った吉祥寺の服屋さんの隣に、ドキっとした絵があった。

瞬間、就職しないで絵を描こうと思い立った。

 

素人ながらも毎日楽しく絵を描き続け、

時折くる波にチョンと乗る感じでどんどん世界が広がって今に至る。

サッカー経験からなのか、

メンタルはタフ、やってダメなら止めればよい、前進あるのみという、

潔さと勢いが感じられました。

人との出会いや関係を大切にし、

作品力×人力×ひととなりが人気の秘密なのだと確信しました。

 

 

 

6年前にフジテレビで放送されていたドラマ”昼顔”。

私は見ていなかったので北村さんにきいて初めて知ったのですが、

その登場人物が画家という設定で、

北村さんの絵が採用され、

当時はものすごい量の絵を描いたのだそう。

 

そして、大分空港で見た絵も北村さんの作品だったのです。

他にもいろんなメディアやメーカーとのコラボ作品を発表し、

飛ぶ鳥落とす勢いで活躍中。

 

 

 

北村さんは、とにかく毎日たくさん絵を描き続ける。

多くのことをやり遂げることが、作家としての自信につながると考え、

そのことはやはり、アスリートが筋トレを続けて体を作っていくことと同様なのでしょう。

 

ウチのワンコ・フルがいなくなって5か月が経つ今も、

ずっと心の深い傷が癒えない・・・。

北村さんにフルの絵を描いてもらえることになりました。

来年4月の会期で、

小高善和さんとの2人展で、多くの原画をご紹介します。

どうぞお楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

 

大分県立美術館”へ。

宇治山哲平さんの展覧会。

ミュージアムショップでは北村さんの作品も少し扱われていました。

 

 

 

 

大分市から別府市に移動。

 

 

 

 

ランチは、”胡月”さんの別府冷麺。

15分ほど待つ。

初めて食べたが、コシのある太麺、あっさり味で美味しい。

 

 

 

 

別府ロープウェイ”で、標高1500メートルまで行く。

晩秋の美しい景色を見ながら山頂へ。

 

 

山頂、霧で数メートル先は何も見えず。

そして寒い。

 

山頂での七福神めぐりは視界が悪くできず、

目の前の神社で手を合わせ、

すぐにロープウェイで下山。

 

 

 

スピカ”さん、”BEPPU PROJECT plattform4”、

2か所行ってみたが、どうやらお休みのようでした。

残念。

 

 

6年前にも行った”グリーンスポット”さんへ。

コーヒー、美味しい。

 

 

 

翌朝のごはんに。

”友永パン屋”さんへ。

レトロなパン屋さんが新鮮。

 

 

 

 

夕食まで少し時間がある。

別府の夕方の海景を楽しむ。

水面がピンクに染まって癒される。

 

 

 

 

大分県立美術館のはす向かいにある”なか邑”さんへ。

北村アトリエのスタッフさんのおすすめ。
お酒を飲みたい、別府から大分市まで電車で行こうか迷うが、
日中、雨が降ったり止んだりだったので、車で行く。
カウンターで、若い大将と話をしながらの美味しいごはん。
行ってから、ウニとイクラと白子が苦手と伝えると、それらが出される予定だったとのこと。
急遽、お料理を違うもので供される。
驚きのコスパのよさ♪
次回の大分の旅でも必ず食事に行きたいお店となりました。
あん肝
菊芋揚げ
鯛のおつくり
ノドグロの炙り
カニと松茸のグラタン
ノンアルビールを飲み干し、次の飲み物を迷っていたら、
ノンアルワインの白と赤、好きなだけどうぞとサービスされる。
豊後牛の朴葉味噌焼き

 

〆鯖サンド

 

酒粕の入ったチーズケーキもゴチになる。

 

 

 

ホテルに戻って温泉に浸かり、

部屋でかぼすハイボールを飲みながらまったり。

 

 

 

 

 

19日

 

 

朝6時半にアラームで起き、

日の出を見る。

心が洗われる想いがする。

 

 

 

前日に買ったパンを食べる。

サクっと準備をして車に乗り込む。

 

 

 

 

別府インターから高速に乗り、

SAで由布岳を見上げる。

真っ青な空とのコントラストがくっきり。

 

 

 

 

福岡圏うきは市、大村剛さんのアトリエへ。

大村さんとは14年ぶりの再会。

当初は、まだ独身で多治見で作陶されていました。

すっかりナイスミドルになった大村さんとしばし話す。

来年9月、テンにて展覧会予定。

どうぞお楽しみに!

 

 

 

 

大村さんの自作ドリッパーでコーヒーを淹れていただく。

 

 

 

大村さんのアトリエから車で15分。

1年おきに企画展でお世話になっている関昌生さんのお店”四月の魚”へ。

定休日でしたが開けてくださる。

こちらには3~4回目の訪問。
コロナやお互いの子どもの話をしばし。
来年11月、また関さんの展覧会を予定しています。
お楽しみに!

 

 

 

 

うきはには、おもしろいお店がいくつか増えて楽しいエリアになっていました。

MINOU”さん、”reed”さん、”ぶどうのたね”さん、”日月窯”さんをチラっと見てまわる。

 

 

 

 

車でうきはのお隣・大分県日田市へ。

 

 

待望の日田焼きそばを食す。

私の焼きそば史上、富士宮焼きそばとタイの日田焼きそば。

久しぶりのコレ、美味しかったー♪

 

 

 

 

テンの企画展でも何度かお世話になっている三苫修さんのアトリエへ。

三苫さんの工房、3度めの訪問。

・・・が、何か違うと思ったら、近所にお家と工房を新築し引っ越されたとのこと。

 

 

 

コーヒーを淹れてくださる。

いろいろ世間話をする。

相変わらず国内外での展覧会に忙しい様子。

テンでは3年後の予定。

お楽しみに!

 

 

 

 

別府に戻る。

前回の大分入りで行けなかった望月通陽さんの美術館”サリーガーデン”へ。

閉館時間に間に合うか、一か八か日田から高速をぶっ飛ばしてギリ間に合う(汗)。

カフェでブレイク。

 

今回、別府に”柳屋”さんという望月さんプロデュースのお宿があることを知る。

その中に、イタリアンレストランがあることも知る。

宿泊は予約していたホテルがあるので叶わなかったが、

食事だけでもと思うも予約が取れず・・・。

次回、リベンジ。

 

 

 

 

 

 

いったんホテルの部屋に戻り、

小一時間、休憩。

また車に乗り込み、10分ほどのSホテルへ。

アズーリ”さんにて19時半から食事。

 

 

 

 

 

 

 

食事の途中から大雨が降ってくる。

ホテルのものすごいイルミネーションに負けず劣らずの

稲光の中、車に乗るや否やバケツをひっくり返したような豪雨。

 

 

 

 

 

20日

 

 

アラームで6時半起床。

厚い雲がかかる中、朝日を拝む。

前の晩、疲れてすぐに寝てしまったので、

朝から温泉に浸かりリフレッシュ。

 

 

 

チェックアウトし、空港に向かう。

車で15分ほど走ったところで、部屋に忘れ物をしたことに気づく(汗)。

急いで戻れば間に合うが、ホテルに電話をして自宅に送ってもらうようお願いする。

 

 

レンタカーを返し、空港へ。

大分での最後のごはんは美味しいものを食べたい。

空港内の”宙”さんでお寿司。

コロナで開店時間が遅くなっていて、

飛行機の時間に間に合うか不安ながら、

大将のご厚意でフライングで入店し、次々と注文しいただく。

活きが良すぎて歯ごたえのあるネタを噛む噛む噛む。

関サバも食べられて満足。

いっぱい食べすぎてレジで目が飛び出る(苦笑)。

 

 

 

 

 

 

・・・とまぁ、

4日間だとのんびり旅行ができるなぁと思っていましたが、

結局いつもの弾丸ツアーとなりました(汗)。

羽田からのリムジンバスの中、爆睡、無事帰宅しました。

 

 

 

 

 

 

はー、書いた(汗)。

 

 

 

おやすみなさい。

 

 

 

 

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